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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2007年7月号

編集後記

友人が地元のデイサービスセンターで障害児の移動や介護のヘルパーをしている。時々「ひやっ」とさせられたり「痛い!」ことをされたりもするようだが、楽しいよと言っている。始めて3年、やはり気がかりは卒後のことだという。今は学校が終わればデイサービスセンターで過ごすということもできるが、学校がなくなってしまったら…。日中に占める学校の存在は確かに大きいし、卒業して働くことが難しい場合、就労支援や居場所が確保できるのかどうか…。私と同年齢の友人は体力を気にしつつ話を続けた。「3年間同じ子どもに関わっていると、変わっていくのよ。成長しているんだよ。だから諦めちゃいけないと思う。当たり前だけどね…」(S)


今月号の「知り隊おしえ隊」では、アクセスディンギーを紹介した。以前、私も取材でヨットに乗船したことがある。はじめての体験だったが、風をうまく利用して進むヨットは爽快で、機会があればまた乗ってみたい、と思った(残念ながら今のところその1回きりですが…)。わずかな風を利用して進むのを見て、風の見つけ方を聞いたところ、風が吹いているところは海面がざわついているので分かると教えてくれた。これは風を見つける一つの方法だが、自然の風を肌で感じたり海面を吹き抜けるのを目で感じたりすることができて、おもしろいと感じた。これからの季節、ヨットで風を感じてみるのもおすすめです。(K)