障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号20
項目 |
内容 |
通番号 |
20 |
番号 |
11 |
年度 |
平成20年度 |
指定テーマ |
【指定3】 相談支援の機能強化を図るための調査研究事業 |
事業名 |
地域移行・生活支援における相談支援の機能強化方策検討事業 |
事業目的 |
相談支援の実施における地域間格差の解消と、地域移行支援や権利擁護の取組みなど、今後の課題に対応できる体制づくりを目指し、相談支援事業実施にあたっての、ガイドラインを検討する。また、地域移行支援を進めていくうえでは、施設入所者に、地域での暮らしぶりのイメージを伝え、エンパワメントする、ピアカウンセリングの役割が重要である。あわせて、生活範囲の広がりをバックアップするため、市町村や圏域を越えて、相談支援事業者や支援機関の情報を共有できるネットワークの構築、情報共有の手法が必要となる。そこで、地域生活移行支援におけるピアカウンセリングの活用手法の検討と効果検証、広域的支援体制確保の検討を行い、相談支援機能の充実強化を図る。 |
事業概要 |
当事者参加による検討委員会を設置し、
①地域生活移行支援におけるピアカウンセリング活用方策の検討
②地域生活移行支援のためのサポーター研修
③モデル施設へのピアサポーター派遣試行と検証
④広報、啓発のためのツール(DVD)作成
を行った。 |
事業実施結果及び効果 |
地域で生活している当事者が、入所施設で生活している利用者にどのように地域生活を伝えるかについて交流研修を通じて検討を行った。また、入所施設に出かけ、入所施設利用者に地域生活を伝えたり当事者の案内で実際に地域生活を見学する等機会を持つことによる、利用者の意識の変革を検証した。
入所施設利用者からは、地域生活をイメージしやすくなったとの感想があり、引き続きこのような機会を持ちたいとの希望が多く、地域で生活している当事者との連携による働きかけを広げていく必要性が検証できた。
また、こうした取組みを地域に普及するためのDVD を作成することにより、地域の入所施設での意識啓発が図られる。 |
事業所/団体名称 |
大阪府福祉部障がい福祉室計画推進課制度推進グループ |
事業所/団体〒 |
540-8570 |
事業所/団体住所 |
大阪市中央区大手前2-1-22 |
事業所/団体TEL |
06-6941-0351(内線2481) |
事業所/団体FAX |
06-6942-7215 |
事業所/団体EMail |
YoshiokaM◎mbox.pref.osaka.lg.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL |
http://www.pref.osaka.jp/s_shogaifukushi/ |
報告書 |
地域生活移行・生活支援における相談支援機能強化方策検討事業「地域生活移行支援におけるピアカウンセリング活用試行実施及び 普及・啓発ツールの作成」報告書
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