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APDF(アジア太平洋障害フォーラム)
シンガポール会議開催

 去る11月26日から28日、シンガポールにおいて、APDF(アジア太平洋障害フォーラム)設立会議が開催された。
 同会議にはアジア太平洋地域から16か国、300人を超す(日本からの参加者は38人)参加者があった。
 1日目の午前中は、APDFの総会が行われ、役員選出と規約の採択が行われた。
 会長には、ジュディー・ウィー氏(シンガポール)、副会長には、中西正司氏(日本)、JBムンロ氏(ニュージーランド)、事務局長には、松井亮輔氏(日本)が承認された。役員の任期は2年。今後は、昨年10月の「びわこミレニアム・フレームワーク」(BMF)に掲げられた目標達成のため活動を展開する。
 全体会、パネルディスカッションでは、BMFの目標達成に向けた課題と解決のための提案や取り組みについて意見交換がなされた。
 ワークショップは「情報コミュニケーション及び支援技術へのアクセス」「雇用拡大のための教育及び職業訓練」「自助グループ及び自立生活運動」「公共交通へのアクセス」「雇用の機会」「障害をもつ女性」の6つが行われた。各プログラムともフロアからの意見が活発で、「自助グループ及び自立生活運動」のセッションでは、自分たちの声を政府に届けるにはどうしたらよいか、また、学校卒業後の地域生活支援のあり方など、スピーカーに意見を求める声も見受けられた。
 次回会議は、2年後の2005年となる。