「ノーマライゼーション　障害者の福祉」　2008年12月号

編集後記

昨年の今頃も原油の高騰で、物価高がすでに始まっていた。そして、今年もアメリカのサブプライムローンから始まった金融不安が津波となって押し寄せ、世界経済の減速、株価の下落、企業の倒産、雇用不安、と経済通ならずとも項目だけは挙げられる。自分たちの生活にどんな影響がでてくるのか分からない心配と不安がある。明るい話題は見渡しても何もない。じっと我慢、動かず足元をしっかりみて、耐える、しかないのか。そんな中、わが家の台所の床がぶかぶかになり、張り替えざるをえなくなって、今工事の真っ最中。ついでに子どもが念願のソファも購入することにした。今年のわが家の明るいニュースである。つましすぎますね？　今年１年皆様ありがとうございました。（Ｓ）

今回のグラビアで紹介した北谷好美さんは、本誌８月号の特集で意思伝達装置のユーザーとして原稿の執筆をお願いした。その時、実際に使っているところを紹介するために写真を何枚か送っていただいた。その中の１枚で愛犬ちびとツーショットで写っている北谷さんの穏やかな笑顔がとても印象的でした。グラビアでもちびに優しい眼差しを向けている北谷さんが載っています。ちびにまつわるエピソードをお聞きすると、ますますかわいさアップです。取材ではじめてご自宅におじゃました時は、ずーっとちびに警戒されていましたが、２回目は途中から馴染んでくれて、私もすっかり癒されました。（Ｋ）