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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2013年5月号

編集後記

明石徹之さんの成長と子育てを綴った多数の著書がある洋子さんは、昨年厚生労働大臣賞を受賞され、6月に徹之さんの公務員生活20周年も兼ねて祝賀会が催される。おめでとうございます。今岡秀藏さんは、就職後初めて担当した雑誌で挿絵をお願いしていた。八王子まで伺った事も何回もある。煙草の吸う姿が決まった方だった。大学時代に参加していたボランティアサークルは3施設の訪問が主な活動で、その一つが島田療育園だった。おむつたたみや園内散歩、時には食事介助もさせていただいた、という表現をせざるを得ないほどの当時の自分。多摩センター駅前のあぜ道を歩いて島田まで行けた頃の話である。木実谷先生のタイトルにある「そして未来へ」を読んでうれしく希望を感じた。(S)


ドキュメンタリー映画「生命(いのち)のことづけ~死亡率2倍 障害のある人たちの3.11~」。この作品が新しい情報保障の試みをしている点にも注目したい。字幕、手話、音声解説がついていることだ。詳細については、「列島縦断」のコーナーで小出真一郎さんが紹介しているが、音声解説の内容がわかるし、また、手話がろう者の方に分かりやすい表現になっているところなどに当事者の視点を感じる。この映画は被災の状況を伝える(知る)ことはもちろん、さまざまな障害に対応する情報保障のあり方を考える機会にもなるのではないだろうか。映画の問い合わせは、JDF事務局(tel03-5292-7628、fax03-5292-7630)まで。(K)