障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号157
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通番号 | 157 |
| 番号 | 41 |
| 年度 | 平成20年度 |
| 指定テーマ | 【一般】 |
| 事業名 | HIV感染に係る障害者の社会参加に係る偏見と差別不安解消と自立支援の在り方に関する調査研究事業 |
| 事業目的 | HIV 感染者は、自身が持つ差別を受けるのではないかという不安と社会からの差別偏見から、他者や社会との関わりにおいて孤立化しやすい傾向にある。感染者がHIV であることを気にせずに生活者として日常を過ごすには、「信頼関係を構築すること」と、「外部接触の機会を得ること」が、同時並行で進み、自立へと向かうことが必要である。 そこで、HIV 感染者にとっての自立を同時並行的に支援していくために、社会参加の過程の中で、その促進要因、阻害要因を明らかにすることを目的とした。 |
| 事業概要 | HIV 感染者の自立を支援していくために、具体的には「就労」をテーマに、患者、医療者を対象とした質問紙調査と、患者、および患者が働く企業へのインタビュー調査を行った。質問紙調査はエイズ治療・研究開発センター、ブロック拠点病院等15 の医療機関に通院する患者2,000 名と勤務する医療者500 名を対象に、インタビュー調査は患者15 名、企業2 社を対象にそれぞれ実施した。 それぞれの調査について、分析、検討を行い、報告書としてまとめた。 |
| 事業実施結果及び効果 | 全国のHIV 感染者、医療者を対象に、大々的に実施した今回の調査では、貴重なデータを集めることができた。今後はエイズ学会等で積極的に発表していきたい。さらに、多角的な視点から二次分析を行い、HIV 感染者の就労環境の更なる向上のための提言につなげたい。 小冊子「いっしょにはたらくBOOK（当事者編）」を発行した。本冊子では、「身体障害者手帳は社会参加へのパスポート」と位置づけ、HIV 感染者が手帳を使うことの大切さを説いている。本冊子がHIV感染者の社会参加と就労環境の向上のために寄与することが期待される。 |
| 事業所／団体名称 | 社会福祉法人 はばたき福祉事業団 |
| 事業所／団体〒 | 162-0814 |
| 事業所／団体住所 | 東京都新宿区新小川町9 番20 号 新小川町ビル5 階 |
| 事業所／団体TEL | 03-5228-1200 |
| 事業所／団体FAX | 03-5227-7126 |
| 事業所／団体EMail | info◎habataki.gr.jp (◎を@に置き替えてください) |
| 事業所／団体URL | http://www.habatakifukushi.jp/ |
| 報告書 | HIV感染に係る障害者の社会参加に係る偏見と差別不安解消と自立支援の在り方に関する調査研究事業 |
