音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2013年10月号

編集後記

「いやいや驚きました」とチーム近藤のKさん。それは私も同じで、グラビアの校正をしながらびっくりして目が止まった。どうしてここにKさんが…昨年一度会ったきりなのだが、温かなお人柄と会計のプロなのだが、こちらもプロと見紛うほどのカメラの腕前、そして周りへの気遣いが印象に残っていた。本業以外のこうした活動を楽しんでいるかの如く「お陰様で充実した人生を楽しんでいます」というこの謙虚な姿勢が、Kさんの人間性を表している。変わって9月22日、板山賢治氏が亡くなられた。本誌9月号に原稿が載ったばかりで間を置かずして旅立たれた。よくまとめてくれたと喜んでいたとお嬢さんから伺った原稿は、板山氏ならではの遺稿となった。ご冥福をお祈りしたい。(S)


板山賢治さんがお亡くなりになりました。昨年8月号の特集で戦後30年の障害者施策の展開と障害者運動について原稿の執筆をお願いしました。その後、障害者運動や民間団体の活動を支えてくれている助成財団に焦点を当てて特集をしたいというご提案があり、ご自身でまとめられた資料なども見せていただきました。これがきっかけで助成財団の方々から支援の歴史などを聞くことができ、本誌9月号の特集へとつながりました。板山さんには、本誌編集委員としても2005年3月まで関わっていただきました。最後の原稿が本誌となったことも何か縁があるのかもしれません。これからもずっと見守ってほしいと思います。(K)