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-第6回全国盲老人ホーム利用者実態調査報告書(4)-

1 調査概要

1.調査目的
 本調査は、全国盲老人福祉施設連絡協議会(全盲老連)に加盟している「盲養護老人ホーム」について、入所している高齢者の生活状況や介護の実態、要望等を把握することにより、今後のサービスの一層の向上と専従職員の専門性の向上、また21世紀に向けての盲老人ホームのあり方を再検討していくための基礎資料とすることを目的とする。

2.調査設計
 (1)調査対象 全国盲老人福祉施設連絡協議会加盟の「盲養護老人ホーム」
 (2)対象者数 48施設(定員合計2,814人)
 (3)調査方法 項目群A1~A3についてはすでに施設が管理している利用者個々の
記録等を職員が参照し記入することとし、A4についてはポランティア等
第三者が調査員として面接調査に当たることとする。ただし、適当な
ボランティア等が得られない場合は、職員が面接調査を行うものとする。
 (4)調査期間 平成9年7~10月

3.調査項目

(A1)対象者の身体的、社会的状況について
 対象者の基本的属性、現在の生活状況、健康状態などを、既存の資料などを参照しながら記入
 
(A2)実際に行った介護の量や質について
 (A1)で調査したデータとは別に、実際に介助する職員の側からみたデータが今後の介護の一層の充実ために必要であるとの視点での設問
 
(A3)必要とする介護の量及び内容について
 (A3)を受けて対象者に必要な介護とニーズの充足度を、介助する側から判断して記入
 
(A4)対象者の感想・意見・希望等について
   対象者が施設での生活をどのように感じているかを、可能な限り第三者の聞き取りにより調査

4.回収結果
 有効回収数 2762人 (48全施設から回答を得た結果)

5.集計・分析にあたって

  1. 集計数表は、小数点第2位を四捨五入して算出した。したがって、回答比率を合計しても、100%にならない場合がある。
  2. 回答比率(%)はその設問の回答者数を母数として算出した。したがって、複数回答の設問はすべての比率を合計すると100%を越えることがある。
  3. 図に記入されている比率のうち、低比率のものについては、小数点以下を四捨五入する、または数値の表記をしない場合がある。

6.調査票
 調査票A 第6回全国盲老人ホーム利用者実態調査票

【ご記入にあたって】

調査票は、A1~A4の4区分で構成されており、区分ごとに回答者・記入者が異なります。
以下の通りの方法で、回答・記入してください。
A1    →施設利用者に関する記録をもとに、職員の方が回答してください。
A2・A3 →施設利用者を介護している寮母さん等が回答してください。
A4    →施設利用者の方から回答を聞き取り、職員の方が記入してください。
回答は別紙回答用紙の該当箇所に数字・文字等を記入してください。また、選択肢の「その他」に
該当する場合は、回答用紙( )内にその内容を具体的に記入してください。
A1 個々の利用者(以下「ご本人」といいます)の身体的、社会的状況についてお伺いします。
 (施設利用者の記録をもとに、職員の方が回答用紙にその回答を記入してください。)

問1 ご本人の性別

1.男 2.女

問2 ご本人の年齢

1.  ~59歳  4.70~74歳  7.85~89歳  10.100歳~
2.60~64歳  5.75~79歳  8.90~94歳
3.65~69歳  6.80~84歳  9.95~99歳

問3 貴ホ-ム入所時のご本人の年齢

1.  ~59歳  4.70~74歳  7.85~89歳  10.100歳~
2.60~64歳  5.75~79歳  8.90~94歳
3.65~69歳  6.80~84歳  9.95~99歳

問4 貴ホームでのご本人の在所年数

1.1年未満     4.5~7年未満  7.11~13年未満  10.17~19年未満
2.1~3年未満  5.7~9年未満  8.13~15年未満  11.19~25年未満
3.3~5年未満  6.9~11年未満 9.15~17年未満  12.25年以上

問5 ご本人の視力の程度と視覚障害の原因(左眼・右眼別に記入してください。)
 (1) 視力の程度

1.全 盲  2.光覚弁  3.手動弁  4.弱 視  5.晴 眼

問5-(1)-1(問5(1)で左眼・右眼ともに視力の程度が1~3の方だけにお伺いします。左眼・右眠いず
 れかが4~5の方は除きます。)

ご本人が失明した年齢

1.0~1歳未満   5.30~40歳未満  9.70~80歳未満
2.1~10歳未満  6.40~50歳未満  10.80~90歳未満
3.10~20歳未満 7.50~60歳未満  11.90歳以上
4.20~30歳未満 8.60~70歳未満  12.わからない

 (2)視覚障害の原因(左眼・右眼別に主なものを1つずつ)

1.先天性奇形                8.強度近視        17.網膜静脈血栓症
〔胎児期・出産前後の時期の原因〕    9.乱 視          18.網膜膠腫
2.風疹白内障               10.視神経炎        19.網膜症
3.未熟児網膜症             11.外傷性白内障     20.眼球ろう
〔先天素因で後天発病〕         12.糖尿病性白内障    21.ベーチェット氏病
4.網膜色素変性              13.老人性白内障     22.紅彩炎
5.白内障                 14.ブドウ膜炎        23.事故(外傷)
6.黄斑部変性              15.緑内障          24.その他(      )
7.黒内障性家族性白痴         16.網膜剥離        25.わからない

問6 ご本人の視覚障害以外の障害の数とその内容
 (1)重複障害の数(視覚障害を除く)

1.1つ     2.2つ     3.3つ     4.4つ     5.無し

 (2)障害の内容

1.聴覚障害    3.肢体不自由     5.精神障害        7.その他
2.言語障害    4.内部機能障害   6.精神薄弱(知的障害)  (     )

問7 ご本人の最終学歴(中退を含む)

1.未就学      6.高等女学校       11.新制大学
2.尋常小学校   7.師範学校        12.盲学校
3.高等小学校   8.旧制高等専門学校  13.アンマ・マッサージ養成学校
4.旧制中学     9.旧制高等学校      14.その他
5.旧制女学校  10.旧制大学           (     )

問8 ご本人がこれまでに従事した主たる職業(主なもの1つだけ)

1.会社員     3.自営業     5.サービス業     7.その他
2.公務員     4.農林漁業    6.無 職        (   )

問9 ご本人が貴ホームに入所する前の居住地

1.施設所在地と同一市町村   2.施設が所在する都道府県内    3.都道府県外

問10 ご本人が貴ホームに入所する前の住居形態

1.自宅         6.養護老人ホーム      11.他の福祉施設
2.一般病院      7.養護盲老人ホーム     12.その他(   )
3.老人病院      8.特別養護老人ホーム   13.不 明 
4.精神病院      9.有料老人ホーム
5.軽費老人ホーム 10.老人保健施設

問10-1 (問10で「1.自宅」の方だけにお伺いします。)
 ご本人が自宅にいた時の家族構成

1.ひとり暮らし    3.子ども・孫との同居    5.親族以外の人との同居
2.夫婦だけ      4.兄弟姉妹との同居     6.その他(     )

問11 ご本人の在宅サービス利用経験(主なもの3つまで。利用経験がない場合は「9」を記入)

1.入浴サービス   4.食事サービス      7.ホームヘルプサービス
2.ショートステイ   5.介護機器の利用     8.訪問看護サービス
7.デイケア      6.日常生活用具の供与  9.利用したことがない

問12 貴ホームへ入所にいたった理由(主なもの1つ)

1.同居者との人間関係悪化   4.精神不安           7.その他
2.経済的困難            5.家事・生活の自立困難    (      )
3.身体的健康不安         6.介護者の病気または死亡

問13 身元引き受け人のご本人との続柄

1.配偶者   3.養 子   5.婿・嫁   7.その他(   )
2.実 子    4.兄弟姉妹 6.甥・姪   8.いない

問14 ご本人が受給している年金の種類(主なもの3つまで。受給していない場合は「16」を記入)

〔国民年金〕          〔共済年金〕         10.老齢福祉年金
1.老齢基礎年金      7.退職共済年金     11.公務扶助料
2.障害基礎年金      8.障害共済年金     12.普通扶助料
3.遺族基礎年金      9.遺族共済年金     13.恩 給
〔厚生年金〕                         14.本人支給金
4.老齢厚生年金                     15.その他(    )
5.障害厚生年金                     16.なんら年金・支給金を
6.遺族厚生年金                        受給していない

問15 ご本人の収入額(平成8年1月から12月までの年間総額:「費用負担額のための基礎調査」に記入した額)

1. 0~ 10万円未満        6.200~250万円未満
2. 10~ 50万円未満       7.250~300万円未満
3. 50~100万円未満        8.300~350万円未満
4.100~150万円未満       9.350~400万円未満
5.150~200万円未満      10.400万円以上

問16 貴ホーム利用のためのご本人の費用負担額(平成9年7月の月額)

1. 0円                6. 50,000~ 70,000円未満
2. 1, 000~ 5,000円未満    7. 70,000~ 90,000円未満
3. 5, 000~10,000円未満     8. 90,000~ 110,000円未満
4.10, 000~30,000円未満    9.110,000~ 130,000円未満
5.30,000~50,000円未満   10.130,000円以上

問17 ご本人が現在使用している居室の入所者数(ご本人も含めます)

1.1人   2.2人   3.3人   4.4人以上

問18 平成8年度中のご本人の施設内医務室での治療や外部医療機関への通院
                                (投薬・注射・点滴・手術)
 (1)施設内の医務室での治療

1.受けた          2.受けなかった

 (2)外部医療機関への通院

1.受けた → 延回数(   回)     2.受けなかった

問18-1(問18の(1)(2)のいずれかで「1.受けた」方だけにお伺いします。)
 治療を受けた疾病の種類(治療期間の長かったものから2つまで)

〔内料疾患〕
 1.消化器系               11.整形外科疾患
  (肝臓・胆嚢・すい臓を含む)     12.精神疾患
 2.呼吸器系               13.眼疾患
 3.循環器系               14.皮膚疾患
 4.腎・泌尿器系             15.耳鼻咽喉疾患
 5.神経系                 16.歯料・口腔疾患
〔外科疾患〕                 17.婦人科疾患
 6.消化器系               18.血液・造血器疾患
  (肝臓・胆嚢・すい臓を含む)      19.免疫性疾患(アレルギー疾患・
 7.呼吸器系                          膠原病等)
 8.循環器系               20.伝染性疾患
 9.腎・泌尿器系              21.内分泌・代謝疾患
10.神経系                 22.その他(        )

問18-2(問18の(1)(2)のいずれかで「1.受けた」方だけにお伺いします。)
  治療を受けた期間

1.1週間以内      5.2ヵ月以内      9.6ヶ月以内
2.2週間以内      6.3ヵ月以内     10.9ヶ月以内
3.3週間以内      7.4ヵ月以内     11.9ヶ月以上
4.1ヵ月以内      8.5ヵ月以内

問19 平成8年度中にご本人は(施設)から入院しましたか。

1.入院した          2.しなかった

問19-1(問19で「1.入院した」方だけにお伺いします。)
  入院の期間(年間の総入院期間)

1.1週間以内      5.2ヵ月以内      9.6ヶ月以内
2.2週間以内      6.3ヵ月以内     10.6ヶ月以上
3.3週間以内      7.4ヵ月以内
4.1ヵ月以内       8.5ヵ月以内

問19-2(問19で「1.入院した」方だけにお伺いします。)
 入院による治療を必要とした疾病の種類(主なものを3つまで)

〔内科疾患〕
 1.消化器系             11.整形外科疾患
  (肝臓・胆嚢・すい臓を含む)  12.精神疾患 
 2.呼吸器系            13.眼疾患
 3.循環器系            14.皮膚疾患
 4.腎・泌尿器系          15.耳鼻咽喉疾患
 5.神経系              16.歯料・口腔疾患
〔外科疾患〕              17.婦人科疾患
 6.消化器系            18.血液・造血器疾患
  (肝臓・胆嚢・すい臓を含む)  19.免疫性疾患(アレルギー疾患・膠原病等)
 7.呼吸器系            20.伝染性疾患
 8.循環器系            21.内分泌・代謝疾患
10.神経系              22.その他(         )

問19-3(問19で「1.入院した」方だけにお伺いします。)
 入院時の付添い人(主な人ひとりだけ)

1.家 族     3.施設が依頼した家政婦     5.その他
2.職 員     4.完全看護のため不要       (        )

問20 ご本人の精神機能(痴呆)の状況
 1.記憶障害

1.重 度(自分の名前がわからない、寸前のことも忘れる)
2.中 度(最近の出来事がわからない)
3.軽 度(物忘れ、置き忘れが目立つ)
4.痴呆症状は認められない

 2.失見当

1.自分の部屋がわからない
2.時々自分の部屋がどこにあるのかわからない
3.異なった環境におかれると、一時的にどこにいるのかわからなくなる
4.該当する失見当はない

問21 ご本人の不適応行動
 1.攻撃的行為

1.他人に暴力をふるう      3.攻撃的な言動を吐く
2.乱暴な振る舞いをする    4.該当する行為はない

 2.自傷行為

1.自殺を図る         3.自分の衣服をを裂く・破く
2.自分の身体を傷つける  4.該当する行為はない

 3.火の扱い

1.火を常にもてあそぶ     3.火の不始末をする
2.火の不始末が時々ある  4.該当する行為はない

 4.徘徊(夜間も含む)

1.屋外をあてなく歩きまわる     3.時々居室内をうろうろする
2.施設内をあてなく歩きまわる   4.該当する行為はない

 5.不穏興奮

1.いつも興奮している        3.ときに興奮し、騒ぎ立てる
2.しばしば興奮し、騒ぎたてる   4.該当する興奮はない

 6.不潔行為

1.便尿をもてあそぶ          3.衣服などを汚す
2.場所をかまわず放尿・排便する  4.該当する行為はない

問22(1)ご本人の日常生活動作能力(ADL)
 1.視力

1.全盲   2.手の動きがわかる   3.新聞記事本文の活字を読む

 2.聴力

1.全く聞こえない   2.やや大声で聞こえる   3.普通の声が聞き取れる

 3.発語

1.発語なし   2.単語を並べる程度   3.普通に話す

 4.移動・歩行

1.全く歩けない   2.手や肩を貸せば歩ける   3.器具を使用し、時間がかかっても自分で歩ける

 5.着脱衣

1.自分で全くできない   2.手を貸せばできる   3.自分でできる

 6.排泄

1.常時おむつ使用
2.介助があれば簡易便器でできる・夜間おむつ使用
3.自分で昼夜とも便所でできる・夜間は自分で簡易便器でできる

 7.食事

1.臥床のままで食べさせなければ食事ができない
2.スプーン等を使用し、介助すれば食事ができる
3.スプーン等を使用すれば、自分で食事ができる

 8.入浴

1.全面介助しなければならない・特殊浴槽を利用している
2.自分で入浴できるが、洗う時だけ介助を要する・浴槽の出入りに介助を要する
3.自分で入浴でき、洗える

問22(2)ご本人の日常生活動作能力(盲老人対象のADL)
 1.居室内移動

1.常時手引きが必要
2.常時声掛けと一部手引きが必要
3.常時声掛けが必要
 4.時々声掛けが必要
5.一人でできる

 2.園内移動

1.常時手引きが必要〔自分では全く移動ができない・やる気がない・不安感が強い〕
2.常時声掛けと一部手引きが必要〔目的の場所の確認、方向、現在地等、常時声を掛け、一部指示や誘導が必要〕
3.常時声掛けが必要〔現在位置・方向の確認が不完全〕
4.時々声掛けが必要〔場所、条件により声掛けが必要・目的の場所の目印が必要・誘導チャイム、点字プロック等の設置があれば可能〕 5.一人でできる

 3. 園外移動(敷地内・散歩道等)

1.常時手引きが必要〔自力では全く移動ができない・やる気がない・不安感が強い〕
2.常時声掛けと一部手引きが必要〔目的の場所の確認、方向、現在地等、常時声を掛け、一部指示や誘導が必要・散歩用ロープ等の使用が必要〕
3.常時声掛けが必要〔現在位置・方向の確認が不完全〕
4.時々声掛けが必要〔場所、条件により声掛けが必要・目的の場所の目印が必要・散歩用ロープ・点字ブロック等の設備があれば可能〕
5.ー人でできる

 4.園外移動(敷地外)

1.常時手引きが必要〔自力では全く移動ができない・やる気がない・不安感が強い〕
2.常時声掛けと一部手引きが必要〔目的の場所の確認、方向・現在地等、常時声を掛け、一部指示や誘導が必要・散歩用ロープ等の使用が必要〕
3.常時声掛けが必要〔現在位置・方向の確認が不完全〕
4.時々声掛けが必要〔場所、条件により声掛けが必要・目的の場所の目印が必要・散歩用ロープ・点字ブロック等の設備があれば可能〕
5.一人でできる

 5.食事

1.常時介助が必要〔魚の骨取り、調味料の分別等が全くできない・牛乳のストローが自分でつけられない・いつも食卓が汚れている〕
2.献立により常時声掛け・一部介助が必要〔魚の骨取り、調味料の分別等献立により常時声掛けと一部介助が必要〕
3.常時声掛けが必要〔魚の骨取り、調味料の分別等献立により常時声掛けや指示が必要〕
4.時々声掛け・説明が必要〔献立説明を含む〕 5.一人でできる

 6.尿・便器の使用

1.常時介助が必要〔いつも尿、便器を汚す・正しい位置の使用、水洗の後始末も全くできない・いつも汚す〕
2.常時声掛けと一部介助が必要〔正しい位置の使用、水洗の後始末等、常時声掛けと一部介助が必要・汚れ、水洗の流し忘れが多い〕
3.常時声掛けが必要〔正しい位置の使用、水洗の後始末等、常時声掛けが必要・汚れ、水洗の流し忘れが時々ある〕
4.時々声掛けが必要〔正しい位置で使用できるが、後始末が時々できない・ほとんど汚すことはない〕
5.一人でできる

 7.入浴準備

1.常時介助が必要〔入浴用具・着替え等職員が用意する〕
2.常時声掛けと一部介助が必要
3.時々声掛け・指示が必要
               4.一応準備ができるが不完全
5.一人でできる

 8.脱衣場と浴室内の位置確認

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔目的の場所の確認、方向、現在位置等、常に声掛け・一部介助や誘導が必要〕
3.常時声掛け・指示が必要〔現在位置・方向の確認が不完全〕
4.時々声掛け・指示が必要〔場所・条件により声掛けが必要〕
5.一人でできる

 9.着脱衣・着替え

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔衣類の裏表、前後、着替えの衣類等の確認には常に声掛けが必要〕
3.常時声掛け・指示が必要〔衣類の裏表、前後、着替えの衣類等の確認に常に声掛けが必要〕
4.時々声掛け・指示が必要〔衣類の裏表、前後、着替えの衣類等の確認は一応できるが不完全〕 5.一人でできる

 10.私物管理・位置確認

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔私物の収納場所の記憶、位置確認等には常に声掛けと一部介助が必要〕
3.常時声掛けが必要〔私物の収納場所の記憶、位置確認等には常に声掛けが必要〕
4.時々声掛け・指示が必要〔私物の収納場所の記憶、位置確認等は一応できるが不完全〕
5.一人でできる

 11.買物

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔貨幣の弁別、計算、品物の確認等に常に声掛け、手に取って確認などの一部介助が必要〕
3.常時声掛けが必要〔貨幣の弁別、計算、品物の確認等に常に声掛けが必要〕
4.時々声掛けが必要〔貨幣の弁別、計算、品物の確認等大体できいるが不十分〕
5.一人でできる

 12.掃除

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔雑巾をしぼってもらったり、掃く場所や方向を指示してもらえればいくらかできる〕
3.常時声掛けが必要〔その都度、場所や方向を指示されればなんとかできる〕
4.時々声掛けが必要〔特別の障害物がなければ大体できるが不十分〕
5.一人でできる

 13.洗濯

1.常時介助が必要
  2.常時声掛けと一部介助が必要
              3.常時声掛けが必要
     4.時々声掛けが必要
  5.一人でできる

 14.電話機の使用

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要〔金銭の弁別、数字の配列、電話番号の記憶、テレフォンカードの使用等、一部介助が必要〕
3.常時声掛けが必要〔金銭の弁別、数字の配列、電話番号の記憶、テレフォンカードの使用等、常に声掛け、指示が必要〕
4.時々声掛けが必要〔大体できるが不十分・電話機の種類により可能〕
5.一人でできる

 15.カセット類の使用

1.常時介助が必要
2.常時声掛けと一部介助が必要
3.常時声掛けが必要
4.時々声掛けが必要
5.一人でできる

問23 障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)の判定
   該当するご本人の生活状況を選び、下表最右欄の数字を記入してください。

〔生活自立〕
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており、独力で外出する
交通機関を利用して外出する
隣近所へなら外出する
〔準寝たきり〕
屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
〔寝たきり〕
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッドの上での生活が主体であるが座位を保つ
車椅子に移乗し、食事・排泄はベッドから離れてれて行う
介助により車椅子に移乗する
〔寝たきり〕
1日中ベッド上で過ごし、排泄・食事・着替えにおいて介助を要する
自力で寝返りをうつ
自力で寝返りもうたない

問23-1(問23で「3~8」のいずれかの方だけにお伺いします)
   そのような状態になってからの期間

1.3ヵ月未満
2.3ヵ月~6ヵ月未満
3.6ヵ月~1年未満
  4.1年~2年未満
5.2年~3年未満
   6.3年~5年未満
 7.5年以上
8.わからない

問24 ご本人の痴呆の状況
   (厚生省基準「痴呆性老人の日常生活自立度判定基準」を参照・・・実施要領に掲載)
    該当するご本人の痴呆状況を選び、下表最右欄の数字を記入してください。

痴呆症状はない 
何らかの痴呆を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少みられても、誰かが注意していれば自立できる 家庭(ホーム)外で左記の状態がみられる
家庭(ホーム)内でも左記の状態がみられる
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが時々見られ、介護を必要とする 日中を中心として左記の状態がみられる
夜間を中心として左記の状態がみられる
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする
著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする

A2 この1週間において、実際に利用者ご本人に行った介護の量や質についてお伺いします。
 (ご本人を介護している寮母さんまたは寮父さんが自らの判断で回答してください。)

◆◆ 食事に関する介護 ◆◆

問25 1食に要する時間はどれくらいでしたか。(誘導などの時間も含む)

1.30分未満
     2.30分~60分未満
     3.60分以上

問26 食事の際の移動の介助は、どの程度行いましたか。(車椅子の使用の有無にかかわらず答えてください。)

1.介助しなかった(完全に自立あるいはベッド上の摂食)
2.見守り・声掛けをした
3.歩き始め、あるいは移動時に一部手をかした
4.常に手をかした

問27 手洗いやおしぼり・エプロンなどの準備で、どの程度介助を行いましたか。

1.介助しなかった・必要なかった
2.見守り・声掛けをした
  3.一部介助をした
       4.全面介助をした

問28 食べる動作への介助を、どの程度行いましたか。

1.介助しなかった・必要なかった
2.見守り・声掛けをした
3.一部介助をした
          4.全面介助をした

問29 むせたり、呑み込みの悪さの程度と、それへの対応をどのくらい行いましたか。

1.ほとんどむせない、あるいは呑み込みが悪くないので、対応しなかった(必要なかった)
2.ときどきむせたり、呑み込みが悪いので、対応をした
3.食べると必ずむせたり、呑み込みが悪いので、常に対応をした
4.常に吸引器を用意して対応をした

◆◆ 入浴に関する介護 ◆◆

問30 入浴への動機づけは、どの程度行いましたか。

1.呼びかけはしなかった・必要なかった(清拭のみも含む)
2.1度呼びかけをした
3.2度以上呼びかけをした
4.呼びかけだけではなく、いろいろ工夫して動機づけをした

問31 浴室への移動の介助は、どの程度行いましたか。
     ((1)~(3)の移動の方法から主なものを1つだけ選び、その移動の方法における介助の程度をお答えください。)

(1)歩行で移動の方

1.介助しなかった・必要なかった
  2.見守り・声掛けをした
  3.歩き始め、あるいは歩行時に一部手をかした
          4.常に手をかした

(2)車椅子またはシャワー椅子で移動の方

1.介助しなかった・必要なかった
2.見守り・声掛けをした
3.移乗・操作に一部介助をした
4.全面介助をした

(3)ストレッチャーで移動の方

1.声掛けの内容を理解し、介助者に協力できるので、特に手がかからなかった
2.痛み・拘縮・麻痺・肥満などのために、特に手がかかった
3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問32 入浴前後の脱衣の介助は、どの程度行いましたか。

1.介助しなかった・必要なかった
2.見守り・声掛けをした
    3.一部介助をした
        4.全面介助をした

問33 洗いの介助は、どの程度行いましたか。((1)~(2)の入浴の仕方から主なものを1つだけ選び、その入浴の仕方における介助の程度をお答えください。)
  (1)一般浴の方

1.介助しなかった・必要なかった
2.洗髪、あるいは背部など手が届かないところを洗う際に一部介助した
3.常に声掛けをし、手をかしながら、時間がかかっても自分で洗えるように介助した
4.全面介助をした

 (2)中間浴・持浴・機械浴の方

1.声掛けの内容を理解し、介助者に協力できるので、特に手がかからなかった
2.痛み・拘縮・麻揮などのために、特に手がかかった
3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問34 浴槽の出入り、湯につかる際の介助は、どの程度行いましたか。((1)~(2)の入浴の仕方から主なもを1つだけ選び、その入浴の仕方における介助の程度をお答えください。)
 (1)一般浴の方

1.介助しなかった・必要なかった
2.見守り・声掛けをした
    3.一部介助をした
4.全面介助をした(抱いたり、支えたりした)

 (2)中間浴・特浴・機械浴の方

1.簡単な見守り・声掛けをした
2.高血圧・心疾患・貧血などがあり、常時細かい観察をした
3.痛み・拘縮・麻痺が強く、常に付き添って支えていた

問35 湯から出た後の介助は、どの程度行いましたか。((1)~(2)の入浴の仕方から主なものを1つだけ選び、その入浴の仕方における介助の程度をお答えください。)
 (1)一般浴の方

1.介助しなかった・必要なかった
   3.ふき取り、ドライヤーかけなどに、一部介助した
2.見守り・声掛けをした
  3.ふき取り、ドライヤーかけなどに、一部介助した
        4.ふき取り、ドライヤーかけなどに、全面介助した

 (2)中間浴・特浴・機械浴の方

1.声掛けの内容を理解し、介助者に協力できるので、特に手がかからなかった
2.痛み・拘縮・麻痺などのために、特に手がかかった
3.しがみついたり、突っ張ったりするので、特に手がかかった

◆◆ 排泄に関する介護 ◆◆

問36 排泄の頻度・間隔・量などを把握していましたか。

1.していなかった・必要なかった
2.排便の有無だけを記録した
3.排泄の時間、量などを記録した(おむつセンサーなどの使用を含む)

問37 1日の排泄にかかわるすべての介助業務の回数は何回でしたか。

1.介助しなかった・必要なかった
   2.1回~6回
   3.7回~10回
   4.11回以上

問38 概ね1回の介助(排泄にかかわる声掛け・誘導から排泄が終わってのベッド介助まで)に要する時間はどのくらいでしたか。

1.介助しなかった・必要なかった
  2.5分未満
  3.5分~10分未満
  4.10分以上

問39 日中の介助で、ご本人が主に使用していたものを1つ選んでください。

1.主におむつを使用していた(カテーテル使用者も含む)→(問39-1へ)
2.主に尿・便器を使用していた →(問39-2へ)
3.主にポータブルトイレを使用していた →(問39-3へ)
4.主にトイレを使用していた →(問39-4へ)

問39-1(問39で「1.おむつ」の方だけにお伺いします。)
「おむつ」使用の介助状況について、あてはまるものを1つだけ選んでください。

1.おむつだけを使用した
2.おむつの使用を減らし、積極的にベッド上で尿・便器を併用した
3.おむつの使用を減らし、積極的にポータブルトイレやトイレ使用を併用した

問39-2(間39で「2.尿・便器」の方だけにお伺いします。)
「尿・便器」使用の介助状況について、あてはまるものを1つだけ選んでください。

1.自分自身で使用した
2.ベッド上で尿・便器を使用して介助をした
3.ベッド上で尿・便器を使用して介助し、積極的にポータブルトイレやトイレ使用を併用した

問39-3(問39で「3.ポータブルトイレ」の方だけにお伺いします。)
「ポータブルトイレ」使用の介助状況について、あてはまるものを1つだけ選んでください。

1.自分自身で使用した
2.移動介助はしなかったが、衣服や周囲を汚してしまうために、確認や後の清掃、時には着替え介助をした
3.移動は介助して、ポータブルトイレを使用した
4.ポータブルトイレ介助を減らし、積極的にトイレ介助をした

問39-4(問39で「4.トイレ」の方だけにお伺いします。)
「トイレ」使用の介助状況について、あてはまるものを1つだけ選んでください。

1.介助しなかった・必要なかった
2.働きかけや誘導あるいは衣服やトイレ内を汚すことが多いので確認した
3.衣類の者替え、後始末などの介助をした

問40 以下にあげるような排泄にかかわる特別の介護を行いましたか。行った介護すべてを選んでください。(特別の介護を行わなかった場合は「10」を記入)

1.尿量が少なかったり、便秘のために、特別に水分補給をした
2.排泄介助にかかわる材料・器具を工夫して対応した(おむつ使用枚数の調整、防水シーツ、紙おむつ、パット、失禁パンツの使用等)
3.トイレの使用方法がわからないなどのため、トイレを汚してしまうので後始末をした
4.間に合わないことや、居室・廊下などでの失禁があり、更衣介助・清掃などを行った(主に同室者への配慮などが必要なことから)
5.便秘があり、特別な介助を行った(排便を促すための腹部マッサージ等の刺激や下痢、浣腸使用による多量な排便の介助など)
6.腹圧等が弱く、腹部や膀胱部を圧迫して排泄を促した
7.摘便を行った
8.排泄について固執(残尿・残便感、頻尿、便秘等)が強くあり、介助に時間がかかったり、要求や介助の頻度が多いので、特に手がかかった
9.痛み、拘縮、麻痺あるいは肥満のため、特に手がかかった
10.上のような排泄にかかわる特別な介護は行わなかった

◆◆ 体位変換・衣類着脱・身だしなみに関する介護 ◆◆

問41 体位変換は、どの程度行いましか。

1.介助しなかった・必要なかった
  2.排泄介助時に行った
  3.排泄介助時以外にも行った

問41-1(問41で「2」または「3」の方だけにお伺いします。)
体位変換の介助は、どのような状況でしたか。

1.声掛けの内容を理解し、介助者に協力できるので、特に手がかからなかった
2.痛み、拘縮、麻痺あるいは肥満などのために、特に手がかかった
3.動きが激しく危険性があるため、特に手がかかった

問42 毎朝夕の着替え介助の頻度は、どのくらいでしたか。

1.着替え介助はしなかった・必要なかった
2.毎朝夕ではないが、着替え介助をした
3.毎朝夕、着替え介助をした

問43 着脱衣時の介助はどの程度行いましたか。

1.介助しなかった・必要なかった
2.一部介助をした(靴下や胸元のボタンなど、届かない部分への介助など)
3.全面介助をした(頭・腕・足を通す・引く・上げる等ができないので)
4.痛み、拘縮、麻痺、肥満などのために、あるいは拒否したりするので、特に手がかかった
5.常に声掛けをし、手をかしながら、時間がかかっても自分でできるように介助した

問44 歯磨き時に介助は、どの程度行いましたか。

1.介助しなかった・必要なかった
2.一部介助をした
  3.全面介助をした
4.拒否したりするので、特に手がかかった

◆◆ 看護的対応 ◆◆
(ここでは、看護婦が行っているものではなく、寮母などの介護職が行っている「看護的対応」について過去1カ月間の実績をお答えください。)

問45 内服薬の服用介助を、どの程度行いましたか。

1.内服薬を服用する必要はなかった
2.介助しなかった(全部看護婦が行った、あるいは利用者自身での服用を含む)
3.毎回手渡したり確認をしたが、服用は利用者自身で行った
4.口元までもっていって服用させた
5.飲みやすいよう工夫(薬を砕く、ヨーグルト・アイスクリ-ムに混ぜるなど)をして服用させた

問46 外用薬(点眼薬、軟膏、湿布薬など)の与薬・塗布の介助を、どの程度行いましたか。

1.外用薬の与薬・塗布する必要がなかった
2.介助しなかった(全部看護婦が行った、あるいは利用者自身での塗布を含む)
3.1日1回程度介助した
4.1日2回以上介助した

問47 通院にかかわる介助は、過去1ヵ月間にどの程度行いましたか。

1.通院しなかった
2.家族だけで連れて行った
3.月1回程度、あるいはそれより少ない頻度で介助をした
4.月2~3回程度介助をした
5.週1回以上介助をした

問47-1(問47で「3」「4」「5」のいずれかの方だけにお伺いします。)
1回の通院介助時間(通院に出る準備から戻ってきての介助まで)に要する時間はどのくらいでしたか。

1.1時間未満
2.1時間~2時間未満
4.2時間~3時間未満
  5.3時間以上

問47-2(問47で「3」「4」「5」のいずれかの方だけにお伺いします。)
1回の通院で、通院先まで同行して介助する職員の人数は何人でしたか。

1.職員1人
   2.職員2人
   3.職員3人以上

問48 病院への入退院にかかわる介助を行いましたか。行っているものをすべて選んでください。

1.入退院の手続きや付添い
2.病院職員との連格・話し合い 
3.必要物品・衣類等の洗濯物の持参 
        4.見舞い
      5.入退院介助はしなった
  6.入退院はなかった

A3 利用者ご本人に対する介護の量及び内容についてお伺いします。
(ご本人を介護している寮母さん等(前項「A2」の回答者)の感想やお考えをお聴きします。)

問49 ご本人が通常必要とする介護の量及び内容は、あなたの観察及び判断では次のどれに該当すると、考えられますか。

1.ほとんど介護を必要としない
2.たまに介護を必要とする程度
3.通常、並の量の介護を必要とする
   4.通常、かなりの量の介護を必要とする

問50 現在、寮母が実際に行っている介護によって、ご本人の介護ニ-ズが十分に充たされていると思いますか。それともその反対だと思いますか。

1.十分に充足されている
2.ほぼ充足されている 
   3.あまり充足されていない
     4.ほとんど充足されていない

問50-1(問50で「3」または「4」の方だけにお伺いします。)
ご本人の介護ニーズが充足されない原因は、次のうちどれだと考えますか。あてはまるものをすべて選んでください。

 1.介護に従事する職員数が足りない
 2.定められた介護の量が多すぎて、手が回らない
 3.介護機器、または設備が不足している
 4.介護以外の仕事のために、利用者ご本人と接する時間が足りない
 5.職員の意欲が足りない
 6.職員の心身の負担が大きい
 7.職員に介護の知識や技術がよく見についていない
 8.利用者ご本人が、職員の介護を協力的に受け入れない
 9.利用者ご本人の要求が多すぎて、対応しきれない
10.利用者ご本人には、このホームヘの入所または生活は不向きである
11.その他(                        )

A4 利用者ご本人の感想・意見・希望等に関してお伺いします。
(利用者ご本人に質問をし、その回答を記入してください。利用者ご本人が、回答を保留したり、黙したまま答えない場合には「NA」、質問の意味が理解できない、心身の事情で回答することができない場合には「UA」と回答欄に記入してください。)

◆◆ 現在の施設生活についての感想 ◆◆

問51 今住んでいるホームの生活をどう感じていますか。

1.大変満足している
2.ほぼ満足している
3.どちらともいえない
     4.いくらか不満な点がある
                      5.不満な点が多い

問52 現在の施設生活で、あなたが「大変満足だ」と最も強く感じるものを1つだけ選んでくだい。

1.食事や入浴
                   2.職員の態度
3.設備が使いやすいこと 
          4.友達がいること
5.病気になっても安心していられること
  6.何の心配もないこと
7.その他(       )
  8.わからない
9.大変満足だと感じるものはない

問53 現在の施設生活で、あなたが「大変不満足だ」と最も強く感じるものを1つだけ選んでください。

1.食事や入浴
               2.職員の態度 
            3.設備が使いにくいこと
4.友達がいないこと
5.健康管理に不安があること
6.心の安らぎがえられないこと
  7.その他(        )
  8.わからない
9.大変不満足と感じるものはない

問54 現在の施設生活でおおいに楽しめることは何ですか。あてはまるものをすべて選んでください。

1.食事
2.飲酒
  3.入浴
  4.趣味・クラブ活動
5.行事
6.外出
   7.旅行
8.会話
       9.宗教の勧め
10.外来者の訪問
11.ラジオ・テレビ
  12.家族との交流(面会・外泊等)
13.点字新聞
14.テープ図書
15.その他(         )
16.とくにない

◆◆ 施設生活の内容についての利用者の意見・態度 ◆◆

問55 施設での行事に参加していますか。

1.必ず参加している
2.時々参加している
3.あまり参加しない
4.めったに参加しない
5.まったく参加しない 

問56 クラブ活動や趣味活動に参加していますか。

1.参加するようにしている
2.時々参加する
3.あまり参加しない
4.めったに参加しない
5.クラブ・趣味の会等には所属していない

◆◆ 施設生活について ◆◆

問57 施設生活において、「自由がない」と感じることがありますか。

1.いつもある
  2.時々ある
  3.あまりない
  4.まったくない

問57-1(問57で「1」「2」の方だけにお伺いします。)
特にどのようなことで、「自由が足りない」と感じますか。

1.集団生活の煩わしさ
2.日課及び規則による束縛
3.外出の規制
4.異性との交際
5.単一メニューの食事
6.酒・たばこの規制 7.設備使用の制限
8.家具・器具等の持ち込み制限
9.通院・入院先の限定
10.ペット飼育の禁止
11.その他(        )

問58 施設を改築するとすれば、ひとつの居室に何人で生活するのがよいと思いますか。

1.1人
2.2人
3.3人
4.4人
5.5人以上

問59 あなたは毎日の生活の中で不安を感じることがありますか。

1.常に不安を感じる
2.時々不安を感じる
3.ほとんど不安は感じない
4.不安は感じない

問59-1(問59で「1」「2」の方だけにお伺いします。)
不安を感じる主なものは何ですか。あてはまるものをすべて選んでください。

1.お金のこと
2.家族のこと
3.身体のこと
4.人間関係のこと 
5.生活全体のこと
6.その他(       )

問60 全盲者、弱視者、晴眼者が同じホームでともに暮らすことにわだかまりを感じますか。
[全盲者へ質問する際には、「全盲者」という言葉を除き、「弱視者、晴眼者が同じホーム…」と尋ねてください。弱視者、晴眼者にも同様に対象者自身の状況を除いて尋ねてください。

1.おおいに感じる
2.感じる 
3.どちらともいえない
4.感じない
5.全く感じない

 ◆◆ 経済生活について ◆◆

問61 施設利用に対する自己負担金の金額を知っていますか。(質問者は、回答された金額が正しいかどうか判断し、その結果を
    下記から選んでください。)

1.正しい
2.ほぼ正しい
3.間違い
4.知らない

問62 自己負担金は高いと思いますか。それとも安いと思いますか。

1.大変高い
2.高い
3.適当
4.安い
5.大変安い
6.わからない

問62-1(問62で「1」「2」の方だけにお伺いします。)
自己負担金が高いと思う理由はなんですか。最も当てはまるものを1つだけ選んでください。

1.設備がよくない
2.食事が不十分
3.入浴回数が少ない
4.介護サービスが不十分
5.職員数が少ない
6.特に理由はない
7.その他

◆◆ 施設外の人との交流関係 ◆◆

問63 施設外に住んでいる人で、あなたが会って話したり、電話で話したり、手紙のやりとり等をする人はいますか。

1.いる
2.いない


問63-1(問63で「1」の方だけにお伺いします。)
その相手は誰ですか。主な人を3人まで選んでください。

1.家族
2.親戚
3.友人
4.知人
5.ボランティア
6.地域の住民 
7.医師
8.保健婦
9.ケースワーカー
10.その他

問63-2(問63で「1」の方だけにお伺いします。)
主として、次のいずれの方法を用いますか。最も多いものを1つだけ選んでください。

1.出かけてあって話すく
2.施設に来てもらう
3.電話で話す
4.手紙を書く
5.その他

問63-3(問63で「1」の方だけにお伺いします。)
その回数はどの程度ですか。

1.毎日
2.1週間に数回
3.1週間に1回 
4.1ヵ月に1回程度 
5.3ヵ月に1回程度
6.半年に1回程度
7.1年に1回程度
8.2~3年に1回程度
9.その他(       )

◆◆ 過去および現在の生活観 ◆◆

問64 現在のホームに入所する前のご自分の生活を振り返って、あなたは今の自分よりも「幸福だった」と感じていますか。それともその反対ですか。

1.以前の生活の方が、大変幸せであった
2.以前の生活の方が、どちらかといえば幸せであった
3.幸、不幸どちらともいえない
4.以前の生活の方が、どちらかといえば不幸せであった
5.以前の生活の方が、大変不幸せであった
6.わからない

問65 あなたは現在のご自分の生活をどのように受けとめていますか。

1.大変幸せである
2.どちらかといえば幸せである
3.幸、不幸どちらともいえない
4.どちらかといえば不幸せである
5.大変不幸せである
6.わからない

問66 今あなたが一番施設に肴望することはなんですか。自由にお話ください。(回答用紙にその内容を記入してください。)
長時間ご協力ありがとうございました。


主題(副題):盲老人の幸せのために -第6回全国盲老人ホーム利用者実態調査報告書(4)- 3頁~28頁