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第1部 CBR
地域に根ざしたリハビリテーション~私たちの体験から~ 障害者の声

調査の目的

本調査の全体的な目的は、CBRプログラムの取り組みが障害者の生活状況 注釈77 に与えるインパクトを考察することである。

調査の具体的な目的は以下のとおりである。

  • CBRプログラムに対する障害者とその家族のかかわりを見直すこと。
  • CBR実施後にもたらされた障害者の生活状況の変化を考察すること。
  • 障害者の生活状況の向上に最も役立つCBRプログラムの取り組みを明らかにすること。

本調査は、さまざまなCBRプログラムを、それらに特有の目的や戦略に照らして評価しようとしているのではない。本調査が試みているのはむしろ、世界中でさまざまなプログラムに参加している障害者とその家族の認識、意見、および体験を発信することである。

  1. 本調査では、「生活状況(living condition)」を「生活の質(quality of life)」と定義する。