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-第5回全国盲老人ホーム利用書実態調査報告書-

資料1 第5回全国盲老人ホーム利用者実態調査

質問票(A)

A1 個々の利用者の身体的、社会的状況について
  ☆利用者に関する記録等を参照して質問項目群[1]~[3]までは職員が回答して下さい
  ☆回答はすべて記号または数字を別紙の回答欄に記入して下さい

問1  性別  1.男   2.女

問2  年齢

     1.    ~59才   6.80才~84才
     2.60才~64才   7.85才~89才
     3.65才~69才   8.90才~94才
     4.70才~74才   9.95才~99才
     5.75才~79才   10.   100才以上

問3  現ホーム入所時の年齢

     1.    ~59才   6.80才~84才
     2.60才~64才   7.85才~89才
     3.65才~69才   8.90才~94才
     4.70才~74才   9.95才~99才
     5.75才~79才   10.   100才以上

問4  在所年数

     1.1年未満   6. 9年~ 11年未満
     2.1年~  3年未満   7. 11年~ 13年未満
     3.3年~  5年未満   8. 13年~ 15年未満
     4.5年~  7年未満   9. 15年~ 17年未満
     5.7年~  9年未満   10.17年~ 19年未満
  11.19年以上

問5  視力の程度(1全盲、2光覚弁、3手動弁、4弱視、5晴眼)

      a.左眼:( ) b.右眼:( )

問6  視覚障害の原因となった病名の記号を、左眼、右眼それぞれについて記入して下さい。
      1.先天性奇形
      2.胎生期・出産前後の時期の原因:
        (2-1)風疹白内障  (2-2)未熟児網膜症
      3.先天素因で後天発病
        (3-1)網膜色素変性 (3-2)白内障 (3-3)黄斑部変性
        (3-4)黒内障性家族性白痴
      4.強度近視
      5.乱視
      6.視神経炎
      7.外傷性白内障
      8.糖尿病性白内障
      9.老人性白内障
      10.ブドウ膜炎
      11.緑内障
      12.網膜剥離
      13.網膜静脈血栓症
      14.網膜膠腫
      15.網膜症
      16.眼球老癆
      17.べ一チェット氏病
      18.紅彩炎
      19.事故(外傷)
      20.その他[                ]
      21.わからない

       a.左眼:( )  b.右眼:( )

問7  失明年齢:(失明の定義:失明は両眼の視力がそれぞれ設問5の回答1~3のいづれかであることとする。いづれかが回答4~5の場合は除く)

     1. 0才 ~ 1才未満   6. 40才 ~ 50才未満
     2. 1才 ~ 10才未満   7. 50才 ~ 60才未満
     3. 10才 ~ 20才未満   8. 60才 ~ 70才未満
     4. 20才 ~ 30才未満   9. 70才 ~ 80才未満
     5. 30才 ~ 40才未満   10. 80才 ~ 90才未満
  11. 90才以上

問8  視覚障害以外の障害
      a.重複障害の数(視覚障害を除く)
        1.1つ  2.2つ  3.3つ  4.4つ以上  5.無し
      b.障害の内容(該等するものの数字にOを付してください。複数回答を可とする)
        1.聴覚障害  2.言語障害  3.肢体不自由  4.内部機能障害
        5.精神障害  6.精神薄弱(知的障害)  7.その他(    )

問9  最終学校歴(中退を合む)
      1.未就学    2.尋常小学校  3.高等小学校  4.旧制中学
      5.旧制女学校  6.高等女学校  7.師範学校   8.旧制高等専門学校
      9.旧制高等学校 10.旧制大学   11.新制大学   12.盲学校
      13.アンマ・マッサージ養成学校   14.その他(      )

問10  これまでに従事した主たる職業 (主なもの一つ)
      1.会社員   2.公務員  3.自営業  4.農林漁業
      5.サービス業 6.無職   7.その他

問11  入所前の居住地(a施設所在地の都市、町村、b施設の所在する県内、c県外)

問12  入所前の住居 
      (a自宅  b一般病院  c老人病院  d精神病院
       e軽費老人ホーム f養護老人ホーム g養護盲老人ホーム
       g特養ホーム   i有料老人ホーム j老人保健施設
       k他の福祉施設  lその他[      ] m不明 )

問13  前問12で「a自宅」の回答者に対して:
      世帯の種類 (1独居、2夫婦、3子供、孫との同居 4、兄弟との同居
               5親族以外の人との同居 6その他)

問14  在宅サービスの利用経験(主なものを3つまで上げて下さい)
      1入浴サービス  2ショートステイ  3デイケア
      4食事サービス  5介護機器の利用  6日常生活用具の供与
      7利用したことがない

問15  入所にいたる理由(主なもの1つ)
      1同居者との人間関係悪化 2経済的困難 3身体的健康不安 4精神不安
      5家事・生活の自立困難 6介護者の病気又は死亡 7その他(    )

問16  身元引き受け人(本人との続柄、関係)
      1配偶者 2実子 3養子 4兄弟姉妹 5甥・姪 6その他(   )
      7無し

問17  受給年金(支給金)の種類 (主なもの3つまで)
      (国民年金の)a-1老齢基礎年金 a-2障害基礎年金 a-3遺族基礎年金
      (厚生年金の)b-1老齢厚生年金 b-2障害厚生年金 b-3遺族厚生年金
      (共済年金の)c-1退職共済年金 c-2障害共済年金 c-3遺族共済年金
               4.老齢福祉年金 5.公務扶助料 6.普通扶助料 7.恩給
               8.本人支給金  9.その他[        ]
               10.なんら年金・支給金を受給していない

問18  平成3年中の収入額(年間総額)

     1      0円  ~  10万円未満
     2    10万円  ~  50万円未満
     3    50万円  ~  100万円未満
     4   100万円  ~  150万円未満
     5   150万円  ~  200万円未満
     6   200万円  ~  250万円未満
     7   250万円  ~  300万円未満
     8   300万円  ~  350万円未満
     9   350万円  ~  400万円未満
     10   400万円以上  ~ 

問19  利用者本人の費用負担の額(平成3年度中の負担額)

     1   0円  ~ 
     2   1,000円  ~  5,000円未満
     3   5,000円  ~  10,000円未満
     4  10.000円  ~  30,000円未満
     5  30,000円  ~  50,000円未満
     6  50,000円  ~  70,000円未満
     7  70,000円  ~  90,000円未満
     8   90,000円  ~  110,000円未満
     9   110,000円  ~  130,000円未満
     10   130,000円  ~  150,000円未満
     11   150,000円  ~  200,000円未満
     12   200,000円  ~ 

問20  現に使用中の居室の入居者数
      1.1人  2.2人  3.3人  4.4人  5.5人  6.6人  7.7人以上

問21  平成3年度中に施設内または通院により治療(投薬、注射、点滴、手術等)を受けましたか。
      1.受けた  2.受けなかった

問22  前問21の1の回答者に対して:治療を受けた疾病の種類を回答欄に記号で記入してください。2種類以上ある場合には治療の期間の長かったものから順に2つだけ選んでください。
      1内科疾患 (1-1)消化器系(肝臓、胆嚢、すい臓を合む)(1-2)呼吸器系
              (1-3)循環器系(1-4)腎・泌尿器系(1-5)神経系
      2外科疾患 (2-1)消化器系(肝臓、胆嚢、すい臓を合む)(2-2)呼吸器系
              (2-3)循環器系(2-4)腎・泌尿器系(2-5)神経系
      3整形外科疾患
      4精神疾患
      5眼疾患
      6皮膚疾患
      7耳鼻咽喉疾患
      8歯科・口腔疾患
      9婦人科疾患
      10血液・造血器疾患
      11免疫性疾患(アレルギー疾患、膠原病等)
      12伝染性疾患
      13内分泌・代謝疾患
      14その他(             )

問23  治療を受けた期間 上記の疾病のうち、治療期間の最も長かった疾病について、治療を受けた期間を次のなかから選んで下さい。

     1. 1週間以内     2. 2週間以内
     3. 3週間以内     4. 1ヵ月以内
     5. 2ヵ月以内     6. 3ヵ月以内
     7. 4ヵ月以内     8. 5ヵ月以内
     9. 6ヵ月以内     10. 9ヵ月以内
     11. 9ヵ月以上

問24  平成3年度中に(施設から)入院しましたか。(1、入院した 2、しなかった)

問25  前問24で1の回答者に:入院による治療を必要とした疾病の種類(疾病が複数の場合は、3つまで答えてください)
      1内科的疾患(1-1)消化器系(肝臓、胆嚢、すい臓を合む)(1-2)呼吸器系
               (1-3)循環器系 (1-4)腎泌尿器系 (1-5)神経系
      2外科疾患(2-1) 消化器系(肝臓、胆嚢、すい臓を含む)(2-2)呼吸器系
             (2-3)循環器系 (2-4)腎泌尿器系 (2-5)神経系
      3整形外科疾患
      4精神疾患
      5眼疾患
      6皮膚疾患
      7耳鼻咽喉疾患
      8婦人科疾患
      9歯科・口腔疾患
      10血液・造血器疾患
      11免疫性疾患(アレルギー疾患、膠原病等)
      12感染症(伝染性疾患)
      13内分泌・代謝疾患
      14その他(            )

問26  入院の期間(前記の疾病に限らず、平成3年度中に罹った疾病による総入院期間はどれ程でしたか)

     1. 1週間以内     2. 2週間以内
     3. 3週間以内     4. 1ヵ月以内
     5. 2ヵ月以内     6. 3ヵ月以内
     7. 4ヵ月以内     8. 5ヵ月以内
     9. 6ヵ月以内     10. 6ヵ月以上

問27  入院時の付添い人について(主として誰が付き添いましたか)
      1.家族  2.職員  3.施設が依頼した家政婦
      4.完全看護のため不要    5.その他(         )

[痴呆症状について]

問28  記憶障害の程度は、ほぼつぎのどれに当てはまりますか。
      1.重度(自分の名前がわからない、寸前のことも忘れる)
      2.中度(最近の出来事がわからない)
      3.軽度(物忘れ、置き忘れが目立つ)
      4.痴呆症状は認められない

問29  「不適応行動」:次の表のそれぞれの行為に該当する項目を評価して、点数を回答欄に記入して下さい。(重度3点、中度2点、軽度1点、無し0点)

重度(3点) 中度(2点) 軽度(1点) 無し(0点)
a 攻撃的行為 他人に暴力を
ふるう
乱暴な振る舞
いをする
攻撃的な言動
を吐く
該当する行為
はない
b 自傷行為 自殺を図る 自分の身体を
傷つける
自分の衣服を
裂く、破く
該当する行為
はない
c 火の扱い 火を常にもて
あそぶ
火の不始末が
時々ある
火の不始末を
する時がある
該当する行為
はない
d 徘徊 屋外を当てな
く歩きまわる
施設内を当て
なく歩き回る
時々居室内を
うろうろする
該当する行為
はない
e 不穏興奮 いつも興奮し
ている
しばしば興奮
騒ぎたてる
ときに興奮し
騒ぎたてる
該当する行為
はない
f 不潔行為 便尿をもてあ
そぶ
場所をかまわ
ず放尿、排便
する
衣服などを汚
該当する行為
はない

問30  日常生活動作能力(ADL):各項目を評価し、評価点数を記入して下さい。

重度(2点) 中度:一都要介助(1点) 自立(0点 )
視力 全盲 手の動きがわかる 新聞記事本文の活字を
読む
聴力 全く聞こえない やや大声で聞こえる 普通の声が聞き取れる
発語 発語なし 単語を並べる程度 普通に話す
移動・歩行 全く動けない 手や肩を貸せば歩ける 器具を使用し、時間が
かかっても自分で歩け
着脱衣 自分で全く出来ない 手を貸せばできる 自分でできる
排便 常時おむつ使用 介助があれば簡易便器でで
きる。夜間はおむつ使用
自分で昼夜とも便所で
できる。夜間は自分で
簡易便所でできる
食事 臥床のままで食べさせ
なければ食事ができな
スプーン等を使用し、一部
介助すれば食事ができる
スプーン等を使用すれ
ば自分で食事ができる
入浴 全面介助しなければな
らない。特殊浴槽を利
用している
自分で入浴できるが、洗う
時だけ介助を要する。浴槽
の出入りに介助を要する
自分で入浴でき、洗え

問31  障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準:
      次の ~ のうち、本人の実状に最も近いものを一つ選び、ランクの記号と数字を記入して下さい。
 回答例:(D-3)
 生活自立   ランクJ 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立して
             おり独力で外出する
         J-1 交通機関を利用して外出する
         J-2 隣近所へなら外出する
 準寝たきり  ランクA 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには
             外出しない
         A一1 介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて
             生活する
         A-2 外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活を
             している
 寝たきり   ランクB 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッドの
             上での生活が主体であるが座位を保つ
         B-1 車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
         B-2 介助により車椅子に移乗する
        ランクC 1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において
             介助を要する
         C-1 自力で寝返りをうつ
         C-2 自力では寝返りもうたない

問32  期間について:
      ランクA,B,Cに該等するものについては、どれほどの期間、その状態が継統しているか。

       1.       ~ 3カ月未満   5.2カ年以上 ~ 3カ年未満
       2.3カ月以上 ~ 6カ月未満   6.3カ年以上 ~ 5カ年未満
       3.6カ月以上 ~ 1カ年未満   7.5年以上  ~ 3カ年未満
       4.1カ年以上 ~ 2カ年未満   8.わからない

A2 利用者に対する介護の実状について

(ここでは、この利用者の介護に従事している寮母さん又は寮父さんによる回答を、特にお願いします)
 この項目群では、この利用者について、個々の介護場面ごとに、職員がどの程度の質と量の介護を行っているかをおたずねします。介護を必要とする程度、あるいは目標としている介護の程度ではなく、実際にこの1週間に行った介護の内容と量を答えて下さい。
 選択の判断は、回答者の主観的判断で結構です。どちらの選択肢か判断に迷う場合には、介護の内容や量が、より実状に近い方の選択肢を選んで記号で答えて下さい。

(1)食事に関する介護

問33  この利用者が、1食に要する時問はどれくらいでしたか。(誘導などの時間も含む)
      1.30分未満
      2.30分以上60分未満
      3.60分以上

問34  食事の際の移動の介助はどの程度行いましたか。(車椅子の使用の有無にかかわらず答えて下さい)
      1.介助しなかった(完全に自立あるいはベッド上の摂食)
      2.見守り・声かけをした
      3.歩き始め、あるいは移動時に一部手をかした
      4.常に手をかした

問35  手洗いやおしぼり、エプロンなどの準傭で、どの程度介助を行いましたか。
      1.介助しなかった
      2.見守り・声かけをした
      3.一部介助をした
      4.全面介助をした

問36  食べる動作への介助を、どの程度行いましたか。
      1.介助しなかった
      2.見守り・声かけをした
      3.一部介助をした
      4.全面介助をした

問37  むせたり、呑みこみの悪さの程度と、それへの対応をどのくらい行いましたか。
      1.ほとんどむせない、あるいは呑みこみが悪くないので、対応しなかった
      2.ときどきむせたり、呑みこみが悪いので、対応をした
      3.食べると必ずむせたり、呑みこみが悪いので、常に対応をした
      4.常に吸引器を用意して対応をした

(2)入浴に関する介護

問38  入浴への動機づけは、どの程度行いましたか。
      1.呼びかけはしなかった(清拭のみも合む)
      2.1度の呼びかけをした
      3.2度以上の呼びかけをした
      4.呼びかけだけでなく、いろいろ工夫して動機づけをした

問39  浴室への移動の介助は、どの程度行いましたか。(移動の方法別に、どれか1つに答えて下さい)
      1.歩行で移動の方
        1.介助しなかった
        2.見守り・声かけをした
        3.歩き姶め、あるいは歩行時に一部手をかした
        4.常に手をかした
      2.車椅子またはシャワー椅子で移動の方
        1.介助しなかった
        2.見守り・声かけをした
        3.移乗、操作に一部都介助をした
        4.全面介助をした
      3.ストレッチャーで移動の方
        1.声かけの内容を理解し介助者に協力できるので、特には手がかからなかった
        2.痛み、拘縮、麻痺、肥満などのために、特に手がかかった
        3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問40  洗いの介助は、どの程度行いましたか。
      1.一般浴の方
        1.介助しなかった
        2.洗髪、あるいは背部など手が届かないところを洗う際に一部介助をした
        3.全面介助をした
        4.常に声かけをし、手をかしながら、時間がかかっても自分で洗えるように介助した
      2.中間浴、特浴・機械浴の方
        1.声かけの内容を理解し介助者に協力できるので、特こは手がかからなかった
        2.痛み、拘縮、麻痺などのために、特に手がかかった
        3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問41  浴槽の出入り、湯につかる際の介助は、どの程度行いましたか。
      1.一般浴の方
        1.介助しなかった
        2.見守り・声かけをした
        3.一部介助をした
        4.全面介助をした(抱いたり、支えたりした)
      2.中問浴、特浴・機械浴の方
        1.簡単な見守り・声かけをした
        2.高血圧、心疾患、貧血などがあり、常時細かい観察をした
        3.痛み、拘縮、麻痺が強く、常に付き添って支えていた

問42  湯から出た後の介助は、どの程度行いましたか。
      1.一般浴の方
        1.介助しなかった
        2.見守り・声かけをした
        3.ふき取り、ドライヤーかけなどに、一部介助をした
        4.ふき取り、ドライヤーかけなどに、全面介助をした
      2.中間浴、特浴・機械浴の方
        1.声かけの内容を理解し介助者に協力できるので、特には手がかからなかった
        2.痛み、拘縮、麻痺などのために、特に手がかかった
        3.しがみいたり、突っ張ったりするので、特に手がかかった

(3)排泄に関する介護

問43  この利用者の排泄の頻度、間隔、量などを把握していましたか。
      1.していなかった
      2.排便の有無だけを記録した
      3.排泄の時間、量などを記録した(おむつセンサーなどの使用を合む)

問44  この利用者の1日の排泄にかかわるすべての介助業務の回数は何回でしたか。
      1.介助しなかった
      2.6回以下
      3.7回以上10回以下
      4.11回以上

問45  この利用者の概ね1回の介助(排泄にかかわる声かけ・誘導から排泄が終わってのベッド介助まで)に要する時間はどのくらいでしたか。
      1.介助しなかった
      2.5分未満
      3.5分以上10分未満
      4.10分以上

問46  日中の介助で、この利用者が主に使用していたものを1つ選んで答えて下さい。それぞれに副問がありますので、それにも答えて下さい。(人口肛門使用者も、人工肛門以外で介助を受けている場合は、答えて下さい)
      1.主におむつを使用していた(カテーテル使用者も含む)
       [副問]1.おむつだけを使用した
            2.おむつの使用を減らし、積極的にベッド上で尿・便器を併用した
            3.おむつの使用を減らし、積極的にポータブルトイレやトイレ用を併用した
      2.主に尿・便器を使用した
       [副問]1.自分自身で使用した
            2.ベッド上で尿、・便器を使用して介助をした
            3.ベッド上で尿・便器を使用して介助し、積極的にポータブルトイレやトイレ使用を併用した
      3.主にポータブルトイレを使用した
       [副間]1.自分自身で使用した
            2.移動介助はしなかったが、衣服や周囲を汚してしまうために、確認や後の清掃、時には
             着替え介助をした
            3.移動は介助して、ポータプルトイレを使用した
            4.ポータブルトイレ介助を減らし、積極的にトイレ介助した
      4.主にトイレを使用した
       [副間]1.介助しなかった
            2.働きかけ、誘導、あるいは衣服やトイレ内を汚すことが多いで確認をした
            3.衣類の着替え、後始末などの介助をした

問47  以下にあげるような排泄にかかわる特別の介護を行いましたか。行った特別の介護すべてに○を付けてください。以下のような特別の介護を行わなかった場合は、「コ」に○を付けてください。
      ア.尿量が少なかったり便秘のために、特別に水分補充をした
      イ.排泄介助にかかわる材料・器具を工夫して対応した(おむつ使用枚数の調整、防水シーツ、紙おむ
        つ、パッド、失禁パンツの使用等)
      ウ.トイレの使用方法がわからないなどのため、トイレを汚してしまうので後始末をした
      エ.間に合わないことや、居室・廊下などでの失禁があり、更衣介助・清掃などを行った(主に同室者へ
        の配慮などが必要なことから)
      オ.便秘があり、特別な介助を行った(排便を促すための腹部マッサージ等の刺激や、下剤・浣腸使用
        による多量な排便の介助など)
      カ.腹圧等が弱く、腹部や膀胱部を圧迫して排泄を促した
      キ.摘便を行った
      ク.排泄について固執(残尿・残便感、頻尿、便秘等)が強くあり、介助に時間がかかったり、要求や
        介助の頻度が多いので、特に手がかかった
      ケ.痛み、拘縮、麻痺あるいは肥満のため、特に手がかかった
      コ.上のような排泄にかかわる特別な介護は行わなかった

(4)体位交換・衣類着脱・身だしなみに関する介護

問48  体位交換は、どの程度行いましたか。
      1.介助しなかった
      2.排泄介助時に行った
      3.排泄介助時以外にも行った

問49  体位交換時の介助は、どの程度行いましたか。
      1.声かけの内容を理解し介助者に協力できるので、特に手がかからなかった
      2.痛み、拘縮、麻痺、肥満などのために、特に手がかかった
      3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問50  毎朝夕の着替え介助の頻度は、どのくらいでしたか。
      1.着替え介助はしなかった
      2.毎朝夕ではないが、着替え介助をした
      3.毎朝夕、着替え介助をした

問51  着脱衣時の介助はどの程度行いましたか。
      1.介助しなかった
      2.一部介助をした(靴下や胸元のボタンなど、届かない部分への介助など)
      3.全面介助をした(頭、腕、足を通す、引く、上げる等ができないので)
      4.痛み、拘縮、麻痺、肥満などのために、あるいは拒否したりするので、特に手がかかった
      5.常に声かけをし、手をかしながら、時間がかかっても自分でできるように介助した

問52  歯磨き時の介助は、どの程度行いましたか。
      1.介助しなかった
      2.一部介助をした
      3.全面介助をした
      4.拒否したりするので、特に手がかかった

(5)看護的対応:ここでは、看護婦が行っているものではなく、寮母などの介護職が行っている「看護的対応」について答えてください。(過去1ヵ月間の対応について答えて下さい)

問53  内服薬の服用介助をどの程度行いましたか。
      1.介助しなかった(全部看護婦が行った、あるいは利用者自身での服用を合む)
      2.毎回手渡したり確認をしたが、服用は利用者自身で行った
      3.口元までもっていって服用させた
      4.飲みやすいように工夫(薬を砕く、ヨーグルト・アイスクリームに混ぜるなど)をして服用させた

問54  外用薬(点眼薬、軟膏、湿布薬など)の与薬・塗布の介助を、どの程度行いましたか。
      1.介助しなかった(全部看護婦が行った、あるいは利用者自身での塗布を含む)
      2.1日1回程度介助をした
      3.1日2回以上介助をした

問55  通院にかかわる介助は、過去1ヵ月間にどの程度行いましたか。
      1.通院しなかった、あるいは家族だけで連れて行った
      2.月1回程度、あるいはそれより少ない頻度で介助をした
      3.月2~3回程度介助をした
      4.週1回以上介助をした

問56  1回の通院介助(通院に出る準備から戻ってきての介助まで)に要する時間はどのくらいでしたか。
      1.通院介助をしなかった
      2.1時間未満
      3.1時間以上2時間未満
      4.2時間以上3時間未満
      5.3時間以上

問57  1回の通院で、通院先まで同行して介助する職員の人数は何人でしたか。
      1.職員は介助しなかった。または家族が介助した
      2.職員1人が介助した
      3.職員2人が介助した
      4.職員3人以上で介助した

問58  つぎに挙げるような病院への入退院にかかわる介助を行いましたか。行っているものすべてにOを付けて下さい。入退院を行わなかった場合は、「オ」に○を付けて下さい。
      ア.入退院の手続きや付き添い
      イ.病院職員との連絡・話し合い
      ウ.必要物晶、衣類等の洗濯物の持参
      エ.見舞い
      オ.入退院介助はしなかった

A3 この利用者に対する介護の量及び内容について
  (以下の項目群については介護に従事しておられる寮母又は生活指導員の、感想またはお考えをお聴きします)

問59  この利用者が通常必要とする介護の量及び内容は、あなたの観察及び判断では次のどれに該当すると考えられますか。(1つだけ選んで下さい)
      1.ほとんど介護を必要としない   2.たまに介護を要する程度
      3.通常、並の量の介護を必要とする 4.通常、かなりの量の介護を要する

問60  現在、寮母が実際に行っている介護によって、この利用者の介護ニーズは十分に充たされてされていると思いますか、それともその反対だと思いますか。
      1.十分に充足されている    2.ほぼ充足されている
      3.あまり充足されていない   4.ほとんど充足されていない

問61  前問60で、3及び4と回答した場合、その理由として、この利用者に対する介護ニーズが充足されない原因は、つぎのうちどれだと考えますか。原因と思われる項目の数字に○を付けてください。(複数回答可)
      1.介護に従事する職員数が足りない
      2.定められた介護の量が多すぎて手がまわらない
      3.介護機器、または設備が不足している
      4.介護以外の仕事のために利用者と接する時間が足りない
      5.職員の意欲が足りない
      6.職員の心身の負担がおおきい
      7.職員に介護の知識や技術がよく身についていない
      8.利用者が、職員の介護を協力的に受け入れない。
      9.利用者の要求が多すぎて対応しきれない
      10.この利用者にはこのホームヘの入所または生活は不向きである
      11.その他(                     )

A4 利用者の感想、意見、希望等に関する設問(利用者に直接、回答を求めてください。)
  ☆質問にたいして、回答者が回答を留保したり、黙したまま答えない場合には『NA』[回答なし]、質問の意味が理解できない、又は心身の事情で回答することが出来ない等の場合には『UA』[回答不可能]、とそれぞれ記号で回答欄に記入してください。

[現在の施設生活についての感想] (最も近いものを1つ選び数字を記入)

問62  今、住んでいらっしゃるホームの生活をどう感じておられますか?
      1.大変満足している 2.ほぼ満足している 3.どちらとも言えない
      4.いくらか不満な点がある 5.不満な点が多い

問63  現在の施設生活であなたが、たいへん満足だと感じている点を次の中からあげてください。(ひとつ選択)
      1.食事や入浴 2.職員の態度 3.設備が使いやすい 4.友達があること
      5.病気になっても安心していられる 6.何の心配もないこと
      7.その他[           ] 8.わからない
      9.たいへん満足だと感じる点はない

問64  現在の施設生活でたいへん不満足だと感じる点は何ですか。(ひとつ選択)
      1.食事や入浴 2.職員の態度 3.設備が使いにくい 4.友達がない
      5.健康管理に不安がある 6.心の安らぎがえられない
      7.その他[    ] 8.わからない 9.不満足な点はない

問65  現在の施設生活でおおいに楽しめることは何ですか。(いくつでも挙げてください)
      1.食事 2.飲酒 3.入浴 4.趣味・クラブ活動 5.行事 6.外出
      7.旅行 8.会話 9.宗教の勤め 10.外来者の訪問 11.ラジオ・テレビ
      12.家族との交流(面会・外泊等) 13.その他[       ]

[施設生活の内容についての利用者の意見・態度](1つ選び数字を記入)

問66  施設での行事について
      1.必ず参加している 2.時々参加している 3.余り参加しない
      4.めったに参加しない 5.参加したくない

問67  クラブ活動、趣味活動への参加について
      1.参加するようにしている 2.時々参加する 3.あまり参加しない
      4.めったに参加しない 5.クラブ・趣味の会等には所属していない

[施設生活の自由について]

問68  施設生活において、自由がないと感じることがありますか。
      1.いつもある 2.時々ある 3.あまりない 4.全くない

問69  前問68で1、2と回答した人は、とくにどんな点で自由が足りないと、感じますか。(複数回答可)
      1.集団生活の煩らわしさ 2.日課及び規則による束縛 3.外出の規制
      4.異性との交際 5.単一メニューの食事 6.酒・たばこの規制
      7.設備使用の制限 8.家具・器具等の持ち込み制限
      9.通院・入院先の限定 10.ペット飼育の禁止
      11.その他[            ]

問70  施設を改築するとすれば、ひとつの居室に何人で生活するのがよいとおもいますか。
      1.1人  2.2人  3.3人  4.4人  5.5人以上

[全盲の利用者に対しての質問] (全盲の利用者のみ回答ください)

問71  同じホームで晴眼者や弱視者と共に暮らすことにわだかまりを感じますか。
      1.おおいに感じる 2.感じる 3.どちらとも言えない 4.感じない
      5.まったく感じない

[経済生活について]

問72  施設利用にたいする自己負担金の金額を知っていますか。(質問者は回答された金額が正しいかどうかを判定し、その結果を下記より選ぶ)
      1.正しい 2.ほぼ正しい(万円の位があっていればよい)
      3.間違い 4.知らない、を判定する

問73  自己負担金は高いと思いますかそれとも安いとおもいますか。
      1.たいへん高い 2.高い 3.適当 4.安い 5.たいへん安い
      6.わからない

問74  前問73で1,2と回答した人にたいして、自己負担金が高いと思う理由はなんですか。(1つだけ回答して下さい)
      1.設備が良くない 2.食事が不十分 3.入浴の回数が少ない
      4.介護サービスが不十分 5.職員数が少ない 6.特に理由はない
      7.その他[       ]

[施設外の人との交流関係]

問75  施設の外に住んでいる人で、あなたが会って話したり、電話で話したり、手紙をやりとり等をする人がおられますか。
      1.ある  2.なし

問76  上記回答が「ある」の場合その相手は誰ですか。(複数回答3人まで)
      1.家族 2.親戚 3.友人 4.知人 5.ボランティア 6.地域の住民
      7.医師 8.保健婦 9.ケースワーカー 10.その他[        ]

問77  前問76で「1.ある」と答えた場合、主としてつぎのいずれの方法を用いますか。(最も多いものを1っだけ選んでください)
      1.出かけて会って話す 2.施設に来てもらう 3.電話で話す 4.手紙を書く
      5.その他[            ]

問78  その回数はどの程度ですか。(1つだけ選んで数字を記入)
      1.毎日 2.1週間に数回 3.1週間に1回程度 4.1ヵ月に1回程程度
      5.3ヵ月に1回程度 6.半年に1回程度 7.1年に1回程度 8.2~3年に1回程度
      9.その他

[過去及び現在の生活観]

問79  現在のホームに入所される以前のご自分の生活を振り返えられて、あなたは、自分は今よりも幸福だったと感じておられますか、それともその反対ですか。次の答えに一番近いと思われるものを1つ選んで下さい。

      1.たいへん幸せであった   2.どちらかと言えば辛せであった
      3.幸、不幸どちらとも言えない   4.どちらかと言えば不幸せであった
      5.たいへん不幸せであった   6.わからない

問80  あなたは現在のご自分の生活をどのようにうけとめておられますか。

      1.たいへん幸せである   2.どちらかと言えば幸せである
      3.幸、不幸どちらとも言えない   4.どちらかと言えば不辛せである
      5.たいへん不幸せである   6.わからない

問81施設に寄せる希望:今、あなたが一番施設に希望することはなんですか。[自由に述べて下さい]

長時間ご協カありがとうございました。


主題:
盲老人の幸せのために III  67頁~84頁
-第5回全国盲老人ホーム利用者実態調査報告書-

発行者:
本間 昭雄
全国盲老人福祉施設連絡協議会

発行年月:
1993年6月1日発行

文献に関するお問い合わせ:
全国盲老人福祉施設連絡協議会
〒198 束京都青梅市根ヶ布2丁目722番地
電話 (0428)24-5700
FAX  (0428)24-5703