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堺市 第2次障害者長期計画

ひとりひとりが”生き活き”と輝いている暮らしをめざして

平成8年3月

堺市

第6章 社会参加

<ひとりひとりがいきいきと輝いている暮らし>

(1) 場の提供の工夫・拡大

1.活動施設・場所の整備

[基本的方針]
 障害者が集い、意見や情報を交換するためのネットワークの拠点施設を整備するとともに、参加しやすい活動の場の整備充実を図ります。

(具体的取組)

(障害者情報センターの整備)
 福祉会館において福祉機器の展示をはじめ、ビデオライブラリー、パソコン通信等を活用した情報交換の場や憩いの場等をもつ多目的エリア(オープンスペース)として(仮称)障害者情報センターの整備を検討します。
基本プランの検討・設計
実施
実施
(障害者福祉センターの整備)
 障害者の自立生活を支援し、障害者が日々つどい、憩える場を提供し、社会参加を促進するための拠点施設として、(仮称)障害者福祉センターの整備について検討します。(再掲)
調査・検討
検討
整備
充実
(「国連・障害者の十年」記念施設の建設促進)
 障害者の文化活動と交流の場として、本市泉ケ丘地区に“完全参加と平等”の実現へのシンボル的意味をもつ国立の「国連・障害者の十年」記念施設の早期建設を促進します。(一部再掲)
促進
実現
(地域での活動スペースの確保)
 障害者等にとって、レクリエーション・文化活動をはじめ様々な活動を通して、人々と出会い、交流し、情報交換のできる日常的な憩いの場を、支所ブロック単位で既存施設の活用を含め検討します。
検討
充実
充実


2.活動機会の充実・支援

[基本的方針]
 障害者の活動機会の拡充を図るとともに、参加するための諸条件を整備し、障害者の社会参加を支援します。

(具体的取組)

(企画への当事者参加)
 障害者に関する講座・研修の実施に当たって、企画段階での当事者参加に努めるとともに、アンケートなどによるニーズ把握を行い、よりニーズに適った講座・研修の実施に努めることにより、障害者の参加の促進を図ります。
 <障害者市民講座>
 <障害者の日のフェスティバル>
 <ろうあ者教室>
実施
(芸術活動への参加促進)
 障害者作品展への参加を奨励するとともに、市民芸術察等への障害者参加の促進について検討し、条件整備を進めます。
検討・条件整備
実施
実施
(視覚障害者等の美術等鑑賞機会の確保)
 美術館等公共文化施設の整備にあたっては、視覚障害者等についても鑑賞等の機会が提供できるよう、その方策について検討します。
検討
実施
実施
(障害者(児)福祉センター事業の充実)
 堺市社会福祉協議会障害者(児)福祉センター事業の充実と、障害者のニーズにあった講座の開催を促進し、活動機会の拡充を図るとともに、学習研修の場の積極的提供を行います。
ニーズ把握
場の提供検討
事業実施
事業実施
(行事開催に当たっての障害者配慮)
 障害者の社会参加を促進するため、講演会、講座、行事等の開催にあたっては、聴覚障害者の参加に対応して、手話通訳者や要約筆記者の配置、視覚障害者の参加については、点訳資料等の準備に努めるとともに、アクセス等に配慮した会場の設定に努めます。
実施
(資格制限規定等の見直し)
 障害を理由とする不合理な各種の資格制限規定や公共サービスの利用制限規定等について点検し、必要な見直しを行います。
検討
実施
実施
(障害者団体活動への支援)
 市が障害者を対象に実施している事業のうち、障害者団体への委託によって、より効果的な事業の実施が期待できるものについて、積極的に委託をすすめ、障害者の自立と社会参加の促進を図るとともに、障害者団体の活動の活性化を図ります。
検討
実施
実施
(ふれあい基金の充実)
 堺市社会福祉協議会の行う地域福祉活動助成事業(市民が自主的に取り組む福祉活動に対する助成事業)に対し、堺市地域福祉推進基金(ふれあい基金)の運用益による補助を充実します。また、補助枠の拡充を図るため、基金の充実に努めます。
充実
充実
充実
(講師派遣事業の優先枠の設定)
 障害者の自主活動グループの育成を促進するため、市民グループヘの講師派遣事業において障害者優先枠を継続します。
実施
(聴覚障害者の参加申し込みの配慮)
 文化・スポーツ活動等の参加申し込みについては、電話とファックスの併用による受付けを行います。
実施
(ボランティアによる支援)
 障害者の社会参加を支援するボランティアの育成を促進します。また、ボランティア相談の質の向上と強化を図り、ボランティアグループの育成と支援を促進します。
 <社会福祉協議会ボランティア育成援助事業>
研修事業計画
グループ支援
研修充実
事業実施
事業実施
(地域行事への障害者参加の促進)
 各地域における自治会行事等への障害者参加を促進するため、堺市自治連合協議会等を通じて、必要な配慮を要請します。
要請


3.スポーツ・レクリエーション活動の支援

[基本的方針]
 体育館、公園等スポーツ・レクリエーション施設の整備・拡充を推進するとともに、障害者の利用に配慮した施設・設備の整備を行います。また、スポーツ指導者等の養成、障害者スポーツ大会等への支援、地域スポーツ大会への障害者参加の促進等により、障害者のスポーツ・レクリエーション活動の振興、普及を図ります。

(具体的取組)

(障害者のスポーツ振興)
 障害者スポーツ・レクリエーション活動の指導者を養成するため、体育協会会員、ボランティアスポーツ指導者、体育指導委員等を対象に研修会を開催します。また、障害者スポーツ等指導者の育成、組織化を図ることにより、障害者スポーツ大会等への支援体制を整備するとともに、障害者のスポーツ振興のための中核的組織の育成、支援に努めます。
研修会開催
中核的組織化の検討
支援体制整備
(身体・知的障害者のスポーツ大会)
 障害者スポーツ大会の競技種目、大会運営等について検討し、参加者の拡大を図ります。
検討
実施
実施
(精神障害者のスポーツ大会)
 「ソーシャルハウスさかい」が主催する精神障害者を中心とした青空運動会をボランティアと協力しながら支援していきます。
支援
(野外活動施設の整備)
 本市の既存野外活動施設(鉢ケ峰青少年キャンプ場、東吉野キャンプ場、日高少年自然の家)の整備を進め、障害児(者)の利用の促進を図ります。また、現在計画中の総合野外活動施設の設置に当たっては、障害児(者)の利用に十分配慮された施設整備に努めます。
施設整備
同上
総合野外施設設置
(障害者等に配慮した公園整備)
 緑に囲まれた安全で快適な環境の中で、障害者、高齢者等ハンディキャップのある人に野外活動の機会を提供するとともに、すべての人々が交流し、ふれあえるレクリエーション活動の場として公園を整備します。また、障害者、高齢者をはじめすべての人が楽しめる運動施設や遊器具等の研究、整備に努め、健康運動の場として公園の整備を進めます。(再掲)
整備促進
(スポーツ・レクリエーション施設等のバリアフリー)
 スポーツ・レクリエーション施設等の新設、改築に際して、ハートビル法、大阪府福祉のまちづくり条例、市福祉まちづくり環境整備要綱による指導を行うとともに、福祉のまちづくりの理解と協力の下に、障害者のユーザビリティに配慮した施設整備を促進します。(再掲)
促進

(2) 情報の提供

1.情報提供主体の多様化・相互化

[基本的方針]
 障害者への情報提供主体の多様化を図るとともに、障害者自身による情報発信機会を設けることにより、障害者のよりニーズに適った情報の提供に努めます。

(具体的取組)

(障害者情報センターの整備)
 福祉会館において福祉機器の展示をはじめ、ビデオライブラリー、パソコン通信等を活用した情報交換の場や憩いの場等をもつ多目的エリア(オープンスペース)として(仮称)障害者情報センターの整備を検討します。(再掲)
基本プランの検討・設計
実施
実施
(ボランティア活動を通じた情報提供)
 社会福祉協議会、校区福祉委員会等の機関紙を活用して、地域での活動者(校区福祉委員会、校区在宅ボランティア、ボランティア)への情報提供を行い、ボランティア活動等を通じた障害者への情報提供の充実を図ります。
実施


2.情報提供手段と内容の拡充

[基本的方針]
 多様な情報提供手段の活用を図りながら、障害者への情報を充実するとともに、特に、コミュニケーションに障害をもつ視覚・聴覚障害者等への情報提供等についての配慮に努めます。

(具体的取組)

(視覚・聴覚障害者への広報による情報提供)
 「広報さかい」による情報提供として、視覚障害者に向けて点字版、テープ版を充実するとともに、ラジオ番組の充実を図ります。また、聴覚障害者には手話ビデオ版全作品へ動画の挿入を行い、障害者がより関心を持てる情報づくりに努めます。
ラジオ番組の充実、点字・テープ版充実
全作品動画挿入
(市政情報コーナーでの情報提供)
 各支所に市政情報コーナーを設置し、市民がより身近な所で行政情報を得られる体制を整備するとともに、誰もが利用しやすいように福祉機器等の設置や福祉サービスの実施により、障害者等への情報提供機能の拡充を図ります。
 <拡大読書器、カセットテープレコーダー等機器の整備>
 <点字案内表示、朗読テープ・点字資料コーナーの設置>
整備・設置
充実
(市政情報センターでの情報提供)
 市政情報センターと各支所市政情報コーナー間等のコンピューターネットワーク化の検討をすすめ、相互の情報交換の迅速、緊密化を図ることにより、情報提供機能の充実を図ります。
検討
ネットワーク化
(パソコン通信等による情報提供)
 パソコン・ワープロ通信による行政晴報提供ネットワークサービス(O-NET24)を活用し、本市の情報提供の充実を図ります。
実施
(点字図言館と公共図書館との連携)
 公共図書館、点字図書館相互で資料検索が可能となるよう機械化(オンライン)をすすめるとともに、新刊書等の点字目録を作成し、地域の図書館において朗読テープ・点字本等の貸し出し、返還ができるよう連携をすすめ、視覚障害者等の利便の拡大を図ります。
検討・調整
一部実施
検討・調整
一部実施
実施
(音訳協カ者の養成及ぴ活動支援)
 朗読テープ・対面朗読サービスの充実に向け、点字図書館において、音訳協力者(朗読・校正)を養成します。また、朗読テープの量的拡大と公共図書館等での対面朗読サービスの拡充を図るため、「対面朗読用ブース」を設置するとともに、音訳協力者の活動を支援します。
要請・支援
要請・支援
設置
要請・支援
(図書館サービスの充実)
 障害者の図書館利用の促進を図るため、視覚障害者や高齢者が利用可能な大型活字本の充実を図り、拡大読書器を設置し、車いす利用者の閲覧スペース(机・イス)の確保に努めます。また、対面朗読サービス、FAXサービス、手話対応の充実を図ります。
平成17年度目標
 対面朗読サービス
  • 全区域館(6館)実施
  • 平成7年末現在実施1館
 FAXサービス
  • 全館(分館含む)実施
  • 平成7年末現在実施5館
 拡大読書器
  • 全館(分館含む)設置
  • 平成7年末現在実施2館
 大型活字本
  • 平成7年末現在約2000冊
充実
充実
充実
(障害者への施設利用情報)
 障害者の公園等施設利用を促進するため、視覚障害者用点字リーフレットの作成に努めます。また、障害者と健常者がともに利用できるような情報形態などの工夫について調査研究し、施設利用に関する情報の充実に努めます。
調査研究
実施
実施

(3) 社会活動へのアクセス支援

1.ガイドヘルパー等の充実

[基本的方針]
 一人で外出が困難な重度障害者等の外出時における介助等の支援体制を充実し、社会的活動の促進を図ります。

(具体的取組)

(ガイドヘルパー)
 視覚障害者ガイドヘルパー、車いすガイドヘルパー、知的障害者ガイドヘルパーの充実を図ります。(再掲)
平成17年度必要予測派遣時間数  174,000時間
平成6年度派遣回数視覚・車いす・知的ガイド  53,783時間
充実
充実
充実


2.コミュニケーションサービス(点字・手話通訳・要約筆記等)の拡充

[基本的方針]
 視覚・聴覚障害者等コミュニケーションに障害をもつ人に対し、社会生活を支援するために必要なコミュニケーションサービスを提供するとともに、その拡充を図ります。

(具体的取組)

(公文書の点訳化等)
 公文書の点訳化を推進するとともに、点字文書での申請の受理について検討し、実施に努めます。
点訳化の拡大
申請受理開始
申請受理開始
(通知文書の点字化)
 視覚障害者への水道料金等の通知について点字化を図るとともに、各種通知についても、点字化の拡大に努めます。
点字化拡大
(点字の普及)
 点字の市民各層への拡大を図るため、点訳協力者養成講座以外に点字講座を行うとともに、学校等団体に対して点字板等の貸し出し、点訳協力者の講師派遣を行い、「点字」の普及に努めます。
講座実施
福祉機器貸出
講師派遣
(手話通訳者の養成・派遣)
 手話通訳者の拡充を図るため、手話講習会事業を充実します。また、手話通訳派遣体制を充実し、派遣制度の充実に努めます。
養成講座充実
派遣体制充実
派遣制度充実
(要約筆記者の養成・派遣)
 聴覚・言語障害者に対するコミュニケーションの確保を図るため、要約筆記者派遣事業を充実するとともに、その養成に努めます。
   
 <中途失聴者社会参加促進事業>
養成講座実施
派遣制度検討
一部実施
派遣拡大
派遣制度実施
(公衆ファックスの設置)
 本市中核的施設に公衆ファックスの順次設置を図ります。
 平成7年末現在設置箇所1か所(福祉会館)
 <本庁、各支所、堺病院他> (再掲)
設置
(手話、点字等の職員研修)
 障害者への窓口応対の円滑化を図るため、窓口担当職員に重点を置いた手話、点字等による応接研修の実施を図ります。
検討
実施
実施


3.ボランティアの育成

[基本的方針]
 障害者の社会参加を支援するボランティアの育成・充実を図るとともに、地域における活動拠点の拡充を図ります。

(具体的取組)

(ボランティア研修)
 ボランティア研修において障害者との交流プログラム、社会活動参加支援のためのプログラムを設定し、需給情報の提供やボランティア拠点の拡充等により、障害者の社会活動参加への支援を促進します。
 <ボランティア育成援助事業>
プログラム研究・情報提供
事業実施・拠点拡充
事業実施
(堺女性夫学ポランティア講座)
 堺女性大学において、福祉ボランティアコースを設け、点字講座、手話講座、介護者養成講座を実施し、障害者の社会活動へのアクセス支援を図ります。
実施
(コミュニティ施設の整備)
 各小学校区に、文化の向上と福祉の増進に寄与するためのコミュニティ施設として1校区1会館の地域会館を整備し、地域のボランティア活動拠点としての活用の促進を図ります。
整備・活用の促進


4.各種施設の利用促進

[基本的方針]
 障害者の文化・スポーツ活動等における社会参加の拡大を図るため、市立施設等の利用を促進します。

(具体的取組)

(施設利用情報の提供及ぴ減免措置等)
 障害者の文化・スポーツ・レクリエーション面での社会参加の拡大を図るため、公的施設の利用情報の提供を充実するとともに、必要に応じて市立有料施設の減免措置等の充実に努めます。
調査・検討・実施
充実
充実
(施設の優先申込等)
 障害者の社会参加を促進する観点から、市立施設の利用申込に際しては、アクセス等を考慮して障害の状況に応じた必要な配慮を行うとともに、障害者団体の主催する各種大会等必要な場合は優先申込みの設定に努めます。
調査・検討・実施
充実
充実

(4) 啓発先の一層の拡大

1.啓発先の拡大と活性化

[基本的方針]
 障害及び障害者についての正しい理解に向けた啓発活動を市民各層へ拡大するとともに、障害者問題を自らの問題として主体的に取り組む啓発指導者を地域において育成し、地域全体への啓発活動の浸透を図ります

(具体的取組)

(啓発活動の充実、地域への浸透)
 民間組織との連携を図りながら、全市民を対象にした啓発事業及びイベントの実施をはじめ、企業、宗教団体等への啓発の充実を図ります。また、各校区から推薦されている人権教育推進協議会の校区推進委員と連携をとるとともに、活動拠点の確保を図り、校区代表者(自治会)を中核にすえた地域に根差した啓発活動の促進を図ります。
年間計画策定
実施
実施
(啓発誌等の発行)
 障害者問題の正しい理解の普及のため、啓発誌等の発行を行います。
  1. 「しあわせをめざして手をつなごう」 24,000冊教職員、市職員、各種研修受講者等へ年1回発行
  2. 「しあわせ」(人権啓発ニュース)  100,000部PTAへ年3回発行(一部再掲)
実施
(堺女性大学福祉講座)
 堺女性大学福祉講座において、障害者福祉についての啓発の充実に努めます。
実施

(5) 啓発内容の多様化

1.啓発活動への当事者参加の促進

[基本的方針]
 障害者間題に関わる啓発活動について、当事者の参加の促進を図るとともに、啓発事業等の企画について障害者の参加を図っていきます。

(具体的取組)

(企画への当事者参加)
 「障害者市民講座・障害者の日フェスティバル」等について企画段階からの障害者参加を促進するとともに、内容の充実を図ります。(一部再掲)
実施
(啓発事業への当事者参加)
 啓発事業の企画に当たっては、障害者が参加しやすい配慮を行うとともに、障害をもつ人が主体となるイベント・講座等の一層の充実を図ります。
計画立案
実施
実施


2.体験(共同体験)を通しての理解の促進

[基本的方針]
 障害者と実際に交流し、触れ合う機会を拡充し、また、障害の疑似体験等を通じて市民の障害者理解の促進を図ります。

(具体的取組)

(文化活動における交流の促進)
 市民芸術祭、市主催の文化的行事等様々な文化活動や鑑賞の場における参加・交流の機会を拡充することにより市民の障害者問題についての正しい理解と認識を深めます。
拡充
(スポーツ活動における交流の促進)
 スポーツ大会等においてニューーミックスダブル(障害者と健常者のダブルスペア)種目などの取り入れを促進することによって、スポーツを通じて障害者と健常者が共に助け合い、共に楽しむ交流の機会を拡充し、市民の障害者理解の促進を図ります。
大会・研修会の内容検討
選手・指導者の育成・大会の誘致開催
同上
(啓発事業での体験学習の取組)
 啓発事業の中に障害者施設見学、ボランティア体験、キャップハンディ等を取り入れ、自らの問題として実感できる体験学習の場を設定することにより、効果的な啓発に努めます。
計画策定
実施
実施
(体験学習等指導者の育成)
 キャップハンディ等体験学習を準備するボランティアの育成を促進するとともに、市民の障害者問題理解に向けた啓発プログラムづくりを促進します。
 <ボランティアセンター事業>
 <校区福祉委員会育成援助事業>
育成計画・プログラム準備
実施
実施


3.講演会、映画などによる啓発活助の充実

[基本的方針]
 各種の講演会、研修会、講座等において、障害者問題を取り上げるとともに、映画、ビデオ等を活用した啓発活動の促進を図ります。

(具体的取組)

(啓発機会の拡夫)
 あらゆる機会をとらえて障害者問題の啓発活動を実施します。平和と人権展でのコーナー設置・人権、憲法週間での啓発活動(屋外)・自立促進に向けた企業への啓発活動ほか(ポスター、チラシ、冊子等)
実施
(啓発ビデオ等の充実)
 障害者問題をテーマとした人権啓発用ビデオ等を充実し、その活用を図ります。
充実
(ビデオ等の活用による地域啓発)
 社会福祉協議会の社会福祉大会等での障害者問題の取り組みを促進するとともに、校区福祉委員会において地域市民の意識啓発のひとつとして、障害者をテーマとしたビデオ鑑賞などの取り組みを促進します。
実施


4.広報・マスメディアによる啓発活動の充実

[基本的方針]
 各種の広報媒体を活用し、広く市民に対して、障害及び障害者についての正しい理解の促進と関心を喚起させるため、啓発活動を充実します。

(具体的取組)

(広報紙等による啓発)
 広報「さかい」をはじめ各種広報紙等を活用した啓発活動を充実するとともに、各所管に関わる障害者問題について関係機関の機関紙等での取り上げを積極的に働き掛けていきます。
実施
(福祉の啓発広報)
 市民の障害者・高齢者・児童、福祉のまちづくり等に対する理解をより一層促進し、障害者・高齢者等へ暮らしをとりまく様々な情報を提供し、そのQOL(生活の質)の向上等を図るため、福祉広報紙の発行などを含めて啓発広報手段を検討します。また、障害者をはじめ市民による情報発信手段としても活用を図っていきます。
検討
実施
実施
実施
(テレビ、ラジオによる啓発)
 テレビ、ラジオ番組を活用することにより、より広域性のある効果的な啓発活動を推進します。
実施
充実
充実

(6) 地域での交流による理解の促進

1.地域行事や活動への障害者参加の促進

[基本的方針]
 障害者(児)の地域行事等への参加を促進することによって、地域における交流を拡大し、こうした活動を通して市民の障害者に対する正しい理解の促進と障害者問題への主体的参加意識を醸成します。

(具体的取組)

(地域行事への障害者参加の促進)
 各地域における自治会活動・行事等への障害者参加を促進するため、堺市自治連合協議会等を通じて、必要な配慮を要請します。(再掲)
要請
(校区福祉委員会活助における障害者参加の促進)
 地域の行事や活動に障害者のより一層の参加を促すため、ボランティアによるバックアップや、積極的な呼び掛け、障害者の参画による参加しやすい各種行事の企画を校区福祉委員会活動において促進します。
促進
(地域指導者等への意識啓発)
 身体障害者・精神薄弱者相談員と自治会役員・民生児童委員などとの交流を促進することにより、障害者問題への意識啓発を図り、地域行事の障害者参加に向けた取り組みを促進します。
研修会の検討
促進
促進
(地域の障害者スポーツ指導者の養成)
 体育指導委員、ボランティアスポーツ指導者等に障害者スポーツ指導者講習会への参加を促進し、障害者スポーツヘの理解を深めることにより、障害者(児)が参加できる地域の運動会等の企画・運営を促進します。
研修・啓発
企画委員会の設立・研究
実施
(ボランティアの参加)
 障害者と健常者の地域における交流活動等を支援するため、ジョイント役としてのボランティアの育成を促進します。
 <ボランティア研修の充実>
 <地域ボランティア講座の促進>
 <校区在宅ボランティアの育成と学習>
促進

主題: 第2次障害者長期計画

発行者: 堺市民生総務部

発行年月: 平成8年3月

この文献に関する問い合わせ先: 〒590 堺市南瓦町3-1

電話: 0722-33-1101