項目 | 内容 |
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通番号 | 10 |
番号 | 10 |
年度 | 平成19年度 |
指定テーマ | 【指定テーマ1】 支援プログラム等研究開発事業 |
事業名 | 高機能広汎性発達障害(HPPD)における就労前支援プログラム開発に関する研究事業 |
事業目的 | 高機能広汎性発達障害(HPDD)は、その障害特性から生じやすい二次障害(低い自己評価・不安・固執など)が就労への認識や意欲と関係していることが前年度の研究事業にて明らかにされた。本研究事業の目的は、前年度の研究成果の結果から就労前支援の重要さを認識し、就労前支援のプログラム開発を目指すことにある。 本プログラムの柱は、①本人の就労前スキルの付与(特に対人関係におけるコミュニケーションスキル)、②支援者による本人の就労前スキルのアセスメント能力、③支援者による本プロクラム運営スキルである。先行研究は対象者に焦点を当てたものが多い中、本プログラムは支援者のスキル向上にも配慮したプログラム開発である。 |
事業概要 | ○ 介入群とコントロール群による効果評価支援者が就労前支援プログラム教育を受けながら運営するグループ(介入群)と、支援スタッフが就労前支援プログラム教育を受けないで運営するグループ(コントロール群)による効果評価を行った。 ○ 開始前と開始後における本人の変化本人のスキル付与の効果をみるために、開始前と開始後一週間以内に「就労移行支援のためのチェックリスト」(34 項目;障害者職業総合センター2007)と「自尊感情尺度」(10 項目;ローゼンバーグ1965=1982)を実施した。 ○グループワークの実施(3 ヶ月) |
事業実施結果及び効果 | ○教育プログラムの効果開始前と終了後の数値は介入群において高い数値の伸びを示した。本人を就労前支援において支援者への実践とリンクした教育の重要性が示される結果となった。介入群およびコントロール群ともに開始前よりも終了後における各項目での数値の上昇がみられた。グループワークにおけるセルフ・ヘルプ的な効果によるのではないかと考える。 ○教育プログラムをガイドブックとして公開成果として、本プログラムによって実施した内容をガイドブックとしてまとめ、配布する。ジョブコーチをはじめとする他の地域でのHPDD に係る就労支援活動へ具体的に活かせるものと考える。 |
事業所/団体名称 | 社会福祉法人 嬉泉 |
事業所/団体〒 | 156-0005 |
事業所/団体住所 | 東京都世田谷区船橋1-30-9 |
事業所/団体TEL | 03-3426-2323 |
事業所/団体FAX | 03-3706-7242 |
事業所/団体EMail | tosca◎kisenfukusi.com (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL | http://www.kisenfukushi.com/ |