堺市 第2次障害者長期計画
ひとりひとりが”生き活き”と輝いている暮らしをめざして
平成8年3月
堺市
社会参加関係資料
障害者の社会参加について
コミュニケーション
<コミュニケーションに何らかの不自由のある人>
障害の種別 | 合計 | 一部不自由 | 困難 |
聴覚・音声言語・咀嚼障害 | 92.4% | 58.5% | 33.9% |
知的障害者(児) | 82.1% | 33.1% | 49.0% |
コミュニケーション手段として(複数回答) | |
(主たる障害が)聴覚障害者のうち。 54%の人が口話を使っている。 53%の人が筆談によっている。 42%の人が手話を使っている。 45%の人が補聴器等を使っている。 |
音声言語・咀嚼障害者のうち 69%の人が身振り手振りによっている。 46%の人が筆談によっている。 38%の人が周りの人に頼んでいる。 |
視覚障害者・聴覚障害者への情報提供
<充実させたい情報提供手段>
視覚障害者 | 聴覚障害者 |
録音テープ 26% 点字 21% 周りの人に読んでもらう 21% 拡大読書機、大型活字本 19% 副音声付テレビ放送 12% |
字幕つきビデオ、テレビ 65% 手話つきビデオ、テレビ 39% 周りの人に読んでもらう。 19% パソコン、ワープロ通信 14% |
地域行事・活動への参加状況
参加状況 | 身体 | 知的 | 精神 | 難病 |
よく参加している。 | 7.1% | 4.3%(4.9%) | 10.3% | 7.9% |
時々参加している。 | 18.8% | 22.7%(20.8%) | 24.7% | 25.0% |
ほとんど参加しない | 31.2% | 25.9%(23.9%) | 37.1% | 26.3% |
参加したことが無い | 37.1% | 36.1%(46.2%) | 24.7% | 31.6% |
( )書きは平成2年知的障害者児全国調査結果より
<障害者の社会参加についての市民の意識>
堺市人権意識調査より 平成6年9月
障害者が、自由に町に出て地域の催しに積極的に参加することについて
市民のほぼ4人に3人は、障害者の社会参加に積極的である。
<障害者との共生についての市民の意識>
堺市人権意識調査より(平成6年9月)
障害者が暮らす施設が地域に設置されようとしたとき、地域住民がその設置に反対するというようなことが時々ありますが、どう思うか
許せない、反対する気持ちがわからない | 37.3% |
反対するのはひどいと思うが、反対する人の気持ちもわかる | 51.0% |
そんな施設は、山奥へ作ればよい | 0.4% |
介護は家族がすべきで、そんな施設は必要無い | 1.3% |
わからない | 7.7% |
無回答 | 2.3% |
障害者と同じ地域で共生していくことに対する市民のためらいが現れている。
<自由記入等から読み取れる障害者に対する差別や偏見>
市民が障害者の社会参加に積極的であるとはいっても、それは主として身体障害者のことをさしているのであって、それ以外の知的障害者や精神障害者の人々のことに関しては、いまだ旧態依然とした偏見が市民の中に残っていることを予想させています。
主題: 第2次障害者長期計画
発行者: 堺市民生総務部
発行年月: 平成8年3月
この文献に関する問い合わせ先: 〒590 堺市南瓦町3-1
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