図表14 公的介護保険の申請からサービス利用に至る手続き
被保険者
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保険者である該当介護金庫に申請
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介護金庫からMDKへ判定依頼
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申請者それぞれのケースに応じたMDKの判定チーム(医師・介護専門職など)による訪問調査
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MDKによる訪問調査結果の介護金庫への報告
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介護金庫による要介護認定及び介護等級の決定
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介護度1~3
サービスの利用
通知申請から平均5週間
定期的な再調査
却下及び介護等級について納得できなければ介護金庫に異議申し立て
却下
在宅介護の場合
要介護者と介護サービス事業者の契約
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サービス事業者の介護専門職が要介護者の家庭を訪問し、援助の必要性及び家族等による介護状況をアセスメントする
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アセスメント結果をもとに介護プランが決定。家族等と協議のうえ、家族等による介護とサービス事業者による介護との役割分担が定められ
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介護プランに基づく介護の実施結果は定期的に検討。特に、要介護者を能動的にするという目的や関係者の要望が介護プロセスにおいてどこまで配慮されたかが注目される。検討結果は介護実施記録に記録。
施設介護の場合
要介護者とサービス事業者の契約