音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

国際セミナー報告書
エンパワーされた障害のある人が地域を変える!

司会 皆さん、今日はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございます。まず事務局の連絡をいたしたいと思います。資料の中にアンケート用紙と発表者のパワーポイントのコピーが入っています。英語の資料にはパワーポイントも中に入っています。アンケートはセミナーの最後にご記入いただき、受付に提出ください。それから同通のレシーバーを持っていらっしゃる方は必ずテーブルに置いてお帰りください。以上、よろしくお願いします。それでは開会の挨拶をいたしたいと思います。公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会国際部部長上野よりご挨拶させていただきます。

上野 皆さんこんにちは。本日は私ども主催の「エンパワーされた障害のある人が地域を変える」というセミナーにご参加くださり、ありがとうございます。私どもはこれまでCBRがCBIDへと、より多くの人が地域で関われるようなアプローチに変わってきたことを取り上げて、多くの方にご紹介するというセミナーを10年以上前から続けて参りました。CBRを知れば知るほど、CBMという国際NGOの存在が非常に大きいということに気がついて参りました。CBMというのはドイツに本部が置かれている国際NGOで、途上国やアジアの国でも非常に長く障害のある人の生活向上と権利の獲得のために活躍している団体です。以前からCBMの方をぜひ日本に紹介したいと思っていたところ、今回それを実現することができ、皆様にご紹介できますことを心から喜んでおります。本日は講師に、CBMのフィリピンから広域地域で活動されているコーディネーターのバーニー・マクグレードさん、地域コーディネーターとして活躍されているアーリー・オカシオネスさんのお2人を迎えております。

プログラムの流れをご説明します。前半にお2人の講演を1時間ほど聞いていただきます。通訳は同時通訳で行います。その後、3つのグループに分かれてグループディスカッションをしていただきます。ご案内についてはまた詳しく差し上げたいと思います。今日はフィリピンを中心とするコミュニティ開発についてお話しいただきます。日本では開発といいますとちょっとなじみがないかもしれませんけれども、フィリピンではどんなふうに行われているのか。大変面白いお話しが聞けるのではないかと期待しております。それでは皆さん、5時半まで長い時間になりますけれども、ごゆっくりお楽しみいただき、発言の機会も取ってありますので、ぜひ思う存分しゃべっていっていただけたらと思います。これにて挨拶に替えさせていただきます。

司会 上野さん、ありがとうございました。次に講演会に移ります。バーニーさん、アーリーさん、どうぞお入りください。それでは上野さんよろしくお願いいたします。