4.(4-5)障害福祉サービス事業所のイメージ

  障害福祉サービス事業所のうち、多くの小規模作業所が移行すると思われる就労継続支援B型事業所のイメージを提示すると次のようになる。

  小規模作業所から就労継続支援B型へ移行する際の利用定員10名の暫定措置を活用して移行した例として整理をしている。

障害福祉サービス事業所のイメージのスライド

① 職員配置

  事業実施に必要な職種は、次の4職種である。

  1. 管理者:1名
  2. サービス管理責任者:1名
  3. 職業指導員:1名
  4. 生活支援員:1名

  これらのうち、サービス管理責任者は常勤で専任しなければならないが、管理者と兼務することは可能である。また、直接処遇職員である職業指導員と生活支援員のいずれか1名は常勤でなければならない。従って、常勤で必要な人員は、サービス管理責任者1名と直接処遇職員のうちの1名の合計2名となる。

② 事業所運営のイメージ

  職種ごとの役割のイメージは次のとおりである。

  1. 管理者:事業所運営の舵取役として、運営全般の責任、特に経営に関する責任を負う。
  2. サービス管理責任者:利用者に対するサービス内容を管理し、その質を保証する。
  3. 職業指導員:利用者に対する生産活動での作業支援、将来的な就職に向けた支援を行う。
  4. 生活支援員:事業所利用、生産活動の基礎となる日常生活面での下支えを行う。

人員配置(就労継続支援B型)

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