「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2016年9月号
お知らせ
第39回 総合リハビリテーション研究大会
総合リハビリテーションの深化を求めて
~サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション~
日程:2016年11月5日(土)・6日(日) (前夜祭11月4日(金) 午後5時から)
会場:目白大学新宿キャンパス(東京都新宿区中落合4-31-1)
参加費:一般3,000円、学生1,000円 ※前夜祭は除く
主催 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
協賛 目白大学
生涯学習(予定) 日本理学療法士協会認定及び専門理学療法士履修ポイント、日本作業療法士協会生涯教育制度ポイント、日本言語聴覚士協会生涯学習ポイント
大会趣旨
今回の研究大会は、障害者・高齢者・生活機能低下のある人が主役となるサービスのあり方を、当事者と医療・教育・職業・介護・福祉・工学など多分野からの参加者がともに考える貴重な交流の場です。昨年の第38回大会は「協働的コミュニケーション」が提案され、利用者を中心とする異職種間サービスの連携・協力で総合リハビリテーションの具体化を探りました。その成果を踏まえ、今年度の第39回大会は、「サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション」の実現を掲げ、明日の総合リハビリテーションを築くために、当事者、地域市民、サービスにあたる専門職が集い研究協議をしたいと考えます。
前夜祭プログラム
11月4日(金) 会場:佐藤重遠記念講堂
- 17:00~18:00
- 第1部:鼎談によるアッピール「障害者福祉のメッカとしての新宿」
- 講師:
- 田中徹二(日本点字図書館理事長)、春田文夫(日本障害者協議会理事/総務委員長)
- 松矢勝宏(第39回大会実行委員長)
- 18:00~20:00
- 第2部:学生と若手ワーカーのためのICF研修会
- 講師:
- 上田敏(日本障害者リハビリテーション協会顧問、元東京大学教授)
- 大川弥生(産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター招聘研究員)
- 参加費 一般2,000円、学生800円 ※総合リハビリテーション研究大会参加者は、一般1,000円、学生600円
大会プログラム
11月5日(土) 会場:10号館9階特設会場
- 10:00~
- 開会挨拶 炭谷茂(日本障害者リハビリテーション協会会長)
- 来賓挨拶 梶尾雅宏(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)
- 10:30~12:00
- 講演「障害者をめぐる動向」
- 国際動向 松井亮輔(日本障害者リハビリテーション協会副会長)
- 国内動向 藤井克徳(日本障害フォーラム幹事会議長)
- 座長:伊藤利之(横浜市リハビリテーション事業団顧問)
- 13:00~14:20
- 特別講演「当事者の立場から考える自立とは」
- 講師:熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
- 座長:矢島卓郎(目白大学人間学部人間福祉学科教授)
- 14:20~15:20
- 基調講演「サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーションの実現」
- 講師:松矢勝宏(実行委員長、東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員)
- 座長:松井亮輔(日本障害者リハビリテーション協会副会長)
- 15:30~18:20
- シンポジウム1「共生社会の実現のために~総合リハビリテーションの発展に期待する~」
- 基調提言者:村木厚子(前厚生労働省事務次官)
- パネリスト:
- 樋口恵子(高齢社会をよくする女性の会理事長)
- 髙井敏子(加古川はぐるま福祉会理事長、全国就業支援ネットワーク前代表理事)
- 齊場三十四(佐賀大学名誉教授、高齢・障害・求職者雇用支援機構「働く広場」編集委員)
- 指定討論者:大川弥生(産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター招聘研究員)
- コーディネーター:
- 田中雅子(日本介護福祉士会前名誉会長)
- 松矢勝宏(東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員)
- 18:30~20:00
- 懇親会 会場:学生食堂ポローニア ※会費制(当日払い)
11月6日(日) 会場:分科会 10号館9階、8階/シンポジウム 10号館9階特設会場
10:00~12:30
- 分科会1 支援を必要とする子どもとその家庭への継続的な関わりをめぐって
- パネリスト:
- 小林芳文(横浜国立大学名誉教授)
- 高橋美雪(島田療育センター作業療法科長)
- 岡正子(横浜市立桂台保育園園長)
- 大崎恵子(アンダンテの会代表)
- コーディネーター:
- 増田まゆみ(東京家政大学家政学部児童学科教授)
- 愛沢隆一(日本社会福祉士会副会長)
- 分科会2 発達障害のある大学生の支援をめぐって
- パネリスト:
- 村山光子(明星学苑法人本部企画部企画課長、前学生サポートセンター長)
- 西村優紀美(富山大学教育・学生支援機構学生支援センター副センター長)
- 荒木朋依(目白大学・目白大学短期大学部障がい等学生支援室コーディネーター)
- 大学卒業生(当事者からの提言)
- コーディネーター:
- 吉川一義(金沢大学教授)
- 分科会3 コミュニケ―ション・意思疎通支援をめぐって(支援機器の活用を含む)
- パネリスト:
- 渡辺崇史(日本福祉大学健康科学部教授)
- 田中勇次郎(東京都作業療法士会会長)
- 日向野和夫((株)パシフィックサプライ嘱託)
- コーディネーター:
- 薗部英夫(日本障害者協議会副代表)
- 分科会4 障害者雇用における差別禁止と合理的配慮等の課題をめぐって
- パネリスト:
- 有村秀一(トヨタループス(株)代表取締役社長(トヨタ自動車(株)人事部主査兼務))
- 成澤岐代子((株)良品計画総務人事担当)
- 金子鮎子(ストローク会副理事長)
- 田中伸明(「厚生労働省改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮の提供の指針の在り方に関する研究会」元委員、日本盲人会連合、弁護士)
尾崎俊雄(厚生労働省職業安定局雇用開発部障害者雇用対策課長) - コーディネーター:
- 栗原久(フィールド・サポートem.代表理事、日本福祉大学実務家教員)
- 分科会5 介護予防をめぐる今日的課題
- パネリスト:
- 新井武志(目白大学保健医療学部理学療法学科准教授)
- 小原由紀(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科)
- 矢野秀典(目白大学保健医療学部理学療法学科教授)
- 成田美紀(東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム)
- コーディネーター:
- 福島忍(目白大学人間学部人間福祉学科准教授)
13:30~16:00
- シンポジウム2:地域包括ケアと地域実践に関する今日的な課題をめぐって~高齢者、障害者、生活機能低下にある人等、サービスの利用者が主役となる地域中心の総合リハビリテーションをめざしている実践から~
- シンポジスト:
- 平川博之(医学博士、光生会理事長)
- 内田千恵子(日本介護福祉士会前副会長)
- 秋山正子((株)ケアーズ 暮らしの保健室室長)
- 黒澤貞夫(日本生活支援学会会長、元浦和大学学長)
- コーディネーター:
- 黒澤貞夫(日本生活支援学会会長、元浦和大学学長)
- 白井幸久(東京都介護福祉士会会長、群馬医療福祉大学短期大学部教授)
次回開催地挨拶
閉会挨拶
お申込み先・お問合せ先
「第39回総合リハビリテーション研究大会」事務局
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内
TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630
E-Mail:rehab@dinf.ne.jp URL:http://www.normanet.ne.jp/~rehab/