佐賀県障害者施策に関する新長期行動計画
№2
―やさしさ広げる「ふれあいプラン」―
人と自然と文化の交響県・佐賀
佐賀県
第6節 生活環境の整備
1 障害者向け住宅及び公共施設等の整備
〔現状と課題〕
障害者が家庭での日常生活を快適に過ごすためには、それぞれの障害に適合した住宅環境の整備が必要です。
アンケート調査の結果を見ると、住宅の状況では、表-6-1のとおり91.0%の方が持ち家に住んでおり、民間借家(台所・便所付)が3.4%、公営住宅・雇用促進事業団住宅が3.2%、民間借家(台所・便所共用)が1.4%、社宅、官舎が1.0%で、圧倒的に持ち家が多くなっています。
現在の住宅で改善すべき点があるかどうかという質問に対しては、表-6-2のとおり現在のままでよいと答えた方が56.1%、一部改善したい点があると答えた方が36.1%、転居(建て替え)したいと答えた方が7.8%でした。
改善希望箇所については、表-6-3のとおり便所が29.2%、風呂場が21.5%、居室が13.8%、台所が12%などとなっており、日常生活において便所や風呂場に不便を感じていることが分かります。
表-6-1 住宅の状況
- | 構成 |
---|---|
持ち家 | 91.0% |
公営住宅・雇用促進事業団住宅 | 3.2% |
社宅・官舎 | 1.0% |
民間借家(台所・便所が共用) | 1.4% |
民間借家(台所・便所付) | 3.4% |
(身体障害者アンケート調査より)
表-6-2 改善すべき箇所
- | 構成 |
---|---|
現在のままでよい | 56.1% |
一部改善したいところがある | 36.1% |
転居(建て替え)したい | 7.8% |
(身体障害者アンケート調査より)
表-6-3 改善すべき箇所
- | 構成 |
---|---|
玄関 | 6.9% |
廊下 | 3.0% |
台所 | 12.0% |
便所 | 29.2% |
風呂場 | 21.5% |
階段 | 5.0% |
居室 | 13.8% |
その他 | 8.7% |
(身体障害者アンケート調査より)
県では、市町村と協力して下肢または体幹の重度の身体障害者の住宅で日常生活が容易になるように浴室、台所、便所、居室、玄関を改造した場合または重度身体障害者の事故防止のための設備を整備した場合に、その費用の一部を助成しています。
また、公営住宅については、障害者の身体機能に配慮した障害者向け特定目的公営住宅が昭和46年度から県下6市で建設され、県は事業主体に対して建設費の6分の1を補助しています。
しかしながら、大半の市町村では建設がなされていません。
今後は市町村との連携を強め需要を的確に把握し、需要に対応した建設を促進する必要があります。
表-6-4 障害者向け特定目的公営住宅の建設実績
建設時期 | S46~50 | S51~55 | S56~60 | S61~H2 | H3,4 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
建設戸数 | 16 | 23 | 16 | 14 | 3 | 72 |
公共施設については、設計の段階から障害者対策を考慮して「ひとにやさしいまちづくり」整備指針を元に、県有施設整備を進めています。
平成6年1月に二期工事を完了した県庁舎新行政棟においては、表-6-5のとおり障害者向け施設整備を実施しています。
表-6-5 県庁舎新行政棟施設整備状況
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
出入口 | スロープの設置、自動扉の設置 | |
誘導 | 点字ブロックの設置 | 前面道路~福祉担当課 |
階段 | 手すりの設置 | |
エレベーター | 障害者用エレベーターの設置 (車いす用操作盤の増設、点字表示 音声による案内、開閉時間の延長) |
2基 |
便所 | 障害者用便所の設置 | 4カ所 |
公衆電話 | 車いす用公衆電話の設置 | 2カ所 |
駐車場 | 障害者専用駐車場の設置 | 4台 (うち1台は本館前) |
その他 | 車いすの設置(受付に常備) | 3台 (うち1台は本館受付) |
また、本館については、出入口にスロープ及び自動扉を設置し、受付までの点字ブロックを敷設しているほか障害者用便所(1カ所)を設置しています。
さらに、7つの県総合庁舎では、総合庁舎福祉対策事業により、障害者向け施設整備を行っています。整備状況は、表-6-6のとおりです。
表-6-6 総合庁舎施設整備状況
項目 | 内容 | 整備状況 |
---|---|---|
出入口 | スロープの設置、自動扉の設置 | 佐賀、唐津、武雄、鳥栖、伊万里 鹿島、神埼の各総合庁舎 |
誘導 | 点字ブロックの設置 | 佐賀、唐津、武雄、鳥栖、伊万里 鹿島、神埼の各総合庁舎 |
便所 | 障害者用便所の設置 | 佐賀、唐津、武雄、鳥栖、伊万里 鹿島、神埼の各総合庁舎 |
駐車場 | 障害者専用駐車場の設置 | 佐賀、唐津、武雄、鳥栖、伊万里 鹿島、神埼の各総合庁舎 |
エレベーター | 障害者用エレベーターの設置 | 佐賀、唐津、武雄の各総合庁舎 |
その他の県有施設でも、これまで障害者の利用に配慮した様々な施設整備を進めてきました。
障害者に配慮した施設整備を行った県有施設
- 佐賀県立美術館、佐賀県立博物館
- 佐賀県警察本部庁舎
- 佐賀県総合体育館
- 北山少年自然の家
- 佐賀県運転免許センター
- 名護屋城博物館
- 女性センター・生涯学習センター(仮称) (建設中)
整備の内容
- 出入口 : 段差解消のため、スロープ及び自動扉を設置する。
- 通路 : 誘導用ブロック、手すり及びインターホンを設置する。
- 便所 : 車椅子利用にも配慮した便所の整備を行う。
- 公衆電話 : 高さや設置場所等について、車椅子利用者にも配慮する。
- 駐車場 : 障害者専用駐車場を設置し、玄関までの誘導も配慮する。
- 階段 : 手すりを設け、使いやすい形状にする。
- その他 : 建物規模、用途によっては、身障者用仕様のエレベーターを設置。
また、観客席には、車椅子用の客席スペースを確保する。
〔推進方針〕
持ち家比率の高い佐賀県において、障害者が暮らしやすい住環境を確保していくためには既存の住宅の改善が必要であり、重度身体障害者住宅改善整備等事業の推進と制度の普及を図ります。
また、公営住宅については、障害者の身体機能に配慮した住宅供給を推進していく必要があります。このため、障害者に配慮した住宅の必要性の普及・啓発、障害者を対象とした住宅取得及び増改築に対する助成制度の検討、公的住宅における障害者向け特定目的公営住宅の建設等を行います。
県庁舎新行政棟の完成に引き続き、本館についても、エレベーターを新設する等の改修工事を行い、障害者が利用しやすい庁舎となるよう整備を進めていくこととしています。
また、県の各総合庁舎やその他の県有施設についても、今後エレベーターの設置等、障害者の方々が利用しやすいように施設整備を推進していくこととしています。
〔主要事業〕
- 重度身体障害者住宅改善整備等事業
- 障害者向け特定目的公営住宅の建設・供給
- 市町村が建設する特定目的公営住宅への技術的・財政的支援
- 障害者に配慮した人にやさしい住まいづくりの普及・啓蒙
- 県庁舎本館におけるエレベーターの設置
- 総合庁舎福祉対策事業(エレベーター設置等)
2 道路及び交通安全対策の推進
〔現状と課題〕
昭和58年から平成4年まで「国連・障害者の十年」と位置づけられ、道路事業についても各種の施策がなされてきました。
しかしながら、狭い歩道、不連続な歩道、交差点での段差等、最も基礎的な移動手段である歩行に対する道路の整備状況は、極めて低い状況です。
このため歩行者、身体障害者はもちろん、高齢者、児童、生徒等の利用にも配慮した、利用しやすい快適な歩行環境の整備が必要と思われます。
表-6-7 主要施設の現状
主要施設 | 全体計画 | 現況施設 | 整備計画 | 備考 |
---|---|---|---|---|
歩道設置延長 | 876.2キロメートル | 468.4キロメートル | 407.8キロメートル | - |
歩道段差解消箇所 | 2,188箇所 | 1,476箇所 | 712箇所 | - |
また、県内の交通事故は、表-6-8のとおり昭和46年をピークに一貫して減少を続けていましたが、昭和54年から増加傾向に転じ、平成元年は、昭和50年の124人に次ぎ113人の人々が死亡しました。その後、やや減少傾向にあるものの平成4年も97人の犠牲が出ています。これは、経済活動の活発化、自動車台数及び運転免許保有者の増加、高齢化の進展に伴う高齢者の増加、国民生活の夜型化等の背景があります。
障害者のノーマライゼーションを進める上でも、障害を持つ人が日常生活において利用できる、交通安全施設の整備及び道路交通環境の整備を促進していくとともに、障害者自身の交通安全教育を推進していくことも必要です。
表-6-8 交通死亡事故の推移
(死者の単位:人)
年 | 昭46 | 50 | 60 | 平元 | 2 | 3 | 4 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
死 者 |
全国 | 16,360 | 10,792 | 9,261 | 11,086 | 11,227 | 11,105 | 11,451 |
佐賀県 | 180 | 124 | 74 | 113 | 106 | 91 | 97 |
〔推進方針〕
歩行者、車椅子利用者、児童等も安心して通行できるよう、幅員3.0m以上の幅の広い歩道整備の推進、スロープや昇降装置のついた立体横断施設等の整備を推進します。
福祉施設入所中の障害者をはじめ、多くの障害を持つ人に対する、交通安全教育を行い、障害者自身の交通安全意識の高揚を図り、悲惨な交通事故の防止に努めます。
また、万一不幸にも交通事故に遭遇された場合は、交通事故によるトラブルについて、本人や家族の精神的苦痛を和らげ、早期解決を図るため交通事故による相談に応じます。
〔主要事業〕
交通安全施設整備事業
- 幅の広い利用しやすい歩道の整備
- 緩やかなスロープを設置した利用しやすい横断歩道橋の整備
- 交差点部の歩道段差の切下げ及び視覚障害者誘導用ブロックの設置
地域福祉特別道路整備事業
- 公共福祉施設等周辺の歩道設置の推進
- 交通教室の開催
- 交通安全県民運動の実施
- 交通安全キャンペーンの実施
- 交通事故相談所の設置
3 移動・交通対策の推進
〔現状と課題〕
移動におけるハンディキャップを軽減することにより、身体障害者の行動範囲が広がり、就労機会の拡大や社会参加の促進が大きく進展します。
移動手段の確保としては、県内各地の自動車学校や教習所における自動車操作の訓練や自動車の改造に対する助成を行っています。
また、JRやバスなどの公共交通機関も重要な移動手段であり、駅舎や車両の整備が行われていますが、駅周辺などの利用するまでに至る経路やJRからバスへの乗換などの相互の連携に障壁が存在するところもあり、今後、更にこれらの除去を図るための改善が望まれます。
移動・交通対策は、ハード面の整備だけではなく、こうした施設の利用をより容易にするためのソフト面の体制整備も必要であり、現在、身体障害者の外出時の付添いを専門に行うガイドヘルパー制度の全国的なネットワーク化が進められており、佐賀県でもこれを導入する必要があります。
〔推進方針〕
身体障害者も移動については自家用車に頼ることが多く、今後とも、自動車操作訓練や自動車改造に対する助成を行います。
平成4年度から県と市町村が協力して実施している「ひとにやさしいまちづくり整備推進事業」では、駅舎やその周辺の整備、駅舎内の階段を昇降するための移動式車椅子登坂機の購入費、リフト付きバスやリフト付タクシーへの改造費などについて助成を行うこととしており、公共交通機関がより使いやすくなるよう、この事業の活用推進を図ります。
身体障害者の外出時の付添いを専門に行うガイドヘルパー制度を創設するとともに、他県からの来訪者への対応や佐賀県から他県を訪問する際の対応を依頼するため、ネットワーク化を図ります。
また、それぞれの地域における身体障害者の移動手段の確保を図るため、リフト付バスやリフト付タクシーの配置など、きめ細かな対応が望まれます。
〔主要事業〕
- 自動車操作訓練や自動車改造に対する助成
- ひとにやさしいまちづくり整備推進事業による公共交通機関の整備
- ガイドヘルパー制度の創設とネットワーク化
4 情報提供の充実
〔現状と課題〕
急速な情報化の進展に伴い、社会生活や日常生活における情報の果たす役割は重要性を増してきており、情報の受入れが困難な視覚障害者や聴覚障害者の社会的なハンディキャップは、むしろ増大しています。こうした障害者にできるだけ多くの情報を、時期を失せず提供することが社会参加の促進につながりことになります。
視覚障害者の情報提供施設として、点字図書館があります。点字図書館では点字図書のほかテープ図書の貸出を行っているほか、平成3年度から点字情報ネットワーク事業として、パソコン通信を活用した点字の最新情報の提供を行っています。
しかしながら、視覚障害者用の点字図書等は一般の図書に比べて発行部数が少ないので、より多くの情報を提供するためには、点訳や朗読のボランティアを養成する必要があります。
聴覚障害者については、字幕入りのビデオの貸出を行っていますが、これを視聴する設備を備えた聴覚障害者情報提供施設の設置が望まれています。
また、聴覚障害者が日常生活において情報を得るためには、手話奉仕員や要約筆記奉仕員のボランティアを育成するとともに、ファクシミリを普及させることにより、コミュニケーションの確保を図ることも重要です。
このほか、盲青年社会生活教室や盲婦人家庭生活訓練、ろうあ者日曜教室などを開催し、日常生活等に関する様々な情報を提供しています。
〔推進方針〕
手話奉仕員、要約筆記奉仕員の養成を推進し、日常生活における情報の収集を援助するとともに、点訳奉仕員、朗読奉仕員の養成を推進し、提供する点字図書やテープ図書の情報量の増大を図ります。
多彩な情報を提供できるよう点字図書館の機能の充実を図るとともに、聴覚障害者情報提供施設の設置を推進します。
また、講習会や研修会、各種教室等を開催して、情報提供に努めます。
〔主要事業〕
- 手話奉仕員、要約筆記奉仕員、点訳奉仕員、朗読奉仕員の養成
- ファクシミリ等の日常生活用具の給付
- 点字情報提供事業や点字情報ネットワーク事業による情報の提供
- 点字図書館の運営
- 字幕入りビデオカセットライブラリーの整備
- 盲青年社会生活教室やろうあ者日曜教室の開催
- 盲婦人家庭生活訓練事業の実施
5 すみよいまちづくりの推進
〔現状と課題〕
身体障害者が障害のない人と同じように社会生活を営むためには、道路や建物、交通機関など、一般の人が利用する公共的な施設は障害者も利用できるよう生活環境の整備が必要です。
そのため、県や市町村では道路や公園、庁舎や公立施設などの建物等の公共施設について、段差の解消やスロープ、エレベーター、車椅子用便所の設置、出入口の自動ドア化、点字ブロックの敷設、障害者専用駐車場の設置などを実施しています。
しかしながら、病院や医院、百貨店、スーパーマーケットなどの店舗、金融機関、各種の会館、ホテルや旅館など、まちを構成している施設の大部分は民間の施設で、その中には障害者が利用できないものや利用しにくいものが数多くあり、その施設の管理者の自主的な整備に頼っています。
障害者や身体の不自由な高齢者にとってすみよいまちは、障害のない人にとってもすみよいまちであり、民間の施設においてもこうした整備改善を進めてもらうため、平成3年度に「ひとにやさしいまちづくり整備指針」を作成して各方面に配付するとともに、平成4年度から民間施設で障害者や高齢者のための整備改善を実施する場合に、県と市町村が協力して助成する「ひとにやさしいまちづくり整備推進事業」を実施して整備改善を促進しています。
アンケート調査では、「施設や設備のうち特に整備を希望する箇所はどこですか」という質問に対し、表-6-9のとおり「特にない」と回答された方が37.3%おられましたが、27.1%の方が「階段や段差」と回答され、13.0%の方が「便所」と回答されました。そのほか、エレベーター5.5%、駐車場4.8%、出入口のドア3.8%、盲人用信号機3.5%などとなっています。
表-6-9 設備のうち特に整備希望箇所
- | 構成 |
---|---|
特にない | 37.3% |
出入り口のドア | 3.8% |
階段や段差 | 27.1% |
便所 | 13.0% |
廊下 | 0.3% |
エレベーター | 5.5% |
駐車場 | 4.8% |
盲人用信号機 | 3.5% |
その他 | 4.6% |
(身体障害者アンケート調査より)
〔推進方針〕
行政庁舎その他の各種施設、道路、公園などの公共施設において、段差の解消やスロープの設置、障害者用便所の設置、エレベーターの設置や改善、出入口の自動ドア化、点字ブロックの敷設や点字案内板の設置などの障害者に配慮した施設の整備を推進します。
また、まちを構成する多くの民間の公共的施設においても、ひとにやさしいまちづくり整備指針を活用しながら障害者にやさしいまちづくりを進めてもらうようお願いするとともに、市町村と協力して「ひとにやさしいまちづくり整備推進事業」の活用と普及を図り、障害者にとって住みやすいまちづくりを進めていきます。
〔主要事業〕
- 公共施設における障害者に配慮した施設の整備
- ひとにやさしいまちづくり整備推進事業の活用と制度の普及
第7節 スポーツ、レクリエーション、文化
〔現状と課題〕
障害者スポーツ、レクリエーション及び文化活動は、障害者の社会参加の促進を図るうえで大変重要であり、積極的に振興を図る必要があります。
障害者スポーツについては、体力の向上や健康増進はもとより、スポーツを通じての仲間との交流や各種大会への参加など、生きがい対策としても多大の効果があり、これを振興することは、重要な意義があります。
これまで、県身体障害者スポーツ大会の開催、各種スポーツクラブへの助成、全国身体障害者スポーツ大会への選手派遣、九州大会等の開催費や派遣費に対する助成など、身体障害者スポーツの振興施策を実施しています。
精神薄弱者スポーツ大会としては、児童福祉施設球技大会、むつごろう体育祭を実施しており、また、全国精神薄弱者スポーツ大会にも積極的に参加しています。
また、趣味やレクリエーション、文化活動は、日常生活に潤いをもたらし、喜びや生きがいの創造へとつながるもので、キャンプや研修旅行のほか各種の文化活動が行われていますが、地域で行われている各種の活動に参加を希望している障害者が様々な制約を受ける場合があり、施設の改善や活動内容の工夫により障害者も気軽に参加できるような対策が必要です。
身体障害者の文化活動としては、様々な教室の開催や趣味の作品展の開催などを行っており、精神薄弱者の文化活動行事としては、心身障害児・者合同作品展を開催しています。
また、障害者団体が主催して開催されるスポーツやレクリエーションの行事も数多く実施されています。
アンケート調査の結果では、「何かスポーツをしていますか」という問いに、表-7-1のとおりしていると答えた方が23.0%、していないがしたいと思っている方が10.6%となっており、していないと答えた方が66.4%を占めました。
「現在しているスポーツ又はしたいと思うスポーツは何ですか」という問いに対しては、表-7-2のとおりゲートボールと答えた方が44.5%と圧倒的に多く、水泳(6.0%)、卓球(6.0%)と続きます。
「趣味を持っていますか」という問いには、表-7-3のとおり持っていると答えた方が51.1%、持っていないが持ちたいと思うと答えた方が27.5%、必要ないと思うと答えた方が21.4%という結果で、趣味の内容としては、園芸、器楽演奏、カラオケ、読書、手芸、工芸、陶芸、囲碁などを多くの人が挙げています。
表-7-1 何かスポーツをしていますか
- | 構成 |
---|---|
している | 23.0% |
していないがしたい | 10.6% |
していない | 66.4% |
(身体障害者アンケート調査より)
表-7-2 している(したい) スポーツは何ですか
- | 構成 |
---|---|
バスケットボール | 1.5% |
野球 | 4.1% |
ゲートボール | 44.5% |
卓球 | 5.8% |
アーチェリー | 3.8% |
陸上競技 | 2.5% |
水泳 | 6.0% |
テニス | 2.0% |
その他 | 29.8% |
(身体障害者アンケート調査より)
表-7-3 趣味を持っていますか
- | 構成 |
---|---|
1持っている | 51.1% |
2持っていないが持ちたい | 27.5% |
3必要ない | 21.4% |
(身体障害者アンケート調査より)
〔推進方針〕
障害者スポーツの振興を図るため、県身体障害者スポーツ大会や地区大会の開催などにより参加する機会を確保するとともに、各種スポーツクラブ等の育成や種目別大会の開催、他県において開催される大会への派遣等により、障害者のスポーツに対する意欲を高めるよう施策を推進します。
障害者の健康増進を図る上からも、各種のスポーツ大会への参加を進めるとともに障害者の文化活動を通じて、障害者の社会参加意欲の促進を図るとともに、障害者に対する県民の認識と理解を深めます。
ゆとりやいきがいのある生活を実現していく上で、趣味や文化活動を推進することも重要です。こうしたことから、趣味や文化活動の講座の開設やレクリエーションの機会の確保、活動の成果を発表するための発表会や展示会の開催など、様々な方法によりこうした活動を支援していきます。
また、障害者団体が主催して開催される各種のスポーツ・レクリエーション行事についても、積極的に実施されるよう支援していきます。
〔主要事業〕
- 全国身体障害者スポーツ大会をはじめとする各種スポーツ大会への派遣
- 佐賀県身体障害者スポーツ大会の開催や地区大会開催への助成
- 種目別スポーツ大会の開催や他県で開催される大会への参加費助成
- 各種目別スポーツクラブの育成
- 障害者を対象とした各種教室等における趣味の講座やレクリエーションの実施
- 身体障害者趣味の作品展の開催
- 児童福祉施設球技大会の開催
- むつごろう体育祭への助成
- 全国精神薄弱者スポーツ大会への派遣
- 心身障害児(者)合同作品展の開催
- 精神薄弱者(児)宿泊訓練事業
- 在宅心身障害児療育キャンプ事業
第8節 国際協力
〔現状と課題〕
わが国では急速に国際化が進展しており、佐賀県においても海外からの留学生や在留者が増加するなど、身近なところに国際化の波が押し寄せています。特に、佐賀県は、大陸に最も近いところに位置し、古代から海外との交流が盛んに行われてきました。最近では様々なイベントに海外から数多くの参加者が来県するなど、一層その傾向は強まってきています。
また、「国連・障害者の十年」は平成4年で終了しましたが、国連のアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)では、平成5年から平成14年までの10年間を「アジア太平洋障害者の十年」として位置づけ、加盟各国において障害者対策を推進するよう要請しています。
こうしたことから、国においては、国際交流・協力を一層推進するため、我が国の取り組みの在り方を検討することとされています。
現在、県内のろうあ者団体と韓国のろうあ者団体との間で、手話を通した交流が行われています。国レベルでは、平成3年度に世界ろう者会議が、平成5年度にNGO国際会議が我が国で開催されるなど、障害者団体が中心となった国際交流が行われており、こうした活動は今後さらに活発に行われるようになると思われます。
また、本県の精神薄弱者援護施設のなかには、海外の同様の施設との間で姉妹園としての交流を行っているところもあり、さらに、本県と韓国の精神薄弱者援護施設において、職員の研修交流も行われるなど、施設における国際交流も進んできました。
〔推進方針〕
現在行われている海外の施設との姉妹施設の提携等による施設間の国際交流や海外の施設と相互に職員を派遣して研修を行う研修交流等を推進することにより、アジア諸国をはじめとする各国との交流を推進するなど、民間レベルでの交流促進を図っていきます。
また、平成8年7月から開催される「世界■の博覧会」などの機会を活用し、海外から来訪する障害者と本県の障害者との交流の機会を確保するなど、障害者の国際交流を促進します。
資料編
アンケート調査集計結果
1 身体障害者
身体障害者については、1,490枚のアンケート用紙を配付し、1,338人の方に回答をいただきました。(回収率 90.0%)
調査結果の集計は、回答欄に記入のない方(無回答)を除いているため、回答者の人数の合計は一定していません。
また、回答者に条件を付している場合(2の問いには1で「1」と回答した方のみ記入してください。など)において、回答者数が条件に合致していないものがありますが、無回答の場合や一般的な意見を書いておられるものがあり、そのまま集計しました。
1 基本事項
1.障害者の状況について
- 1.平成5年7月1日現在の年齢
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
18未満 | 7人 | 0.5% |
18以上30未満 | 28人 | 2.1% |
30以上40未満 | 72人 | 5.4% |
40以上50未満 | 105人 | 7.8% |
50以上60未満 | 233人 | 17.4% |
60以上65未満 | 197人 | 14.7% |
65以上 | 677人 | 50.6% |
- 2.男女の別
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
男性 | 864人 | 64.6% |
女性 | 463人 | 34.6% |
無回答 | 10人 | 0.7% |
- 3.居住している市町村
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
佐賀市 | 171人 | 12.8% |
唐津市 | 63人 | 4.7% |
鳥栖市 | 59人 | 4.4% |
多久市 | 51人 | 3.8% |
伊万里市 | 80人 | 6.0% |
武雄市 | 60人 | 4.5% |
鹿島市 | 74人 | 5.6% |
諸富町 | 19人 | 1.4% |
川副町 | 22人 | 1.7% |
東与賀町 | 11人 | 0.8% |
久保田町 | 14人 | 1.1% |
大和町 | 29人 | 2.2% |
富士町 | 17人 | 1.3% |
神埼町 | 28人 | 2.1% |
千代田町 | 18人 | 1.4% |
三田川町 | 11人 | 0.8% |
東脊振村 | 10人 | 0.8% |
脊振村 | 10人 | 0.8% |
三瀬村 | 9人 | 0.7% |
基山町 | 6人 | 0.5% |
中原町 | 20人 | 1.5% |
北茂安町 | 1人 | 0.1% |
三根町 | 20人 | 1.5% |
上峰町 | 19人 | 1.4% |
小城町 | 29人 | 2.2% |
三日月町 | 20人 | 1.5% |
牛津町 | 20人 | 1.5% |
芦刈町 | 20人 | 1.5% |
浜玉町 | 21人 | 1.6% |
七山村 | 10人 | 0.8% |
厳木町 | 20人 | 1.5% |
相知町 | 22人 | 1.7% |
北波多村 | 11人 | 0.8% |
肥前町 | 19人 | 1.4% |
玄海町 | 20人 | 1.5% |
鎮西町 | 20人 | 1.5% |
呼子町 | 20人 | 1.5% |
有田町 | 20人 | 1.5% |
西有田町 | 21人 | 1.6% |
山内町 | 20人 | 1.5% |
北方町 | 21人 | 1.6% |
大町町 | 19人 | 1.4% |
江北町 | 10人 | 0.8% |
白石町 | 39人 | 2.9% |
福富町 | 19人 | 1.4% |
有明町 | 20人 | 1.5% |
太良町 | 22人 | 1.7% |
塩田町 | 20人 | 1.5% |
嬉野町 | 27人 | 2.0% |
- 4.障害の等級
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1級 | 296人 | 22.5% |
2級 | 280人 | 21.3% |
3級 | 242人 | 18.4% |
4級 | 224人 | 17.0% |
5級 | 169人 | 12.8% |
6級 | 105人 | 8.0% |
- 5.主たる障害の区分
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
視覚 | 172人 | 13.2% |
聴覚・平衡 | 119人 | 9.0% |
音声・言語 | 32人 | 2.4% |
肢体不自由 | 787人 | 59.6% |
心臓 | 99人 | 7.5% |
腎臓 | 46人 | 3.5% |
呼吸器 | 28人 | 2.1% |
膀胱・直腸 | 36人 | 2.7% |
小腸 | 2人 | 0.2% |
- 6.就労(通園、通学)の状況
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
在宅(無就労) | 690人 | 54.5% |
通園・通学 | 11人 | 0.9% |
通勤 | 121人 | 9.6% |
自営 | 271人 | 21.4% |
施設通所 | 19人 | 1.5% |
施設入所 | 27人 | 2.1% |
入院 | 18人 | 1.4% |
その他 | 110人 | 8.7% |
- 7.世帯の状況(本人を含めた世帯の人員)
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1人世帯 | 70人 | 5.3% |
2人世帯 | 340人 | 25.9% |
3人世帯 | 230人 | 17.5% |
4人世帯 | 148人 | 11.3% |
5人世帯 | 150人 | 11.4% |
6人世帯 | 197人 | 15.0% |
7人世帯 | 138人 | 10.5% |
8人以上 | 41人 | 3.1% |
- 8.介護の状況
〔食事〕 | 人数 | 構成 |
---|---|---|
介護不要 | 1049人 | 80.7% |
一部介護必要 | 190人 | 14.6% |
全部介護必要 | 61人 | 4.7% |
〔排便〕 | 人数 | 構成 |
---|---|---|
介護不要 | 1089人 | 85.3% |
一部介護必要 | 113人 | 8.8% |
全部介護必要 | 75人 | 5.9% |
〔入浴〕 | 人数 | 構成 |
---|---|---|
介護不要 | 1034人 | 80.2% |
一部介護必要 | 158人 | 12.2% |
全部介護必要 | 98人 | 7.6% |
〔衣服着脱〕 | 人数 | 構成 |
---|---|---|
介護不要 | 1038人 | 81.2% |
一部介護必要 | 169人 | 13.2% |
全部介護必要 | 72人 | 5.6% |
〔移動〕 | 人数 | 構成 |
---|---|---|
介護不要 | 905人 | 71.2% |
一部介護必要 | 277人 | 21.8% |
全部介護必要 | 89人 | 7.0% |
- 9.主な介護者は誰ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
配偶者 | 564人 | 60.4% |
親 | 85人 | 9.1% |
子 | 116人 | 12.4% |
その他の家族 | 58人 | 6.2% |
親戚 | 6人 | 0.6% |
家庭奉仕員 | 8人 | 0.9% |
隣人・知人 | 5人 | 0.5% |
施設職員 | 22人 | 2.4% |
その他 | 70人 | 7.5% |
2 障害者理解の促進
- 1.障害や障害者に関する一般の理解は進んでいると思いますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1進んでいる | 260人 | 20.0% |
2かなり進んできたが不十分 | 780人 | 60.1% |
3全く理解されていない | 75人 | 5.8% |
4わからない | 183人 | 14.1% |
- 2.一般の理解を浸透させるためには、どのようなことをすればいいと思いますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1テレビ、ラジオ、新聞等を使ってPRする。 | 540人 | 43.2% |
2講演会や研修会を実施する。 | 122人 | 9.8% |
3ボランティアを数多く育成する。 | 135人 | 10.8% |
4障害者自身が積極的に町に出る。 | 244人 | 19.5% |
5小学校、中学校、高校で障害に関する教育をする。 | 178人 | 14.3% |
6その他 | 30人 | 2.4% |
- 3.県や市町村、障害者団体などが実施する福祉大会などの行事について伺います。
- 1.こうした行事に参加していますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1毎年出席している。 | 465人 | 35.6% |
2時々出席している。 | 386人 | 29.5% |
3出席していない。(できない。) | 456人 | 34.9% |
- 2.こうした行事にボランティア団体は協力していますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1協力している。 | 544人 | 42.5% |
2協力していない。 | 192人 | 15.0% |
3わからない。 | 543人 | 42.5% |
- 3.あなたの住んでいる市町村にはボランティア団体がありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1ある。 | 637人 | 49.6% |
2なし。 | 117人 | 9.1% |
3知らない。 | 530人 | 41.3% |
- ボランティア団体の活動状況は活発であると思いますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1非常に活発 | 90人 | 7.0% |
2まあまあ活発 | 403人 | 31.6% |
3あまり活発でない | 228人 | 17.9% |
4わからない | 556人 | 43.5% |
3 保健医療の充実
- 1.更生医療、重度心身障害者医療助成制度を利用したことがありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1利用している。(したことがある。) | 538人 | 42.2% |
2利用したことがない。 | 566人 | 44.4% |
3制度を知らない。 | 170人 | 13.3% |
- 2.リハビリテーションについて伺います。
- 1.リハビリテーションを受けていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1受けている。(受けたことがある。) | 352人 | 28.0% |
2受けたいが受けられない。 | 174人 | 13.8% |
3必要がない。 | 731人 | 58.2% |
- 2.1で2と答えられた方は、どういう理由で受けられないのですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1近くにリハビリテーションを受けられる施設がない。(施設を知らない。) | 140人 | 41.5% |
2施設までの交通手段がない。 | 39人 | 11.6% |
3介護者が付き添っていくための時間がない。 | 51人 | 15.1% |
4その他 | 107人 | 31.8% |
4 福祉の充実
- 1.相談相手、相談したいことについて伺います。
- 1.身近な相談相手は誰ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1役場職員 | 168人 | 13.6% |
2民生委員 | 158人 | 12.8% |
3身体障害者相談員 | 418人 | 33.8% |
4医師 | 229人 | 18.5% |
5近所の人 | 50人 | 4.0% |
6身体障害者更生相談所 | 18人 | 1.5% |
7社会福祉協議会 | 61人 | 4.9% |
8その他 | 136人 | 11.0% |
- 2.主に相談したいことはどういうことですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1健康(医療) | 637人 | 55.5% |
2年金等の収入 | 175人 | 15.2% |
3就職 | 35人 | 3.0% |
4家庭問題 | 41人 | 3.6% |
5施設入所 | 31人 | 2.7% |
6その他 | 229人 | 19.9% |
- 2.ホームヘルパーについて伺います。
- 1.ホームヘルパーの派遣を受けていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1受けている。(受けたことがある。) | 71人 | 6.1% |
2受けたことはないが受けたいと思っている。 | 218人 | 18.6% |
3受けたいとは思っていない。 | 881人 | 75.3% |
- 2.ホームヘルパーにやってもらいたいことはどんなことですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1介護 | 66人 | 11.5% |
2炊事・洗濯・掃除 | 106人 | 18.5% |
3買い物 | 31人 | 5.4% |
4話し相手 | 131人 | 22.8% |
5その他 | 240人 | 41.8% |
- 3.デイサービスを利用したことがありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1利用している。(したことがある。) | 86人 | 7.5% |
2利用したことはないが利用したい。 | 264人 | 23.1% |
3利用したいとは思わない。 | 563人 | 49.2% |
4制度を知らない。 | 231人 | 20.2% |
- 4.ショートステイを利用したことがありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1利用したことがある。 | 28人 | 2.5% |
2利用したいが利用していない。 | 126人 | 11.1% |
3必要がない。 | 671人 | 59.2% |
4制度を知らない。 | 308人 | 27.2% |
5 雇用・就労の促進
- 1.あなたは現在収入になる仕事をしていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1していない。 | 812人 | 64.6% |
2している。 | 445人 | 35.4% |
- 2.1で1と回答された方に伺います。
- 1.今までに収入になる仕事をしたことがありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1ない。 | 424人 | 46.7% |
2ある。 | 484人 | 53.3% |
- 2.1で2と回答された方は、仕事をやめた理由は何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1会社都合 | 22人 | 4.1% |
2病気 | 256人 | 47.4% |
3定年 | 141人 | 26.1% |
4結婚 | 10人 | 1.9% |
5その他 | 111人 | 20.6% |
- 3.収入になる仕事をしたいと思いますか。その希望・理由は何ですか。
- | 人数 | 構成 | |
---|---|---|---|
1ある。 | 常用雇用 | 58人 | 9.8% |
臨時的雇用 | 135人 | 22.8% | |
自営業 | 102人 | 17.2% | |
その他 | 46人 | 7.8% | |
2ない。 | 病気 | 129人 | 21.8% |
寝たきり | 10人 | 1.7% | |
介護が必要 | 38人 | 6.4% | |
その他 | 74人 | 12.5% |
- 4.3で1と回答された方は、仕事を探すためにどのようなことをしていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1安定所へ申込み | 30人 | 9.4% |
2友人に依頼 | 49人 | 15.4% |
3その他 | 69人 | 21.7% |
4探していない | 170人 | 53.5% |
a
- 5.仕事を探すときに最も重視する条件は何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1能力を生かせる | 122人 | 36.3% |
2作業環境 | 65人 | 19.3% |
3通勤が便利 | 59人 | 17.6% |
4賃金 | 35人 | 10.4% |
5労働時間 | 55人 | 16.4% |
- 6.仕事を探すに当たっての問題点は何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1健康 | 360人 | 71.9% |
2作業能力 | 46人 | 9.2% |
3人間関係 | 68人 | 13.6% |
4その他 | 27人 | 5.4% |
- 3.1で2と回答された方に伺います。
- 1.職種は何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1農林漁業の職業 | 119人 | 24.4% |
2技能工、製造、建設及び労務の提供の職業 | 105人 | 21.6% |
3運輸、通信の職業 | 12人 | 2.5% |
4販売、サービス業の職業 | 93人 | 19.1% |
5その他 | 158人 | 32.4% |
- 2.現在の就業形態はどのようになっていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1常用雇用 | 108人 | 20.1% |
2臨時的雇用 | 53人 | 9.9% |
3自営業 | 245人 | 45.5% |
4授産施設入所中 | 27人 | 5.0% |
5その他 | 105人 | 19.5% |
- 3.雇用されている方の勤務先の従業員数は何人ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1 29人以下 | 127人 | 55.7% |
2 30~99人 | 45人 | 19.7% |
3 100~299人 | 31人 | 13.6% |
4 300人以上 | 25人 | 11.0% |
6 生活環境の整備
- 1.住宅の状況について伺います。
- 1.現在住んでおられる住宅の区分はどれですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1持ち家 | 1,147人 | 91.0% |
2公営住宅・雇用促進事業団住宅 | 40人 | 3.2% |
3社宅・官舎 | 12人 | 1.0% |
4民間借家(台所または便所が共用のもの) | 18人 | 1.4% |
5民間借家(4以外) | 43人 | 3.4% |
- 2.現在の住宅で改善すべき点がありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1現在のままでよい。 | 667人 | 56.1% |
2一部改善したいところがある。 | 430人 | 36.1% |
3転居(建て替え)したい。 | 93人 | 7.8% |
- 3.2で2と回答した方の改善したい箇所はどこですか。(2か所以内)
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1玄関 | 58人 | 6.9% |
2廊下 | 25人 | 3.0% |
3台所 | 101人 | 12.0% |
4便所 | 246人 | 29.2% |
5風呂場 | 181人 | 21.5% |
6階段 | 42人 | 5.0% |
7居室 | 116人 | 13.8% |
8その他 | 73人 | 8.7% |
- 4.重度身体障害者住宅改善整備事業を利用したことがありますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1利用した | 75人 | 7.0% |
2利用したい | 166人 | 15.5% |
3必要ない | 550人 | 51.3% |
4制度を知らない | 282人 | 26.3% |
- 2.外出について伺います。
- 1.年に何回ぐらい外出しますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1 ほぼ毎日 | 588人 | 47.6% |
2 週2~3回 | 317人 | 25.7% |
3 月2~3回 | 160人 | 13.0% |
4 年2~3回 | 56人 | 4.5% |
5 ほとんど外出しない | 114人 | 9.2% |
- 2.外出の目的は何ですか。(主なものを2つ)
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1通勤 | 151人 | 7.3% |
2通学 | 19人 | 0.9% |
3通院 | 473人 | 23.0% |
4買い物 | 443人 | 21.6% |
5散歩 | 349人 | 17.0% |
6旅行 | 85人 | 4.1% |
7娯楽レクリエーション | 173人 | 8.4% |
8サークル等 | 62人 | 3.0% |
9その他 | 300人 | 14.6% |
- 3.外出時に困ることは何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1介護者がいない | 76人 | 10.1% |
2利用できる交通機関がない | 125人 | 16.6% |
3道路等に安全施設がない | 125人 | 16.6% |
4利用する建物の設備が不便 | 111人 | 14.7% |
5その他 | 317人 | 42.0% |
- 4.設備のうち特に整備してもらいたいものは何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1特にない | 372人 | 37.3% |
2出入り口のドア | 38人 | 3.8% |
3階段・段差 | 270人 | 27.1% |
4便所 | 130人 | 13.0% |
5廊下 | 3人 | 0.3% |
6エレベーター | 55人 | 5.5% |
7駐車場 | 48人 | 4.8% |
8盲人用信号機 | 35人 | 3.5% |
9その他 | 46人 | 4.6% |
7 スポーツ、文化、レクリエーション
- 1.身体障害者スポーツについて伺います。
- 1.スポーツを何かしていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1している。 | 285人 | 23.0% |
2していないがやりたいと思う。 | 131人 | 10.6% |
3していない。 | 822人 | 66.4% |
- 2.している(したい)スポーツは何ですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1バスケットボール | 9人 | 1.5% |
2野球 | 25人 | 4.1% |
3ゲートボール | 269人 | 44.5% |
4卓球 | 35人 | 5.8% |
5アーチェリー | 23人 | 3.8% |
6陸上競技 | 15人 | 2.5% |
7水泳 | 36人 | 6.0% |
8テニス | 12人 | 2.0% |
9その他 | 180人 | 29.8% |
- 2.何か趣味を持っていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1持っている。 | 560人 | 51.1% |
2持っていないが持ちたいと思う。 | 301人 | 27.5% |
3必要ないと思う。 | 234人 | 21.4% |
8 今後充実すべき福祉サービスは何ですか。(主なものを2つ)
- 1.相談、指導、介護関係
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1市町村における専門窓口の設置 | 447人 | 22.2% |
2身体障害者相談員の拡充 | 320人 | 15.9% |
3更生相談所の充実 | 46人 | 2.3% |
4訪問診査事業の拡大 | 76人 | 3.8% |
5ホームヘルパーの派遣 | 82人 | 4.1% |
6ショートステイの拡充 | 28人 | 1.4% |
7デイサービスの充実 | 56人 | 2.8% |
8リハビリテーションの充実 | 98人 | 4.9% |
9ボランティアの育成 | 112人 | 5.6% |
10身体障害者更生援護施設の設置 | 182人 | 9.1% |
11結構相談事業の充実 | 28人 | 1.4% |
12障害者を対象とした医療機関の設置 | 488人 | 24.3% |
13その他 | 46人 | 2.3% |
- 2.経済援助関係
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1日常生活用具、更生医療、補装具等の給付 | 376人 | 19.0% |
2障害者に適する住宅改造等の助成 | 253人 | 12.8% |
3各種年金制度の充実 | 364人 | 18.4% |
4特別障害者手当の充実 | 266人 | 13.5% |
5各種福祉貸付金制度の充実 | 110人 | 5.6% |
6税の減免 | 424人 | 21.5% |
7スポーツ、文化、レクリエーションに対する助成 | 132人 | 6.7% |
8その他 | 51人 | 2.6% |
- 3.就労関係
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1障害者に適した職業訓練の実施 | 361人 | 28.3% |
2就労斡旋の充実 | 142人 | 11.1% |
3企業に対する啓発普及 | 159人 | 12.5% |
4職場訓練の充実 | 61人 | 4.8% |
5授産施設・小規模作業所の造設 | 156人 | 12.2% |
6通所ホームの設置 | 80人 | 6.3% |
7給与、賃金の向上 | 231人 | 18.1% |
8その他 | 84人 | 6.6% |
- 4.社会参加対策関係
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1各種講習会等の開催 | 206人 | 12.4% |
2趣味やスポーツの講座の開設、充実 | 249人 | 15.0% |
3各種情報の提供 | 229人 | 13.8% |
4自動車操作訓練、自動車改造助成の充実 | 54人 | 3.3% |
5盲導犬育成の拡大 | 57人 | 3.4% |
6公共施設における設備の改善 | 234人 | 14.1% |
7民間施設の整備推進 | 94人 | 5.7% |
8交通手段の確保 | 180人 | 10.9% |
9道路等における安全の確保 | 301人 | 18.2% |
10その他 | 54人 | 3.3% |
2 精神薄弱者
精神薄弱者については、できるだけ本人に答えていただく観点から、療育手帳の交付を受けた中・軽度の精神薄弱者(児)を中心に、220名(在宅140名、施設入所80名)の方にアンケート調査用紙を配付し、162人の方に回答をいただきました。(回収率 73.6%)
調査に当たっては、障害のある本人が記入することを原則としましたが、どうしても本人が記入できない場合は、家族が代わって、または家族が本人の意見を聞いて記入していただきました。
調査結果の集計は、回答欄に記入のない方(無回答)を除いているため、回答者の人数の合計は一定していません。
- | 回答総数 | 本人回答 | 代理回答 |
---|---|---|---|
在宅者 | 89人 | 46人 | 43人 |
施設入所者 | 73人 | 55人 | 18人 |
計 | 162人 | 101人 | 61人 |
1 仕事、通学、通園の状況について
あなたは今、昼間を主にどこで過ごしていますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1自宅 | 23人 | 14.2% |
2仕事場(会社) | 42人 | 25.9% |
3通園・通学 | 12人 | 7.4% |
4施設通所 | 7人 | 4.3% |
5施設入所 | 73人 | 45.1% |
6入院 | 5人 | 3.1% |
7その他 | 0人 | 0.0% |
2 生活の希望について
あなたは将来どんな生活をしたいですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1ひとりで暮らしたい。 | 16人 | 10.2% |
2結婚して夫婦で暮らしたい。 | 47人 | 29.9% |
3親と一緒に暮らしたい。 | 40人 | 25.5% |
4兄弟姉妹と暮らしたい。 | 20人 | 12.7% |
5友達と暮らしたい。 | 8人 | 5.1% |
6施設に入りたい(施設で暮らしたい)。 | 26人 | 16.6% |
3 行事やスポーツ大会などの参加状況について
あなたは住んでいる町などの行事やスポーツ大会に参加していますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1よく(月数回)参加する。 | 10人 | 6.3% |
2時々(年数回)参加する。 | 63人 | 39.6% |
3参加していない。 | 86人 | 54.1% |
4 困りごと、悩みごとについて
あなたが今、生活されているなかで、困っていることや将来に対する不安や悩んでいることはどんなことですか、次のなかから2つまであげてください。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1友達関係 | 50人 | 18.9% |
2住居(居室) | 27人 | 10.2% |
3就職について | 56人 | 21.2% |
4結婚問題 | 34人 | 12.9% |
5経済的(生計)な問題 | 40人 | 15.2% |
6その他 | 27人 | 10.2% |
7困っていない | 30人 | 11.4% |
5 相談相手について
あなたが身近に相談する人はだれですか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1親・祖父母 | 65人 | 40.9% |
2兄弟姉妹 | 8人 | 5.0% |
3友人・知人 | 13人 | 8.2% |
4会社の人 | 5人 | 3.1% |
5学校の先生 | 5人 | 3.1% |
6施設の職員 | 51人 | 32.1% |
7医師 | 4人 | 2.5% |
8民生委員 | 2人 | 1.3% |
9精神薄弱者相談員 | 4人 | 2.5% |
10役場職員 | 1人 | 0.6% |
11その他 | 1人 | 0.6% |
6 暮らしの充実の希望について
あなたが暮らしやすくなるために、もっとしてほしいことを次のなかから2つ選んでください。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1相談指導 | 46人 | 18.5% |
2必要なときに施設を利用できる制度 | 22人 | 8.8% |
3ホームヘルパーの派遣 | 3人 | 1.2% |
4医療の充実 | 21人 | 8.4% |
5年金制度の充実 | 50人 | 20.1% |
6ボランティア活動 | 16人 | 6.4% |
7障害者に対するまわりの人の理解 | 82人 | 32.9% |
8その他 | 9人 | 3.6% |
7 社会福祉施設入所の希望
あなたは施設への入所を希望していますか。
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
1している。 | 21人 | 23.6% |
2していない。 | 68人 | 76.4% |
3 精神障害者
精神障害者については、佐賀県精神病院協会の御協力を得て290名の方にアンケート調査用紙を配付し、283名の方から御回答をいただきました。 (回収率97.6%)
調査結果の集計は、回答欄に記入のない方(無回答)を除いているため、回答者の人数の合計は一定していません。
1 基本的事項
- 1.平成5年7月1日現在の年齢
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
20未満 | 1人 | 0.4% |
20以上30未満 | 21人 | 7.4% |
30以上40未満 | 54人 | 19.1% |
40以上50未満 | 103人 | 36.4% |
50以上60未満 | 70人 | 24.7% |
60以上65未満 | 17人 | 6.0% |
65以上 | 17人 | 6.0% |
- 2.男女の別
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
男性 | 176人 | 62.2% |
女性 | 107人 | 37.8% |
- 3.居住している市町村
- | 人数 | 構成 |
---|---|---|
佐賀市 | 50人 | 17.7% |
唐津市 | 25人 | 8.8% |
鳥栖市 | 16人 | 5.7% |
多久市 | 8人 | 2.8% |
伊万里市 | 26人 | 9.2% |
武雄市 | 7人 | 2.5% |
鹿島市 | 11人 | 3.9% |
諸富町 | 0人 | 0.0% |
川副町 | 7人 | 2.5% |
東与賀町 | 1人 | 0.4% |
久保田町 | 2人 | 0.7% |
大和町 | 3人 | 1.1% |
富士町 | 1人 | 0.4% |
神埼町 | 8人 | 2.8% |
千代田町 | 6人 | 2.1% |
三田川町 | 2人 | 0.7% |
東脊振村 | 3人 | 1.1% |
脊振村 | 0人 | 0.0% |
三瀬村 | 0人 | 0.0% |
基山町 | 2人 | 0.7% |
中原町 | 4人 | 1.4% |
北茂安町 | 6人 | 2.1% |
三根町 | 4人 | 1.4% |
上峰町 | 3人 | 1.1% |
小城町 | 6人 | 2.1% |
三日月町 | 2人 | 0.7% |
牛津町 | 4人 | 1.4% |
芦刈町 | 0人 | 0.0% |
浜玉町 | 2人 | 0.7% |
七山村 | 0人 | 0.0% |
厳木町 | 4人 | 1.4% |
相知町 | 3人 | 1.1% |
北波多村 | 1人 | 0.4% |
肥前町 | 9人 | 3.2% |
玄海町 | 1人 | 0.4% |
鎮西町 | 2人 | 0.7% |
呼子町 | 3人 | 1.1% |
有田町 | 3人 | 1.1% |
西有田町 | 1人 | 0.4% |
山内町 | 3人 | 1.1% |
北方町 | 3人 | 1.1% |
大町町 | 5人 | 1.8% |
江北町 | 3人 | 1.1% |
白石町 | 5人 | 1.8% |
福富町 | 2人 | 0.7% |
有明町 | 2人 | 0.7% |
太良町 | 1人 | 0.4% |
塩田町 | 7人 | 2.5% |
嬉野町 | 8人 | 2.8% |
その他 | 8人 | 2.8% |
- 4.家庭であなたの世話をする人は主に誰ですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1父 | 40人 | 14.1% |
2母 | 82人 | 29.0% |
3配偶者 | 22人 | 7.8% |
4子供 | 11人 | 3.9% |
5兄弟 | 67人 | 23.7% |
6その他 | 10人 | 3.5% |
7世話する者がいない | 31人 | 11.0% |
8世話不要 | 20人 | 7.1% |
- 5.あなたの現在の住居状況はどうですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1入院中 | 186人 | 65.7% |
2在宅 | 86人 | 30.4% |
3社会復帰施設 | 1人 | 0.4% |
4グループホーム | 1人 | 0.4% |
5社会福祉施設 | 9人 | 3.2% |
- 6.5で1と回答した人のみ伺いますが、保護義務者はどなたですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1父 | 46人 | 23.7% |
2母 | 37人 | 19.1% |
3配偶者 | 16人 | 8.2% |
4子供 | 9人 | 4.6% |
5兄弟 | 70人 | 36.1% |
6その他の親族 | 14人 | 7.2% |
7市町村長 | 2人 | 1.0% |
2 障害者への理解
- 1.障害者に対する一般県民の理解はどうですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1理解されている | 40人 | 14.7% |
2少しは理解されている | 105人 | 38.6% |
3あまり理解されていない | 96人 | 35.3% |
4全く理解されていない | 31人 | 11.4% |
- 2.一般県民の理解を得るには、どのようなことが効果が上がると思いますか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1一般県民に向けて、テレビ、ラジオ、新聞等を使ってPRする。 | 108人 | 42.4% |
2一般県民に向けて、講演会等を実施する。 | 23人 | 9.0% |
3パンフレットを作成し配付する。 | 22人 | 8.6% |
4小学校、中学校、高等学校、大学等教育の機会を活用する。 | 27人 | 10.6% |
5民生委員等地域のリーダーに研修を行う。 | 23人 | 9.0% |
6ボランティアを数多く育成する。 | 33人 | 12.9% |
7その他 | 19人 | 7.5% |
3 精神保健対策の充実
- 1.現在、利用している制度はどれですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1通院医療費公費負担申請制度 | 85人 | 31.8% |
2高額医療費 | 92人 | 34.5% |
3心身障害者扶養共済制度 | 13人 | 4.9% |
4税の障害者免除制度 | 11人 | 4.1% |
5利用している制度はない | 66人 | 24.7% |
- 2.障害年金についてどうですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1受給している。 | 122人 | 45.0% |
2制度を知らない。 | 55人 | 20.3% |
3制度は知っているが、障害の程度が軽かったため受給できなかった。 | 20人 | 7.4% |
4制度は知っているが、年金受給の要件を満たしていなかった。 | 47人 | 17.3% |
5制度は知っているが、受給したくなかった。 | 27人 | 10.0% |
- 3.相談や訪問について、現在、利用しているものはどれですか。
- 1.訪問指導について
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1保健所保健婦による訪問 | 31人 | 12.1% |
2市町村保健婦による訪問 | 11人 | 4.3% |
3医療機関からの訪問看護 | 29人 | 11.3% |
4ボランティアによる訪問 | 0人 | 0.0% |
5訪問は利用していない | 186人 | 72.4% |
- 2.相談について
- | 最も利用している | 次に利用している | ||
---|---|---|---|---|
人員 | 構成 | 人員 | 構成 | |
1病院職員(主治医、看護者等) | 208人 | 80.9% | 30人 | 14.2% |
2保健所・精神保健センター職員 | 8人 | 3.1% | 20人 | 9.5% |
3福祉事務所職員 | 0人 | 0.0% | 4人 | 1.9% |
4市町村職員 | 0人 | 0.0% | 0人 | 0.0% |
5民生委員 | 0人 | 0.0% | 3人 | 1.4% |
6親戚の人 | 15人 | 5.8% | 53人 | 25.1% |
7家族会の人 | 8人 | 3.1% | 26人 | 12.3% |
8職場、学校関係の人 | 2人 | 0.8% | 4人 | 1.9% |
9同じ障害を持つ仲間 | 11人 | 4.3% | 58人 | 27.5% |
10障害を持たない友人・知人 | 4人 | 1.6% | 9人 | 4.3% |
11電話相談(こころの電話) | 1人 | 0.4% | 4人 | 1.9% |
- 4.相談や訪問について、今後、充実すべき制度はどれですか。
- 1.訪問指導について
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1保健所保健婦により訪問 | 44人 | 17.5% |
2市町村保健婦による訪問 | 36人 | 14.3% |
3医療機関からの訪問看護 | 103人 | 41.0% |
4ボランティアによる訪問 | 15人 | 6.0% |
5充実すべきと思うものはない | 53人 | 21.1% |
- 2.相談について
- | 最も必要なもの | 次に必要なもの | ||
---|---|---|---|---|
人員 | 構成 | 人員 | 構成 | |
1病院職員(主治医、看護者等) | 193人 | 73.7% | 26人 | 11.8% |
2保健所・精神保健センター職員 | 17人 | 6.5% | 39人 | 17.6% |
3福祉事務所職員 | 16人 | 6.1% | 34人 | 15.4% |
4市町村職員 | 0人 | 0.0% | 10人 | 4.5% |
5民生委員 | 4人 | 1.5% | 18人 | 8.1% |
6家族会の人 | 11人 | 4.2% | 20人 | 9.0% |
7職場、学校関係の人 | 1人 | 0.4% | 5人 | 2.3% |
8同じ障害を持つ仲間 | 11人 | 4.2% | 43人 | 19.5% |
9障害を持たない友人・知人 | 8人 | 3.1% | 16人 | 7.2% |
10電話相談(こころの電話) | 1人 | 0.4% | 10人 | 4.5% |
- 5.つぎにあげる居住施設について、必要と思うものはどれですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1援護寮(退院後、一部援助を必要とする人のための生活指導訓練施設) | 53人 | 20.0% |
2福祉ホーム(住宅の確保が困難な人のための作業訓練、生活訓練施設) | 21人 | 7.9% |
3グループホーム(地域で作業所等に通いながら、世話人がいて4~5人で 民間のアパート等で共同生活するもの) |
33人 | 12.5% |
4家族とともに居住できる場 | 98人 | 37.0% |
5特に必要としない | 60人 | 22.6% |
4 雇用・就業の促進
- 1.あなたは現在どんな仕事をしていますか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1正規の社員、従業員として勤めている。 | 14人 | 5.2% |
2パート、アルバイト、臨時として勤めている。 | 25人 | 9.3% |
3自営業、農業、家事主婦業を中心にやっている。 | 10人 | 3.7% |
4自営業、農業、家事主婦業を手伝っている。 | 21人 | 7.8% |
5その他 | 27人 | 10.0% |
6以上のことは特にしていない。 | 172人 | 63.9% |
- 2.保健所・精神保健センターのデイケアへの利用状況について
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1制度を知らない | 98人 | 36.0% |
2利用している(利用していた) | 51人 | 18.8% |
3利用したことはないが、今後は利用したい | 48人 | 17.6% |
4利用したいが、交通費がかかるため利用できない(利用しにくい) | 19人 | 7.0% |
5今後も利用の必要を感じない | 56人 | 20.6% |
- 3.通院患者リハビリテーション事業の利用について
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1制度を知らない | 130人 | 47.8% |
2利用している(利用していた) | 22人 | 8.1% |
3利用したことはないが、今後は利用したい | 45人 | 16.5% |
4利用したいが、近くに適当な事業者がない等のため利用できない | 23人 | 8.5% |
5今後も利用の必要を感じない | 52人 | 19.1% |
- 4.就労に関して、今必要としているものはどれですか。
- | 人員 | 構成 |
---|---|---|
1通院患者リハビリテーション事業(一般の事業所における作業訓練の場) | 33人 | 12.8% |
2小規模作業所(家族会が運営する数人程度の共同作業の場) | 19人 | 7.4% |
3授産施設(法人や市町村が運営する20人程度の作業訓練の場) | 7人 | 2.7% |
4職場適応訓練制度(正式雇用を前提とした一般の事業所における職業訓練) | 26人 | 10.1% |
5職業能力開発校(職業訓練校) | 10人 | 3.9% |
6求職の斡旋や職業の相談(公共職業安定所) | 27人 | 10.5% |
7一般の仕事の場 | 50人 | 19.4% |
8特に必要としない | 86人 | 33.3% |
5 その他の事項について希望する施策や制度はどれですか。
- | 第1希望 | 第2希望 | 第3希望 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
人員 | 構成 | 人員 | 構成 | 人員 | 構成 | |
1ショートステイ | 21人 | 8.5% | 11人 | 4.8% | 4人 | 1.8% |
2緊急の対応 | 57人 | 23.2% | 19人 | 8.3% | 13人 | 5.9% |
3ボランティア | 27人 | 11.0% | 41人 | 17.8% | 23人 | 10.5% |
4付き合いの場 | 35人 | 14.2% | 37人 | 16.1% | 31人 | 14.2% |
5各種講座の開設 | 15人 | 6.1% | 23人 | 10.0% | 31人 | 14.2% |
6交通費の助成 | 7人 | 2.8% | 9人 | 3.9% | 12人 | 5.5% |
7運賃割引制度 | 8人 | 3.3% | 19人 | 8.3% | 16人 | 7.3% |
8公共料金の減免 | 7人 | 2.8% | 22人 | 9.6% | 19人 | 8.7% |
9通院医療費助成 | 22人 | 8.9% | 24人 | 10.4% | 26人 | 11.9% |
10年金制度の充実 | 47人 | 19.1% | 25人 | 10.9% | 44人 | 20.1% |
佐賀県障害者対策長期計画策定委員会
1委員名簿
佐賀女子短期大学 | 講師 | 新郷 霞(委員長) |
佐賀県身体障害者団体連合会 | 会長 | 松尾 栄 |
佐賀県盲人会連合会 | 会長 | 坂井 信男 |
佐賀県ろうあ者福祉協会 | 会長 | 江口 知久 |
佐賀喉友会 | 会長 | 田中 義海 |
佐賀県腎臓病患者連絡協議会 | 会長 | 富崎 忠博 |
全国脊髄損傷者連合会佐賀県支部 | 支部長 | 田端 弘 |
日本オストミー協会佐賀県支部 | 支部長 | 岩宗 誠治 |
佐賀県身体障害者スポーツ協会 | 会長 | 水田 徳彦 |
佐賀県精神薄弱者育成会 | 会長 | 川口 博憲 |
佐賀県精神薄弱者愛護協会 | 会長 | 川崎 渉助 |
佐賀県精神障害者家族連合会 | 会長 | 山田 憲幸 |
(前任者 西川 泰彦) | ||
佐賀県社会福祉協議会 | 常務理事 | 中島 正夫 |
佐賀県障害者雇用促進協会 | 事務局長 | 松尾 利明 |
佐賀県民生委員・児童委員連絡協議会 | 会長 | 藤本 智水 |
佐賀県ボランティア連絡協議会 | 会長 | 時里 一義 |
佐賀県社会福祉施設経営者協議会 | 会長 | 諸隈 正剛 |
佐賀県特殊教育研究会 | 会長 | 中島 末信 |
佐賀県医師会 | 会長 | 吉原 正智 |
佐賀県精神病院協会 | 会長 | 鮫島 健 |
佐賀県議会文教厚生常任委員会 | 委員長 | 富崎 一巳 |
佐賀県福祉生活部 | 部長 | 横尾 通正 |
佐賀県保健環境部 | 部長 | 石塚 正敏 |
(前任者 平田 輝昭) |
2委員会開催状況
第1回委員会 平成5年 6月21日 佐賀県身体障害者福祉会館
第2回委員会 平成5年11月30日 佐賀県勤労者福祉会館
第3回委員会 平成6年 2月22日 佐賀県身体障害者福祉会館
佐賀県心身障害者対策協議会
1委員名簿
佐賀女子短期大学 | 講師 | 新郷 霞(会長) |
佐賀県医師会 | 会長 | 吉原 正智 |
佐賀県精神病院協会 | 会長 | 鮫島 健 |
佐賀県身体障害者団体連合会 | 会長 | 松尾 栄 |
佐賀県精神薄弱者育成会 | 会長 | 川口 博憲 |
佐賀県精神薄弱者愛護協会 | 会長 | 川崎 渉助 |
佐賀県精神障害者家族連合会 | 会長 | 山田 憲幸 |
佐賀県社会福祉協議会 | 常務理事 | 中島 正夫 |
佐賀県障害者雇用促進協会 | 事務局長 | 松尾 利明 |
佐賀県民生委員・児童委員連絡協議会 | 会長 | 藤本 智水 |
佐賀県ボランティア連絡協議会 | 会長 | 時里 一義 |
佐賀県地域婦人連絡協議会 | 副会長 | 時津 凉歌 |
佐賀県社会福祉施設経営者協議会 | 会長 | 諸隈 正剛 |
佐賀県特殊教育研究会 | 会長 | 中島 末信 |
佐賀県教育委員会委員長 | 委員長 | 西村 聰子 |
2協議会開催状況
平成6年 3月23日 佐賀県身体障害者福祉会館
主題:
佐賀県障害者施策に関する新長期行動計画 No.2 55頁~94頁
発行者:
発行年月日:
文献に関する問い合わせ先:
佐賀県庁
〒840-8570 佐賀市城内1丁目1番59号
電話:0952-24-2111