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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年12月号

編集後記

12月だというのに20度を超す暖かいという表現を通り越して暑い日があったり、また台風が来たりと異常気象は今年の締めくくりを迎えようとしているのに、やむことがない。最近、新聞で本誌に執筆して頂いたことのある方をお見かけした。一人は自立生活センター新潟の遁所直樹さん、学生無年金障害者の裁判の記事で。もう一人は東京大学の市野川容孝さん、北海道の浦河べてるの家の方々が出席されて東京大学でシンポジウムを開いた記事で。原稿執筆をお願いする時は電話がほとんどで、近頃はメールだけで済んでしまうこともあり、顔どころか声も知らないことが多い。だから写真入りの記事を読んだりすると「こういう方だったんだ」とより身近に感じられて、いつもより真剣に読んだりする。今年も僅か、ありがとうございました。(S)


今年の1月号から本誌表紙を飾っている服部憲政さんが、第16回アートビリティ大賞「日立キャピタル特別賞」を受賞しました。私たちも自分のことのようにうれしく思っています。服部さんというフィルターを通すと魚や運動会などの様子がシンプルで温かみがあり、ホッとさせられる作品になります。そこが服部さんの作品の魅力ではないでしょうか。

雑誌は中身はもちろんですが、皆さんの手に取ってもらえる表紙も大切だと思っています。ちょうど今、来年の表紙をどの作家の方にお願いするか、選ぶ作業をしているところですが、どんな作品になるのか、どうぞお楽しみに。(K)