項目 | 内容 |
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通番号 | 35 |
番号 | 2 |
年度 | 平成19年度 |
指定テーマ | 【指定テーマ4】 地域精神科医療等との連携を通じた地域生活支援モデル事業 |
事業名 | 多職種共同チームによる精神障害者の地域包括ケアマネジメントモデル事業 |
事業目的 | 精神障害者は,障害者特性があり福祉サービスを受けるためには,精神症状が安定していることが要件となることが多く,医療サービスが福祉サービスを下支えする構造によって支持される。 精神症状が中等度以上の精神障害者の地域支援を実現するためには,精神科病院並びに地域活動支援センターを中核とした地域包括ケアマネジメントを行い,医療福祉の多職種共同チームによる対応が必要と考えられる。今回は①ケアマネジメントツールの検討,②新たな資源としての生活支援ハウスの運営を目的とする。 |
事業概要 | 地域の社会資源を最大限活用し,医療福祉の多職種からなる共同チームによる支援を行い,当該精神障害者の地域生活を実現する。 そのために,①地域包括ケアマネジメントに有用性を持つツールを検討し,あるいは創造する。②生活支援ハウスの運営は、15年以上の入院歴を有する,中等度以上の精神障害者を対象とする。ケアホーム・グループホームと異なる点は,常勤の職員を配置しない点と,食事作りを行なわない点である。3人ずつのクラスターで1つのハウスを構成し、入所施設への退院者と比較したい。 |
事業実施結果及び効果 | ①ケアマネジメントツール「くらしとかつどう」は対象者登録、生活能力評価、支援計画作成などが可能なソフトで、特に生活能力評価結果は視覚的に捉えられる。全国の病院や施設での利用を期待したい。 ②生活支援ハウスは結局1 名のみの退院者に留まり、3 人をクラスターとした1 つのハウスを構成できなかった。一方、入所施設への退院は数名が可能となっている。今回の取り組みでは①を②に活かしたことになるが、支援者自身が対象者を評価し、退院への可能性を探るいい機会であった。また、多職種によるチームアプローチでケアマネジメント機能を活かせば、地域の資源を利用した自立支援ハウスへの運営への自信がついた。 |
事業所/団体名称 | 社会医療法人 城西医療財団 |
事業所/団体〒 | 390-8648 |
事業所/団体住所 | 長野県松本市城西1-5-16 |
事業所/団体TEL | 0263-33-6400 |
事業所/団体FAX | 0263-33-9920 |
事業所/団体EMail | info◎shironishi.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL | http://www.shironishi.or.jp/ |