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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年7月号

大特集 東日本大震災
~被災障害者の実態と新生への提言~

東日本大震災は、地震と津波、そして原発事故などと複合しながら障害分野にも甚大な被害をもたらしました。

震災発生直後から、障害関係団体や民間のNPO団体などは、被災した障害のある人や家族、関係者を救済するために現地本部を立ち上げ、現在も支援活動を続けています。

大震災から3か月余を経ましたが、障害のある人の被害実態は今なお明らかではなく、一方で、在宅者や避難所生活にあっては「障害が故の困難」が続いています。

今月号の特集は全ページを使い、さまざまな立場から被災地の実態と支援活動を通して見えてきた課題を明らかにし、課題解決のための提案をいただきました。

被災地における障害のある方々への支援のあり方、各団体の初動期からの支援活動の実際、そして座談会では、被害の本質についても迫っていただきました。障害故にどのような困難があるのか、被災の実態と支援活動を通して見えてきた課題、長期化が予想される避難生活の改善などについて提言をいただきました。

また、今般の大震災を教訓に、私たちはこれからの社会をどのように構築すべきか、6人の識者から復興・新生に向けた提言をいただきました。