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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2009年10月号

編集後記

8月末に民主党政権が誕生し、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法の廃止が打ち出された。今月の特集とも関連することで、今後どのようになるのか推移を見守らねば。もちろん今より良くなることが期待されるが正直、今後のことはわからないというのが本音だろうか。障害のある人が65歳になった途端、介護保険に移行するサービス内容の変化、前から言われていることだが連続した生活の中で制度が変わることによる弊害は大きい。話は変わるが、先日、閉店近い家の近所のスーパーで高齢のご夫婦が電卓をたたきながら値引きされた商品を買い物している姿をみかけてちょっとショックを受けた。「福祉にはどうしてもお金は必要なのだ」という横田さんの言葉が重く響く。(S)


スポーツの秋。「知り隊おしえ隊」で紹介したフリークライミングは、4年ほど前、取材の時に体験させていただいた。突然の挑戦だったが、実際にやってみると自分でルートを探しながら登っていくのが楽しくて、またやりたいという気持ちになった。今私が気になっているスポーツの一つに「スカッシュ」がある。でも、やっているのを見ていると結構ハードなので、私には体力的に無理かも、とためらっていた。しかし、フリークライミングを体験した時のことを思い出し、実際にやってみて、続けるかどうかは後で決めればいい、と考え直した。スポーツは自分なりの楽しみ方があるので、チャレンジしてみようと思う。(K)