堺市 第2次障害者長期計画
ひとりひとりが”生き活き”と輝いている暮らしをめざして
平成8年3月
堺市
第4部 計画の施策体系
保健医療
課題
(1) 早期発見早期医療の充実 | 1. 妊産婦対策の充実 2. 障害乳児のフォロー体制の充実 3. 乳幼児健康審査の充実 4. ハイリスク児の健診体制の充実 5. こどもリハビリテーションセンターと保健医療機関との連携強化 6. 成人病予防と早期治療の充実 7. 精神保健対策の充実 8. 難病対策の充実 |
(2) 障害者の健康管理、健康増進策の充実 | 1. 障害者健康診断体制の整備 2. 健康教育・健康相談の充実 3. 在宅障害者の訪問指導等の充実 4. 障害者の健康づくりへの支援 |
(3) 医療サービスの充実 | 1. 医療機関の利用しやすい環境づくりの促進 2. 市立堺病院の障害者対策の充実 3. 障害者歯科診療の拡充 4. 医療費の公費負担及び助成制度の実施 5. 障害者のニーズに応じた緊急医療体制の確保 6. 在宅医療サービスの充実 7. 老人保健施設の整備促進 |
(4) 地域リハビリテーションの拡充 | 1. 障害の発生から社会復帰に至る相談、援助システムの構築 2. 地域におけるリハビリテーションの機会の確保 3. 精神科デイケア、ナイトケア事業等の充実 |
育成教育
課題 | 具体的方策 |
(1) 就学前障害児に対する育成施策の充実 | 1. 早期療育システムの整備 2. 療育の場の拡充 3. 療育内容の充実 |
(2) 学校教育における障害児施策の充実 | 1. 就学指導および養護教育相談の充実 2. 養護教育内容等の充実 3. 養護教育等に関する教員研修の充実 4. 福祉教育・交流教育の充実 5. 高校進学への配慮 6. 学校施設の改善ならびに設備の充実 |
(3) 地域における障害を持つ児童・生徒の健全育成 | 1. 地域活動への参加の促進 |
雇用就労
課題 | 具体的方策 |
(1) 企業等就労の促進 | 1. 啓発活動の充実 2. 職業リハビリテーションの充実 3 授産施設等から企業就労へのチャンネルづくり 4. 本市における障害者雇用の拡充 |
(2) 自営業等の支援 | 1. 自営業、在宅就労、内職への支援 |
(3) 福祉的就労への支援 | 1. 福祉的就労の場の整備 2. 福祉的就労の質的向上と安定化対策 |
(4) 就労支援施策の拡充 | 1. 就労障害者の生活支援の充実 2. 就労(雇用)継続のための支援 3. 就労の場の拡大 4. 通勤アクセスの整備 |
地域生活
課題 | 具体的方策 |
(1) 相談体制の充実 | 1 相談窓口の拡充 2. 相談機能の充実 3. 各相談機関の連携強化 4. 緊急時(24時間)の相談体制の整備 |
(2) 在宅福祉サービスの充実 | 1. ヘルパー、ショートステイ、デイサービス等の充実 <ホームヘルパー> <ガイドヘルパー> <ショートステイ> <デイサービス> <入浴サービス> <給食サービス> <総合的なサービスの提供> |
(3) 自立生活支援の充実 | 1. 生活の場の整備 2. 日中活動の場の整備 3. 援助体制の整備 4. より快適な日常生活に役立つ機器、用具の充実 |
(4) 住宅の整備促進 | 1. 障害者が暮らしやすい住宅の供給 2. 障害者の住宅改造への支援 |
(5) 経済生活安定のための支援 | 1. 所得保障の充実 |
(6) 災害や災難から障害者の生命財産を守るための施策の充実 | 1. 防災対策の充実 2. 緊急連絡(通報)体制の確保 3. 財産保全、権利擁護システムの研究 |
まちづくり
課題 | 具体的方策 |
(1) 物理的バリアフリー | 1. 民間建築物の整備改善の促進 2. 本市公共施設の整備 3. 本市既存施設の改善 4. 整備された施設や設備の活用 5. 「みんなにやさしいまちづくり」の理念に基づく面的整備 6. 福祉まちづくり環境整備要綱の適切な運用の確保 7. 利用施設等におけるユーザビリティの確保 |
(2) 心のバリアフリー | 1. 市民の理解と協力による福祉のまちづくりの推進 |
(3) 移動体策の充実 | 1. 駅舎における垂直移動体策の促進 2. 低床バス等の導入の促進 3. 鉄軌道整備の障害者、高齢者等対策の検討 4. 障害者等の外出支援の充実 |
(4) 通信手段の確保 | 1. 聴覚障害者等の通信手段の確保 |
社会参加
課題 | 具体的方策 |
[参加] | - |
(1) 場の提供の工夫・拡大 | 1. 活動施設・場所の整備 2. 活動機会の充実・支援 3. スポーツ・レクリエーション活動の支援 |
(2) 情報の提供 | 1. 情報提供主体の多様化・相互化 2. 提供手段と内容の拡充 |
(3) 社会活動へのアクセス支援 | 1. ガイドヘルパー等の充実 2. コミュニケーションサービスの拡充 3. ボランティアの育成 4. 各種施設の利用促進 |
[啓発] | - |
(4) 啓発先の一層の拡大 | 1. 啓発先の拡大と活性化 |
(5) 啓発内容の多様化 | 1. 啓発活動への当事者参加の促進 2. 体験(共同体験)を通しての理解の促進 3. 講演会、映画などによる啓発活動の充実 4. 広報・マスメディアによる啓発活動の充実 |
(6) 地域での交流による理解の促進 | 1. 地域行事や活動への障害者参加の促進 |
主題: 第2次障害者長期計画
発行者: 堺市民生総務部
発行年月: 平成8年3月
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