障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号116


項目 内容
通番号 116
番号 7
年度 平成20年度
指定テーマ 【指定14】 災害等緊急時の障害者支援の充実、強化に関する調査研究事業
事業名 災害時要援護者情報支援事業
事業目的 静岡県は、東海・東南海地震の被災想定域に所在することから、視覚・聴覚障害者などの災害弱者に対する要援護者の支援について検討することが不可欠である。
災害時に要援護者の安否の把握や避難先の把握などを迅速に行うことで発災後の要援護者支援に対する問題点を把握するとともに、災害時要援護者の安否や避難先などの要支援情報を取得し、福祉避難所等において必要な支援を行うための災害情報提供システム実証実験を行い、災害時に必要な支援体制の検証を行う。
事業概要 (1)視覚・聴覚障害者の利用する携帯電話のメール機能を利用した災害情報提供システム(レスキューナウ)を改良することにより、利用登録者の安否確認と避難先、手話通訳者などの支援の必要性などの情報を取得するためのシステムの再構築とその実証試行実験を実施する。
(2)レスキューナウの利用登録者に対し、災害時の第三者(災害時支援者=手話通訳士や要約筆記者、移動支援従事者等を想定)に情報を提供するため情報提供の承諾書の取得を実施する。
(3)携帯メールを利用したシステム利用の前提となる携帯電話、パソコン等の情報取得手段の方法等の利用状況を把握するために、視覚障害者に対して情報ニーズ調査を実施する。
(4)聴覚障害者に対して災害時要援護者対策のためのマニュアルの作成を実施する。
(5)聴覚障害者に対する災害対策啓発のための防災講習会及び情報機器展示を実施する。
事業実施結果及び効果 視覚・聴覚障害者の利用する災害情報提供システム(レスキューナウ)利用登録者の安否確認と避難先、手話通訳者などの支援の必要性などの情報を取得するためのシステムの再構築とその実証試行実験を実施した。
レスキューナウの利用登録者に対し、災害時の第三者に情報を提供するため情報提供の承諾書の取得を実施した。
情報取得手段の方法等の利用状況を把握するために、視覚障害者に対して情報ニーズ調査を実施した。
聴覚障害者に対して災害時要援護者対策のためのマニュアルの作成を実施する。
聴覚障害者に対する災害対策啓発のための防災講習会及び情報機器展示を実施する。
事業所/団体名称 静岡県厚生部障害者支援局障害福祉室
事業所/団体〒 420-8601
事業所/団体住所 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
事業所/団体TEL 054-221-3319
事業所/団体FAX 054-221-3267
事業所/団体EMail shougai-fukushi@pref.shizuoka.lg.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-320/index.htm
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