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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年2月号

編集後記

今号の先端技術の特集はアナログ人間の私にとっては興味深い内容だった。最近もICタグを使った商品管理の応用が新聞で紹介されていた。コスト削減が普及の課題らしいがこれも近いうちに解決されるだろう。これらは障害者向けではなくてもユニバーサルデザイン商品としてこれから利用範囲が広がっていくにちがいない。個人的な話になるが、アナログ人間の目下の懸案は、携帯電話を共有している子どもから機種変更をしつこくせがまれていることである。携帯電話同士でテレビ電話が可能な時代となってしまったのだから今時、折りたたみ式じゃない、カラーじゃないとくれば時代遅れもはなはだしくて話にならない…か。(S)


今月の特集では、ユーザーの方々から、貴重なご意見をいただきました。本誌で紹介したのはほんの一部の声ですが、製品の開発者にこの声をぜひ伝えたい気分です。

別のある車いすユーザーの方は、後輪が結構スペースを取るのでどうにかならないかな、この部分が半分のスペースになるといいのに…、と話していました。技術的なことは考えずに、「じゃあ、後輪を3日月みたいにしたらどう?」(これでは動きませんが)と無茶な話をしましたが、実際にはどうなのでしょうか? あと10年くらいしたらそれも可能になっているかも。(K)