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地域ささえあいネットワ-ク作りに向けて
-CBRセミナー・ワ-クショップ-報告書

はじめに

当協会では、CBRに関して世界的に著名な方々を講師に招いて講演を中心とするセミナーを開いて参りましたが2014年は白河市にて白河市地域自立支援協議会と西白河自立支援就労支援部会のご協力を得て開催いたしました。

CBRはアジアなどの途上国で行われるアプローチと考えられていましたが、少子高齢化にともなう地域の課題が山積している日本にこそ重要な考え方ではないかと考え、日本の地域福祉とCBRをいっしょに考えるセミナーを開催して参りました。

2012年には東近江市から講師を招き、日本の伝統的価値とCBRで経験豊富なピーター・コールリッジさん(英)を招いてのセミナーの開催。2013年にはバングラデシュのナズムル・バリさんを招いて、名古屋市近辺で活躍する福祉や地域づくりの4つの団体の協力を得て、講演とCBRマトックス使用のワークショップの開催いたしました。

2014年に白河市でCBRセミナーを開催した背景には、当協会がJICA(国際協力機構)から委託をうけて実施している国際研修のプログラムの一部の受け入れ先として、福島県泉崎村にある社会福祉法人こころんさんにご協力いただいたことから、今回の実施につながりました。

今回はインドからマヤ・トーマスさんと名古屋にある一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト代表理事の渡辺ゆりかさんをお招きして、「地域ささえあいネットワーク作りに向けて」というテーマでCBRセミナー・ワークショップを開催しました。

ご協力くださった皆様には心から感謝申し上げます。

またご後援いただきました全国生活共同組合連合会様にも御礼申し上げます。

ここに報告書にまとめましたのでご高覧いただければ幸甚でございます。

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
会長 炭谷 茂
2014年12月末