項目 | 内容 |
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通番号 | 42 |
番号 | 9 |
年度 | 平成19年度 |
指定テーマ | 【指定テーマ4】 地域精神科医療等との連携を通じた地域生活支援モデル事業 |
事業名 | 地域精神科救急システムを活用した地域精神科医療施設の共同運用による地域生活支援モデル事業 |
事業目的 | 盛岡医療圏(人口約 59万人、面積 6,314km2)で既に稼働している精神科救急医療システム参加医療機関が共同で運営、活用できる相談支援事業所(ソーシャルサポートセンター、以下「SSC」)を新設し、精神科救急情報センター(以下「情報センター」)との緊密な連携により、地域生活を目指す(或いは既に行っている)精神障害者の医療・生活に関する情報を一括に管理し、医療機関の連携の要としての役割を担うと共に、相談支援事業、地域活動支援センター、自立(生活)訓練等を包括的かつ効率的に行える新しい支援モデルを構築・実践した。 |
事業概要 | SSCに3名の相談支援専門員(精神保健福祉士、以下「PSW」)を配置し、下記の事業を実施した。 1)精神科救急システムにおける初期相談機能 2)地域移行に関するアンケート調査 3)退院支援のためのグループワーク 4)相談支援事業 5)保健・医療機関従事者を対象とした普及啓発事業の実施 6)地域活動支援センター(Ⅰ型)に準じた支援 7)自立訓練(生活訓練)に準じた支援 |
事業実施結果及び効果 | 精神科救急医療システムの基幹病院が相談支援事業所を設置し、情報センターの機能も併せ持つことによって以下の効果が得られた。 1) 基幹病院における初期治療、転院先の精神科病院等における治療の継続、SSC と精神科病院等との協同での地域移行支援という一貫した支援体制を作ることができた。 2) 社会的入院者の地域移行を精神科病院等のPSW から、SSC のPSW へと円滑に引き継ぐ流れを作ることができた。 3) 精神科病院等の医療従事者と地域の障害福祉サービスとを繋ぐことができた。 今後は、本モデル事業で新設したSSC の特性を十分に活かしながら、精神科病院等と協同でケアマネジメントを積極的に実践して社会的入院者の地域移行を推進すると共に、地域精神科救急医療システムを効率的かつ効果的に運用していく。 |
事業所/団体名称 | 学校法人 岩手医科大学 |
事業所/団体〒 | 020-8505 |
事業所/団体住所 | 岩手県盛岡市内丸19-1 |
事業所/団体TEL | 019-651-5111 |
事業所/団体FAX | |
事業所/団体EMail | |
事業所/団体URL | http://www.iwate-med.ac.jp/ |