障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成19年度 通番号46
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通番号 | 46 |
| 番号 | 13 |
| 年度 | 平成19年度 |
| 指定テーマ | 【指定テーマ４】 地域精神科医療等との連携を通じた地域生活支援モデル事業 |
| 事業名 | 精神障害者の地域生活ケアマネジメントと地域生活ケアモデル開発 |
| 事業目的 | 「入院医療から地域生活へ」という流れの中で、各地域では退院促進支援事業の取り組みが行われている。社会的入院患者の退院の数値の実践はあがっているが、その支援のプロセスに着目することにこそ、地域移行および地域生活継続の支援要素が明らかになるのではないかと考えた。そこで、本研究は、社会的入院患者の地域移行と地域継続支援における地域移行支援者に必要な支援行動について、ハイパフォーマー（好業績者）による成功事例を分析・調査し、汎用性の高い支援サービスのモデルを提示することを目的とした。 |
| 事業概要 | １．事例調査『地域移行支援者』のコンピテンシーモデル事業に関する研究 地域移行や地域移行継続支援の成功事例の支援の経過をもとにして、その過程で支援者がどのような点に着目し、どのような基準で行動しているのかをインタビュー調査で明らかにした。 ２．沖縄の地域継続支援の事例集 地域資源の少ない地域である沖縄の事例を通して、地域移行支援における他職種との連携における実践例をまとめた。 |
| 事業実施結果及び効果 | 地域移行支援者が精神障害者を退院させて安定した生活を送るために必要なコンピテンシーは、①本人の動機付け（本人の意識の維持への働きかけ）②マネジメント（スティクホルダーの動機付け、支援方法を策定し実行する行動）、③支援機関の開拓（社会資源の活動内容を把握し、必要なときに必要な社会資源を選択できることを目的とした行動）の3 つの枠組みを適時適切に行っていることが判明した。 効果としては、地域移行支援者のコンピテンシーが明らかになることで、地域移行を促進するための人材育成のステップが可能となり、人事効果等への応用も期待できる。 |
| 事業所／団体名称 | 社会福祉法人富士福祉会 研究会東京事務所 |
| 事業所／団体〒 | 195-0063 |
| 事業所／団体住所 | 東京都町田市野津田町1832-5 |
| 事業所／団体TEL | 042-736-8421 |
| 事業所／団体FAX | 042-736-8588 |
| 事業所／団体EMail | shimizu◎fujifukushikai.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
| 事業所／団体URL | http://www.fujifukushikai.or.jp/ |
| 報告書 | 障害者自立支援調査研究プロジェクト報告書 精神障害を主とする障害者の就労移行支援手引き |
