障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号27
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通番号 | 27 |
| 番号 | 1 |
| 年度 | 平成20年度 |
| 指定テーマ | 【指定５】 障害者の地域生活移行を推進するための調査研究事業 |
| 事業名 | 罪を犯した知的障害者の自立に向けた効果的な支援体制と必要な機能に関する研究 |
| 事業目的 | 罪を犯した知的障害者は、矯正施設出所(院)後、地域社会で生活するための支援が不十分なため、再犯を繰り返す確率が高いことなどが社会的な問題となっている。 こうした知的障害者の再犯を防ぎ、地域社会での生活に円滑に移行するために、どのような機能を持った支援体制を整備することが効果的であるのか、その体制のあり方と必要な機能について研究することを目的とする。 |
| 事業概要 | 当法人及び事業委託した２法人において、それぞれ、矯正施設・更生保護委員会・保護観察所等と連携して合同支援会議を開催し、矯正施設を退所(院)する知的障害者を実際に直接受け入れ、自立訓練や就労移行支援を行う具体的実践の中で、支援技術の蓄積・各制度の課題検討を実施する。また、セミナーを開催して、本事業の現状・課題・展望等を広く発信して必要性の啓発を図る。 さらに、社会生活定着支援センターに必要な仕組みや機能について協議・検討して、国へ提言や運営マニュアルの作成等を行う。 |
| 事業実施結果及び効果 | 事業実施３団体において、８名についての合同支援会議を実施し、福祉サービス受給手続きや個別支援計画作成などに活かされ、実際に４名を受け入れ継続支援中であり、新たな支援プログラムの開発や連携のあり方などを提示した。また、セミナーを３カ所で開催し、それぞれ多数の参加者を得て、本事業に関する普及啓発を図った。 社会生活定着支援センターに必要な仕組みや機能について協議・検討するため、研究検討委員会及びワーキングチームを設置して討議を重ね、国への提言や運営マニュアル(地域支援の手引)、支援の事例集の作成等を行った。 |
| 事業所／団体名称 | 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 |
| 事業所／団体〒 | 370-0865 |
| 事業所／団体住所 | 群馬県高崎市寺尾町２１２０－２ |
| 事業所／団体TEL | 027-320-1501 |
| 事業所／団体FAX | |
| 事業所／団体EMail | webmaster◎nozomi.go.jp (◎を@に置き替えてください) |
| 事業所／団体URL | http://www.nozomi.go.jp/ |
| 報告書 | 「罪を犯した知的障害者の自立に向けた効果的な支援体制と必要な機能に関する研究」報告書 |
