障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成19年度 通番号101
    	
	
	
	
		
			| 項目 | 内容 | 
	
	
		
			| 通番号 | 101 | 
		
			| 番号 | 22 | 
		
			| 年度 | 平成19年度 | 
		
			| 指定テーマ | 【一般公募枠】 | 
		
			| 事業名 | 薬物依存症者が社会復帰するための回復支援に関する調査 | 
		
			| 事業目的 | 「薬物依存症」とは、薬物乱用をやめようとしてもやめられなくなる精神的疾患である。依存症は本人の体、心、人間関係に重大な問題を引き起こすが、回復には長い年月を要する場合も多い。 ダルク(ドラッグ・アディクション・リハビリテーション・センター)とは、共同生活しながら社会復帰を目指そうとする施設で、薬物依存症の回復支援に実績をもっている。そこで、全国のダルクに対する調査を行い、薬物依存症の社会復帰にむけての支援にはどのような手法があり、どのような配慮が必要であるのかを明らかにすることが本事業の目的である。
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			| 事業概要 | 全国のダルクに対して質問紙と聞き取りによる調査を行った。調査対象は、ダルク運営母体と施設それぞれの職員、利用者である。職員に対する調査の内容は、各施設の活動内容、規模、利用者数、関係する機関、職員の実態などである。利用者に対する調査の内容は、入所までの生活歴、治療歴などの経過、入所後の治療的取り組みの内容、現在困っている事などである。調査結果は個人情報保護に注意しながら統計的な処理を行った。なお、調査項目の検討や結果の処理、考察について学識経験者や関係者による調査検討委員会を組織して会議を繰り返した。 | 
		
			| 事業実施結果及び効果 | ダルク職員に対する調査結果として、運営団体の構成や活動内容、関係機関との連携の実態、職員の現状や、職員が自立支援法下でどのような問題を感じているのかが明らかになった。利用者に対する調査結果として、入所までの生活歴やダルク利用のきっかけ、利用してからの生活と、どのように社会復帰を果たすのかが明らかになった。本研究はダルクにおける支援の特性と、薬物依存症者の社会復帰過程を客観的に明らかにした。これに基づいたよりよい支援システムが実現すれば、薬物乱用問題に苦しむ幾多の本人、家族への助けとなると考える。 | 
		
			| 事業所/団体名称 | 特定非営利活動法人 東京ダルク | 
		
			| 事業所/団体〒 | 116-0014 | 
		
			| 事業所/団体住所 | 東京都荒川区東日暮里3-10-6 | 
		
			| 事業所/団体TEL | 03-3807-9978 | 
		
			| 事業所/団体FAX | 03-3875-8760 | 
		
			| 事業所/団体EMail | darc@eb.mbn.or.jp (◎を@に置き替えてください) | 
		
			| 事業所/団体URL | http://tokyo-darc.org/ | 
		
			| 報告書 | 「薬物依存症者が社会復帰するための回復支援に関する調査」報告書 
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