項目 | 内容 |
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通番号 | 68 |
番号 | 8 |
年度 | 平成19年度 |
指定テーマ | 【指定テーマ7】 障害者地域移行支援プログラムの開発に関する調査研究事業 |
事業名 | 会津若松市における退院促進・地域支援のための地域精神保健福祉ネットワークの構築と、精神科病院機能強化の実践研究 |
事業目的 | 退院促進を行うには地域での生活支援が必須であるが、会津若松市では、精神科医療と地域精神保健サービスとの連携はいまだ不十分である。精神障害者の地域移行を実行に移すために、医療機能強化と、地域で受け入れるサービスのネットワーク化を推進するためのプロジェクトを立ち上げ、来年度から本格的に取り組む準備を行っている。この具体的プログラムを策定、実行するために、必要な地域(体制整備)コーディネーターと地域移行推進員を養成し、試行的に今年度中に20 人程度の退院対象者を選定し地域移行支援に取り組み、生活支援への実践プロセスを開発検証する。 |
事業概要 | 1 月に事業説明会、2 月に地域生活移行セミナーを開催し、地域全体の課題として、地域生活移行を考える啓発活動を行った。 県、市との意見交換をすすめ、会津若松市においては、すでに自立支援協議会が活動しており、プロジェクトを紹介し連携を深めて、互いの活動をよりよいものにすることを確認した。 2 回の準備会を経て、行政、関係機関をメンバーとした推進委員会を設立。20 名の利用者の選定も進み、事業の進め方、個別退院計画の作成方法、役割分担についても確認した。 竹田綜合病院精神科内にこれまであった退院促進の組織を新しい組織に再編。新たに退院支援委員会を組織し、退院活動部門、急性期部門、教育部門、外来支援部門の4 つの部門を置いた。 |
事業実施結果及び効果 | 地域との連携では、事業説明会、セミナーの開催で、行政、医療、福祉等分野の意識啓発ができた。行政担当者からは今回の事業と自立支援協議会の連携の必要性について考えを述べてもらい、共通認識とした。 地域(体制整備)コーディネーターは専任の精神保健福祉士を配置。 地域移行推進員は病院の看護師OB を新規雇用。竹田綜合病院内の医療チーム発足。 推進委員会では、課題を整理し、地域自立支援協議会と連携して課題解決にあたれるよう体制整備、協議を進めている。 入院中に地域の自立訓練、就労継続事業等の体験利用をすでに実施し、自立生活体験室の整備も済み、外泊体験に向け動き出している。 |
事業所/団体名称 | 社会福祉法人 会津療育会 |
事業所/団体〒 | 965-0082 |
事業所/団体住所 | 福島県会津若松市神指町榎木檀73番地 |
事業所/団体TEL | 0242-39-2271 |
事業所/団体FAX | 0242-32-3930 |
事業所/団体EMail | jimu-agasse◎agasse.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL | http://www.shogaisha-sodan.or.jp/ |