第5章 シュミレータの実際 5-2 シミュレーションの状況とその画面

シミュレーションの状況とその画面1

起動オプション。筆記者の人数、読み上げ速度などを設定する

シミュレーションの状況とその画面2

読上げ、筆記速度は乱数によって増減する。これらにより、筆記者bが担当する範囲を筆記中、たまたま待機中の筆記者が不在となり、長い文を担当せざるを得なくなる状況が生じている。筆記速度から見て、スクロールしてしまう前に担当範囲全体を筆記することは可能と思われるが、スクリーン上の表示可能文字数はこのbの担当範囲に対して不足している。

発言状態。右にこれから発言される文、左に発言済みの文を表示。カーソルで選択状態となっている部分が現在読み上げられている。

シミュレーションの状況とその画面3

表示スクリーン。タイトルバーの「de..」は、待機中の筆記者、「b.hcafg」は筆記中であることを示す。背景が赤くなっている部分は筆記中、白は筆記完了したもの。筆記者は起動オプションで指定された人数がa,b,c,…として表示される。

読上げ、筆記速度は乱数によって増減する。これらにより、筆記者bが担当する範囲を筆記中、たまたま待機中の筆記者が不在となり、長い文を担当せざるを得なくなる状況が生じている。筆記速度から見て、スクロールしてしまう前に担当範囲全体を筆記することは可能と思われるが、スクリーン上の表示可能文字数はこのbの担当範囲に対して不足している。

シミュレーションの状況とその画面4

筆記者の状態。これは筆記者aのもの。一番下のテキストボックス内は、この筆記者aが筆記を担当する範囲。濃淡赤紫の2つは、aの前(淡)及びその前(濃)の筆記者の状態。白はaが筆記している部分、水色はaの次の筆記者が筆記している状態。表示スクリーンのタイトルバーにより、赤紫(濃)はh、赤紫(淡)はc、水色はfがそれぞれ筆記しつつあるが、a自身は、それぞれがh,c,fであることを知らない。

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