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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年4月号

編集後記

先日新聞で見つけた「じゅうねんドレッシング」の記事。懐しさと同時にあの独特の風味が思い出されてきた。田舎の母は「じゅうねんみそ」を作り置きして冬は和(あ)え物用にと一年中冷蔵庫に入っている。夏はこれを冷たい水で薄めて、うー麺(素麺よりやや太め)にかけて、おろしにんにくを一つまみのせて食べる。これが暑い夏には欠かせない。福島県鮫川村の知的障害者授産施設鮫川たんぽぽの家がドレッシングの商品化にこぎつけ、特産品として福島空港等で売られているという。機会があればぜひ賞味して頂きたい。というのも鮫川村はわが故郷の隣村、そんな縁もあってうれしくて、紹介させて頂いた(たんぽぽの家0247―49―2022)。(S)


『大学へ行こう!!』。これは今回の特集で実践報告をしていただいた東京学芸大学の公開講座「自分を知り社会を学ぶ」の受講生の論文集のタイトルです。どの文章もシンプルで分かりやすく、気持ちが伝わってきます。ここまでまとめるには支援スタッフの方々ともかなりの時間を費やしたのだろうと想像します。受講生の論文のほかに、公開講座にかかわったシニアやスタッフからの声もあり、「学ぶ」とは何かを考えさせてくれます。この報告書は、本誌22頁で紹介されていますので、関心のあるかたはご一読ください。(K)