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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2016年4月号

編集後記

グラビアの八幡崇典さんが10年前、本誌のグラビアに出てくれた時のタイトルは「一人四役を熟す自閉症青年―材料採取から竹紙漉き、書道、地域指導まで」。地域指導とは、小学校の体験学習で行なっていた竹紙漉き。同じ人が再度登場するのは初めてでこれも本誌ならではとも言えるが、取材された中村さんのお陰だ。10年前のトップ写真は孟宗竹を力強く切り落とす姿だ。八幡さんが作った珍しい竹筆、大筆や小筆、平筆などを中村さんからいただいたが、私達が持っているよりどなたかに使って頂けたらと思う。今号の特集は存じ上げている方が多く、皆さんありがとうございました。HALスイッチの山海教授のお名前を拝見して筑波大での10年前のインタビューを懐かしく思い出した。(S)


去年のちょうど今頃京都に行きました。移動に市バスを使ったので、京都駅前のバスターミナルの行列を経験した私は、小泉さんの原稿を「そうそう」と思いながら拝見しました。お寺や歴史的建造物などはバリアフリー化にするのは難しい面もあります。以前、奈良の様子を聞いたことがありますが、車いすユーザーにとってはなかなか利用が難しいということでした。現在はどうでしょうか。今回紹介していただいた永観堂の情報は、とてもうれしく思いました。ちょっとした気遣いの大切さや、視点を変えて鑑賞してみるとまた違った発見があることを教えていただきました。今度は秋の紅葉の季節に訪れてみたいです。(K)