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国際職業リハビリテーション研究大会のお知らせ

日本障害者雇用促進協会

1 開催目的

 日本障害者雇用促進協会では、職業リハビリテーションに関する研究の成果や実践経験の普及と参加者相互の意見交換・経験の交流等を目的とする「職業リハビリテーション研究発表会」を平成5年から毎年開催しています。昨年11月に開催した第9回では職リハに関する基礎講座、障害者問題の有識者による特別講演、行政の担当者(厚生労働省、文部科学省)による講演、研究者・実践者による研究発表等がなされ、障害者の就労問題にかかわる幅広い分野(職業安定行政、職業訓練、福祉、教育、医療、事業所等)の方、約千人にご参加いただきました。
 そして、本年度は、関係諸団体が共催で行う「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラム大阪フォーラムの一環として、名称も「国際職業リハビリテーション研究大会」として開催いたします。
 開催期間は10月21日(月)から23日(水)までの3日間で、21日はフォーラム全体の合同プログラムが大阪国際会議場で、22日と23日は研究大会独自のプログラムが大阪国際交流センターで行われます。

2 プログラム概要

 研究大会のプログラムは、22日には職リハに関する特別講演2題「アジア太平洋地域諸国における障害者の訓練及び雇用の分析」デボラ・ペリーILO職業リハビリテーション上席専門官(バンコク)、「日本の職業リハビリテーション―その実践と研究のあゆみ―」三ツ木任一放送大学名誉教授と、日本を含むアジア太平洋地区の発表者(専門家・関係者)による国際交流分科会が、23日には研究発表(口頭およびポスター発表)が行われます。
 また、22日と23日には大阪国際交流センターにおいて、「障害者就労支援機器展」を機器メーカーの協力を得て開催します。
 国際交流分科会は、四つの分科会がそれぞれのテーマ別に「障害者雇用に関する法制度・施策」、「職業リハビリテーション(1):職業指導・評価」、「職業リハビリテーション(1)職業能力開発」、「民間企業における障害者雇用状況、好事例紹介」、発表者による発表と討議、参加者も交えた意見交換等が行われます。
 研究発表は口頭発表とポスター発表併せて60題の発表がなされる予定で、発表テーマは、職業評価、職業カウンセリング、知的障害者や精神障害者に対する職業訓練、高次脳機能障害者への就労支援、事業所における実践報告等と多岐にわたります。
 当協会では、職リハ関係者が職リハ研究発表会に参加いただくことにより、わが国の職リハ活動の質の向上に役立つことをめざしてきました。そして、本年度においては、広く国外の動向に関する情報提供、関係者との直接的な情報交換等も盛り込むことにより、職リハ活動の進展になおいっそうの寄与をめざしています。
 障害者の職業問題に携わる方、興味をお持ちの方に一人でも多くご参加いただけることをお待ちしております。

3 参加申し込み・問い合わせ先

 「国際職業リハビリテーション研究大会」の参加申し込みにつきましては、関係機関等にお送りした「開催ご案内」をご覧いただき、お申し込みください。お手元にない場合は、下記事務局へご請求ください。ホームページでもプログラムの紹介と参加受付を行っていますのでご利用ください。参加申し込みの期限は9月20日(金)となっておりますが、申し込み状況によっては受付をいたします。詳しくは、事務局にお問い合わせください。なお、開催当日の参加申し込みは受付ておりません。また、定員に達した場合には、期限前でも締め切る場合がございますので、お早めのお申し込みをお願い申し上げます。

〈国際職業リハビリテーション研究大会事務局〉
日本障害者雇用促進協会 障害者職業総合センター企画部企画調整室

〒261―0014 千葉市美浜区若葉3―1―3
TEL:043―297―9067
FAX:043―297―9057
担当:野口・宮本
URL http://www.nivr.jaed.or.jp
E-mail kikakubu@nivr.jaed.or.jp