障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号29
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通番号 | 29 |
| 番号 | 3 |
| 年度 | 平成20年度 |
| 指定テーマ | 【指定５】 障害者の地域生活移行を推進するための調査研究事業 |
| 事業名 | 地域移行支援者に必要な育成システムの策定と地域支援システムに与える影響の関係性について |
| 事業目的 | 19年度研究事業のコンピテンシー項目を尺度化し、より良い支援のチェックリスト並びに支援者育成プログラムを提案する。有識者会議によりコンピテンシーモデル仮説を設定したのち、質問紙調査を実施して、仮説の実証を行った。また、実践者が現在のコンピテンシー項目を達成するまでのプロセスを明らかにするため、キャリア形成、ライフコース研究を行った。 |
| 事業概要 | 全国の地域生活移行実践者（17名）が都内に集まり、「優秀な地域生活移行支援者」の行動特性に関する協議を行い、13項目の仮説を設定した。 その仮説をもとに質問紙設計を行い、精神科を有する医療機関職員、地域生活支援センター、精神障害者生活訓練施設、福祉ホーム等、地域生活移行に関連がある施設4,447事業所全数を対象に調査を行った（有効回答率30．8%）。その結果、仮説が統計的に実証された。 また、15名の方のキャリア形成、ライフコースに関するインタビュー調査を実施し、生い立ちから現在に至るまでのキャリア形成プロセスを明らかにし、地域移行支援者を育てるための人材フローを提案した。 |
| 事業実施結果及び効果 | ① チェックリストが明らかになることで、今後地域移行支援者を育成する上での指針となることが想定される。その後の、地域移行支援者研修プログラムや、地域移行支援事業者（法人）での資格要件表等人事制度への活用が想定される。 ② 支援システムの重要性を明らかにし、その支援システムが地域移行支援者のどんな能力をサポートしているかが明らかになる。 上記のことから、地域のベテラン支援者が想定している精神障害者の望ましい地域生活移行像が定性化される。これによって支援の検証が可能となり、効果的な支援の普及が促進される。 |
| 事業所／団体名称 | 社会福祉法人 富士福祉会 |
| 事業所／団体〒 | 195－0063 |
| 事業所／団体住所 | 東京都町田市野津田町1832-5 |
| 事業所／団体TEL | 042-736-8421 |
| 事業所／団体FAX | 042-736-8588 |
| 事業所／団体EMail | shimizu◎fujifukushikai.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
| 事業所／団体URL | http://www.fujifukushikai.or.jp/ |
