障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成19年度 通番号36
項目 |
内容 |
通番号 |
36 |
番号 |
3 |
年度 |
平成19年度 |
指定テーマ |
【指定テーマ4】 地域精神科医療等との連携を通じた地域生活支援モデル事業 |
事業名 |
病診連携、病病連携、診療科連携等を通じた地域精神科医療モデル事業 |
事業目的 |
精神障害者が地域で生活する際には、福祉サービスだけでなく医療との関わりが不可欠である。そこで精神障害者が安心して質の高い医療をうけられるよう、病診連携・病病連携を愛知県及び名古屋市の協力のもと議論し、精神科領域の医療連携構築に向けての準備を行う。精神障害者が安全で効率的な医療を受けられるための病身連携、病病連携の現状の問題点について、愛知県を尾張地区、三河地区、名古屋地区の三地区に分けて検討会を行い、構築したホームページを活用して今後の医療連携の方向性を示す。 |
事業概要 |
#1 精神科診療所、精神科関連施設等を把握して、精神科医療の医療・施設を調査し、それに基づいて「精神科医療連携ホームページ」を開設した。(http://www.kokoro-dr.jp/)参加した医療機関は、ホームページ開設時点で75医療機関。#2精神障害者の合併症にかかわる連携の実態を調査し、2,382例の合併症症例について検討・分析した。#3尾張、三河、名古屋の三地区の地域で、「地域連携のための研究会」を立ち上げ、意見を記録した(資料3)。#4作成したホームページ上に精神科におけるセカンドオピニオン(セカンドライン)についてのQandAを掲載し、県民市民に広く公表し実施する準備を行った。 |
事業実施結果及び効果 |
この事業によって、公私の精神科医療機関が一堂に会するという議論の場が作られた。次年度以降の県市の事業として地域の精神科救急体制や自殺対策に活用できる土台ができた。#1精神科医療連携ホームページによって精神障害者および広く県民市民は、精神科医療連携に関する適切な情報が得られる。#2精神障害者の合併症にかかわる連携の実態を把握・分析し議論したことで、現状の総合病院精神科の役割機能についての議論ができた。#3三地区の地域の「地域連携のための研究会」を立ち上げた。#4ホームページ上に精神科におけるセカンドオピニオン(セカンドライン)についてQandAを掲載し、県民市民が精神化領域での医療を自ら選択し評価することのできる状況を準備した。 |
事業所/団体名称 |
社団法人 愛知県精神病院協会 |
事業所/団体〒 |
460-0008 |
事業所/団体住所 |
愛知県名古屋市中区栄4-14-28 |
事業所/団体TEL |
052-243-7530 |
事業所/団体FAX |
052-331-2216 |
事業所/団体EMail |
jimukyoku◎aiseikyo.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL |
http://aiseikyo.or.jp/ |
報告書 |
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