音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2014年6月号

特集 相談支援事業の現状と課題

障害者ケアマネジメントは、障害のある人たちのニーズに即した効果的な生活支援を図る重要な支援手法である。これを制度化したものが「相談支援事業」である。1995年の障害者プラン以降、ケアマネジメント体制の確立と担うべき人材研修が試行事業を経て本格的に実施され、2005年の「障害者自立支援法(現障害者総合支援法)」の「相談支援事業」化に伴い、全国の市区町村で展開されるまでになった。

特集では、相談支援の役割や計画相談の進捗状況を紹介するとともに今どのような状況にあり、何が課題となっているのか、また、障害のある人たちが地域で自分らしく生活するために「相談支援」や「相談員」はどうあるべきかなど、各地の実践報告を通して現状と課題を明らかにし、今後の方策を探る。