堺市 第2次障害者長期計画
ひとりひとりが”生き活き”と輝いている暮らしをめざして
平成8年3月
堺市
保健医療関係資料
障害者の通院の状況
<過去1年間で医者にほとんどかかっていない人>
*身体・知的・難病・精神は、平成6年9月堺市障害者実態調査より
*一般は、平成6年12月堺市健康に関するアンケート調査より
・ 精神障害者は、ほとんどが医療機関に通院しており、難病患者も当然のこととして、一般に比べて医療機関にかかっていない人の割合は低い。また、身体障害も一般に比べてやや低くなっているが知的障害の場合は、逆に医療機関に通院していていない人の率が高くなっています。このことは、知的障害者が一般の人に比べて健康であるというのではなく、医療機関を利用する上で何らかの問題があり、そのことが医療機関での受診率の低さとなって現れていると考えられます。
市内の精神病院数と病床数
6病院 2,828床 |
内訳 平成7年10月現在
保健所区域 | 金岡 | 鳳 | 宿院 | 泉北 | 中 |
医療機関数 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 |
病床数 | 546 | 357 | 1,235 | 0 | 690 |
病床利用率(92.5~95.1)から見て、2,600~2,700人が市内の病院に入院していると推定される。
<資料:平成7年版 堺市衛生年報より>
難病患者見舞金支給者数
<資料: 平成7年度 堺市衛生年報より>
* 難病患者の38.2%は身体障害者手帳を所持しています。
9月堺市障害者実態調査より
障害の発生原因と発生時期
<傷害の原因> 堺市身体障害者実態調査より H6.9月
・ 身体障害の原因として病気、事故等が大部分を占めており、出生時に原因があるものは9.4%であり、障害を持つ人の9割以上は、ライフサイクルの過程の中で発生したものであることを物語っています。言い換えると、だれもが障害者となる可能性を持っているといえます。また、近年慢性疾患が増加しており、これらの病気が原因となって特に内部障害者が増加しつつあります。これらの障害を予防・軽減するため成人病の早期発見・早期治療体制の充実が求められています。
<障害の発生(発病)時期>
堺市障害者実態調査より H6.9月
本市乳幼児検診受診率
単位 %
年度 | 4か月 | 10か月 | 1.5才 | 3才 |
元 | 96.5 | 90.2 | 93.3 | 89.0 |
2 | 96.4 | 91.1 | 94.8 | 88.7 |
3 | 96.8 | 90.2 | 93.9 | 88.5 |
4 | 97.6 | 91.1 | 94.3 | 89.7 |
5 | 97.3 | 90.6 | 94.4 | 89.3 |
6 | 98.2 | 91.6 | 94.7 | 89.6 |
本市の乳幼児検診では、対象者はほぼ全数把握しており、個人通知も実施しています。
また、受診率は、左の表のとおりかなり高い水準になっており、未受診者についても、保健婦がフォローしており、障害児の早期発見体制は充実しているといえます。
主題: 第2次障害者長期計画
発行者: 堺市民生総務部
発行年月: 平成8年3月
この文献に関する問い合わせ先: 〒590 堺市南瓦町3-1
電話: 0722-33-1101