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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2014年9月号

編集後記

cafeゆうじ屋を初めて訪ねた時は、たまたま上京していた同郷の友人も同行した。大震災で被災した友人の状況や原発事故を心配し、まだ被災地を訪問していないことを悔いてもいた。友人は白河市で喫茶店をやっていたので「大変でしょう」と同じ経営者ならではの苦労を尋ねられ、帰りにおみやげのシフォンケーキをいただいた。先日は、リハ協会にも訪問販売にカッ飛んできた。という表現がピッタリの小走りでも追いつけないくらいの電動車いすで小雨も気にせずにやってきた。楽しんで生きるモデルになりたいという裕二さん、不思議と周りにいる人に元気と笑顔を巻き起こしながら自らの生き方を貫いている。若い障害のある人にはどのように届くのだろうか。(S)


八木勝自さんに富山ライトレールの写真を送ってほしいと伝えると、動画を送るのでその中から静止画としてプリントして使ってほしいということでした。動画を見たほうが富山ライトレールのよさが分かるから、という理由です。動画を見ると、車両と電停ホームの段差がなくて、車いすの人もそのままスムーズに乗り込むことができるのがよく分かります。電停と道路も段差がなく、利用している人たちの様子を見ていると、さまざまな方面から評価が高いというのが分かるような気がしました。来年3月に北陸新幹線が開業すると富山は今よりもずっと近くなるので、実際に乗ってみたくなりました。(K)