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ニュースフラッシュ
第6回DPI世界会議札幌大会に向けて
全道キャンペーン・キャラバンの実施

 北海道をぐるりと一周し、DPI札幌大会をPRするキャンペーンキャラバン。今年は6月24日札幌大通公園をスタートし、道内の13の支庁と8市町村をまわって、7月29日、メイン走者であるDPI事務局の宮下次長はじめスタッフ4人が無事ゴールしました。テレビや新聞がこのキャラバンを大きく取り上げてくれたおかげで、大きな反響がありました。
 昨年のキャラバンは何もかも初めてでした。準備期間や同行スタッフの人数も少なく、メイン走者である宮下さんは自分が乗る自転車の構造も知らなくて、トラブル続きでした。そんなサバイバル色の強かった前回にくらべ、今回は各地の方々と交流しながら有意義な広報活動ができたと自負しています。
 沿道からの声援は数え切れないほどで、大きなトラブルもなく、おおむね順調でした。しかし、いくら準備を整えても走りは辛かったです。強い雨にも数回遭いましたし、北見では朝9時の時点で気温が30度を超え、炎天下の道を走りました。
 メイン走者の宮下さんは苦しい毎日を必死に耐え、最後まで走りぬきました。知床峠、豪雨のなかでの走行は、本当に苦しかったと思います。
 同行したスタッフも実によく頑張ってくれました。中にはボランティア経験がまったくなく、障害者と接するのもはじめてという人もいました。36日間という長い期間、初対面の男たちが寝食を共にするというのはたいへんなことです。でもみんなは常に気分よく、笑いの絶えない雰囲気を作ってくれました。障害の有無にかかわらずみんながいろいろな難関をクリアしていったり、ゴールという目的に向かっていったこのキャラバンは、DPIがめざすものが凝縮されていたと思います。スタッフのみんなには本当に感謝しています。
 本当にたくさんのことがありました。感激させられたこともあれば、腹の立つこともありました。このキャラバンの模様は、9月15日(土)にテレビで放映されますので(北海道地方のみ)、たくさんの人たちに見ていただきたいと思います。

西村裕広(2002年第6回DPI世界会議札幌大会組織委員会事務局)

最終年記念フォーラム募金活動が本格スタート

 最終年記念フォーラムの成功に向けた募金活動が、いよいよ本格的にスタートしました。
 去る7月25日に、第1回の募金特別委員会(委員長:金田一郎・聴力障害者情報文化センター理事長)を開催し、募金活動の基本方針について協議しましたが、まずフォーラムを主催する私たち障害者関係団体自身が、フォーラムの意義を深く理解し、それぞれの団体の中でも周知徹底して努力していくことの必要性が、改めて確認されました。こうして「手作り」の「草の根」の取り組みを行っていくことが、募金活動を含めたすべてのフォーラム活動の基本となります。
 「アジア太平洋障害者の十年」最終年は、過去10年間の評価を行うとともに、次世代へ続く新しい障害者施策や、関係者の協働のあり方を考えていく重要な契機となります。
 この最終年を意義深いものとするため、地域に住む一人ひとりの方々に参加していただいて、フォーラムの活動を進めていきたいと考えています。
 皆様のご支援をお願いいたします。

(文責:フォーラム総合事務局 原田 潔)


◆募金に関する問い合わせ先◆

フォーラム総合事務局(日本障害者リハビリテーション協会内)奥山、原田
  TEL:03-5273-0601  FAX:03-5273-1523

最終年記念フォーラム寄付金 受け入れ口座等

(1)郵便振替 00140―8―53113
  財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 フォーラム寄付金口

(2)銀行振込 東京三菱銀行 西早稲田支店
  (普) 0314640
  財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 フォーラム寄付金口 会長 山下眞臣


■最終年記念フォーラムのホームページができました。
http://www.normanet.ne.jp/~forum