項目 | 内容 |
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通番号 | 115 |
番号 | 6 |
年度 | 平成20年度 |
指定テーマ | 【指定14】 災害等緊急時の障害者支援の充実、強化に関する調査研究事業 |
事業名 | 災害等緊急時の障害者支援の充実、強化に関する研究調査事業 |
事業目的 | 災害発生時における障害者支援を、避難を始め必要な情報や支援を得る手段の確保や、それを獲得するに必要なコミュニケーションについて手段や方法論は、新潟県・中越沖地震を契機に話し合われてきた。 ともすると、身体に障害を持った方を中心にその検討が進められ、視覚障害、聴覚障害、知的障害、精神障害といった他の障害については、必要としているニーズの把握さえも弱く、支援者側での検討・検証に留まるのが現状である。 そこで、日常の障害者への地域生活におけるケアマネジメント手法に基づく支援から、日常生活における災害時に対する備えや障害当事者及びその支援者の実践ノウハウ及び意識調査を行い、地域住民やボランティアと関わりを持ちつつ、障害当事者及び支援者の災害時支援体制の構築の推進を図ることを目的とする。 また、実際に災害に遭遇した場合の情報保証について、システム化を目指すとともに、災害発生後の心のケアをどう行っていくか、総合的な防災支援システムの研究を、当事者・関係機関・地域住民の参加により行っていき、支援・連携方法(支援プログラム)の開発及び構築を行う。 |
事業概要 | 1.災害発生に対する備え及び発生直後に必要な支援の研究 ①災害被災地の要援護者(障害者)へのアンケート実施 ・ 身体(視覚・聴覚)、知的、精神等の障害特性による違いについて ・ 単身生活、家族と同居、グループホーム等の生活環境における違いについて ・ その他、特殊な事情等の検証 ◆テストアンケートの実施(郵送) ◆アンケート(郵送、聞き取り) ②アンケート調査支援ワーキング 当事者を交えた地域や施設の対応の現状における実態調査、課題把握のための懇談会(聞き取り)の実施。 2.避難先への移動手段の確保の研究 ①検討委員会(報告書に掲載) ・ 避難方法、避難先への移動手段(自力による避難、介助者が必要な避難、その経路)や移送ネットワークの構築(フォーラム報告) ②支援ワーキング ・移送団体(132団体、郵送 フォーラム報告)、災害地要援護者(障害者、130人、郵送、聞き取り 報告書に掲載)アンケート実施 ・地域での活動団体や支援現況の把握、支援可能な地域・車輌の調査報告、資料作成、フォーラムの開催 3.孤立化させないための情報提供に関する研究 ①行政危機管理課等ヒアリング ②長野県総合防災訓練におけるフィールドテスト ・ 確認を含む要支援者へのコミュニケーション手段 ・ 避難先における食事の支援やトイレの場所などの基本的な情報の提供方法 ・ 下記における情報の共有が欠如しやすさを調査し、それを防ぐための手段を模索 ○ 避難先や医療機関においての情報保障について ○情報機器の活用やその効果についての検証 ○ 障害者支援の可能なボランティアの確保と、ボランティアセンターとの連携 ③危機管理プランワーキングチーム ・ケアマネジメント手法の活用 ・地域自立支援協議会での支援と地域との連携のあり方 ・必要とする情報の分析 ・当事者への“心のケア”をどのように進めるのか ④新システム等活用支援ワーキング 当事者への聴き取り調査、連携の必要な機関との調整、情報機器類の活用とその検証、環境の整備計画等の実施 4.上記の意見交換会と研究発表のためのフォーラム開催 ①障害者の防災力・自助力と地域の連携 ②新システムによるネットワークの構築と活用 ③災害時要援護者(障害者)情報支援のあり方 ④災害時に高齢・障害者への移送支援の現状とあり方 ⑤災害から強い地域づくりと地域を守る |
事業実施結果及び効果 | ○本事業による、関係者間の具体的な連携を深めることにより、地域で暮らす、緊急時における障害者支援の礎となるシステムの構築が期待できる。 ○フォーラムの開催や報告書の作成により、障害者の地域生活支援のノウハウ等の情報提供が可能となる。 |
事業所/団体名称 | 社会福祉法人 信濃の星 コーディネートプラザながの |
事業所/団体〒 | 381-2226 |
事業所/団体住所 | 長野県長野市川中島町今井1387番地5 ハーモニー桃の郷3階 |
事業所/団体TEL | 026-285-1900 |
事業所/団体FAX | 026-285-1909 |
事業所/団体EMail | p-nagano◎mx2.avis.ne.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL | http://w2.avis.ne.jp/~p-nagano/ |