「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2016年4月号
(第36巻 通巻417号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【4月号の特集】
コミュニケーション支援機器
私たち人間は、生きるための手段として言語を使ってコミュニケーションする唯一の生き物であり、二足歩行と並び、人としての尊厳を表す象徴である。
しかし、それが失われた世界はどんなものか。私たちの想像をはるかに超えるものである。そのような方たちのために開発された意思伝達装置。その開発は、ユーザーの声や新しい技術の開発により常に進化している。
特集では、コミュニケーション支援機器としての意思伝達装置の最新情報をはじめ、コミュニケーションの道具としての有効性や実用性、障害の状況に合わせた適合技術や支給システムなど、実際に使用する上で必要な情報のほか、ユーザーの方々からご意見やご提案をいただく。
- 【グラビア】
- 「甦る思い出」がいっぱい!
絵日記を描き続けて1万余日
写真・文:中村年延
- 「甦る思い出」がいっぱい!
- 【時代を読む】
- 全国ポリオ会連絡会の発足と歩み
阿部一彦
- 全国ポリオ会連絡会の発足と歩み
- 【特集】 コミュニケーション支援機器
- コミュニケーション支援機器 開発の動向と今後の展開
小野栄一 - ブレイン-マシン・インターフェイス技術によるコミュニケーション支援
神作憲司 - 機器の適合とその普及
日向野和夫 - 意思伝達装置の支給体制の現状と展望
井村保 - 「新心語り」の開発と実用化
小澤邦昭 - 利用者の声
- 患者当事者にとっての意思伝達装置
岡部宏生 - 特別支援学校におけるコミュニケーション支援機器の活用と課題
禿嘉人 - 人力 versus 福祉機器
天畠大輔
- 患者当事者にとっての意思伝達装置
- コミュニケーション支援機器 開発の動向と今後の展開
- 【1000字提言】
- 累犯障害者
佐藤一 - 日本型インクルーシブ教育の構築を
長位鈴子
- 累犯障害者
- 【文学やアートにおける日本の文化史】
- 「面白さ」と「やりきれなさ」と
―「心病む人」のアートを「観る/観せる」こと
荒井裕樹
- 「面白さ」と「やりきれなさ」と
- 【ワールドナウ】
- フィンランドのインクルーシブ教育で学ぶ
知的障害のある子どもたちを訪ね、考えること
品川文雄
- フィンランドのインクルーシブ教育で学ぶ
- 【3.11復興に向かって私たちは、今】
- あの震災から5年、そして未来へ
髙橋秀信
- あの震災から5年、そして未来へ
- 【フォーラム2016】
- 公開講座「東アジアにおける障害者権利条約実施と市民社会」報告
―平和と人権
長瀬修
- 公開講座「東アジアにおける障害者権利条約実施と市民社会」報告
- 【知り隊おしえ隊】
- 京都へおこしやす
―新旧の文化がまじりあう岡崎エリアのご紹介
小泉浩子
- 京都へおこしやす
- 【列島縦断ネットワーキング】
- 〈宮城〉当事者に寄り添う支援
~ビートスイッチの活動
斎藤茂 - 〈新潟〉つばめキャンドル!
私たちが心を込めて作っています
土田貴子 - 〈福岡〉精神障害のある人たちの地域生活を支える
~本人が納得して生活できる暮らしの支援~
前原善泰
- 〈宮城〉当事者に寄り添う支援
- 【工夫いろいろエンジョイライフ】
- 実用編●大好きなスヌーピーをトレードマークに、他●
提案者:中川美枝子 イラスト:はんだみちこ
- 実用編●大好きなスヌーピーをトレードマークに、他●