本研究では、代表者が助成金の入金が12月になることを予測できず、機器の購入などが遅れ、実質的な研究期間が不足してしまって、初期の目標を達成することができなかった。そのため、実際に行ったのは、目的とするシステムで使える手法の検討、適切な機器の選定、システム設計、構築しようとしているシステムが予定通りの動きをするかどうかを確認するシミュレーション・プログラムの作成にとどまった。
その結果、この方法でシステムを構築すれば、期待される仕組みと動きをもつシステムが構築できることは分かったので、今後この研究を更に続け、実用に耐えるシステムを構築して、今回の助成を生かしたいと考えている。