障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成19年度 通番号56


項目 内容
通番号 56
番号 7
年度 平成19年度
指定テーマ 【指定テーマ5】 障害者自立支援協議会機能強化事業
事業名 自立支援協議会援機能強化支事業(施設入所者地域移行ケアマネジメントサポート)
事業目的 入所施設の新体系移行に向けて、退所が予想される現入所者の不安を解消し本人の望む自立した地域生活が設計できるよう、当該対象者に係る一連のケアマネジメントのシミュレーションを実施する。
実施後、移行先となる各地域の自立支援協議会に社会資源の充足状況などの検討材料を提供し、地域自立支援協議会の機能強化と活性化を支援し、今後の入所施設の新体系移行に伴い退所者の円滑な地域移行を推進し、併せて県内入所施設の新体系移行の促進を図ることを目的とする。
事業概要 入所施設からの退所が予想される者を把握し、インテークからアセスメント、障害程度区分認定、ケアプランの作成及びエンパワメントまで、本人、家族のニーズを丁寧に汲みいれた一連のケアマネジメントのシミュレーションを指定相談支援事業所に委託し実施する。
行政側としては千葉県版ケアマネジメントツールを活用した相談支援専門員の育成とケアマネジメントの推進及び定着をするために人材を育成する。
このシミュレーションにより、当該事業の同意者(参加者)の地域移行先となる市町村の課題、検討事項が明らかになり、地域移行先となる地域自立支援協議会において協議、検討をする。
事業実施結果及び効果 当該事業の実施による効果は次の二点である。
一つ目は対象者本人及び家族における施設退所の不安が多少なりとも和らぎ、本人の望む地域生活に希望が持てたことと同時に地域移行の課題も明らかになったことである。
地域移行の主な課題は対象者のニーズに応じた居住の場、移動支援、日中活動の場の質と量及び地域移行後の相談支援体制である。
二つ目は一連のケアマネジメントの過程を相談支援専門員に実践的に関わらせることで、障害者ケアマネジメント全体の質の向上と普及及び相談支援専門員の育成を図ることができた。
また、相談支援専門員が、施設退所者が地域移行した際の本人、家族一人一人にとっての「信頼できる相談支援者」となることで、地域生活の拠り所を地域に周知することもできた。
なお、今後の実施予定であるが、今回の事業で明らかになった地域の課題を市町村に提示して、地域自立支援協議会においてこの課題と地域の社会資源の充足状況や地域生活支援体制を検討する機会を設ける予定である。これにより、地域自立支援協議会の役割を明確にし、その活性化を図ることを予定している。
事業所/団体名称 千葉県健康福祉部障害福祉課
事業所/団体〒 260-8667
事業所/団体住所 千葉市中央区市場町1-1
事業所/団体TEL 043-223-2935
事業所/団体FAX 043-222-4133
事業所/団体EMail syohuk◎mz.pref.chiba.lg.jp (◎を@に置き替えてください)
事業所/団体URL http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_syoufuku/index.html
報告書 自立支援協議会機能強化支援事業(概要報告資料)
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報告書 参考資料
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報告書 地域自立支援協議会での検討事項(案)
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