項目 | 内容 |
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通番号 | 148 |
番号 | 69 |
年度 | 平成19年度 |
指定テーマ | 【一般公募枠】 |
事業名 | 循環型地域福祉支援体制開発事業 |
事業目的 | 少子高齢化や過疎化、身近なコミュニティの崩壊などに伴って、障がい者のみならず生活支援のニーズが増加、多様化している。しかし、従来の福祉制度では画一性・公平性を担保するため、個別的なニーズへの対応、包括的支援がしにくく、支援からこぼれおち課題が深刻化することも多い。これからの地域には従来の制度事業と連携しながら、生活課題に密着しつつ、相互扶助を基盤とした新しいシステムが求められる。本事業はそのモデルとして「循環型地域福祉支援体制」を発案し、モデル事業実施と検討によってその有用性と今後の可能性を検証する。 |
事業概要 | 利用対象者を限定せずに利用できる地域拠点「コミュニティハウス」を開設し、「集いの場」(日中活動)「複合型住居」(居住支援)「仕事づくり」(就労支援)の3 本の機能を備え、コーディネーターと配置し、地域の関係機関と連携しながら諸事業を展開する。 事業実施にあたっては、参画した当事者を単なる福祉対象者としではなく、担い手になることができ同時に地域の多様な人材や機関をマネジメントできる仕組み(=循環型支援)を模索し、本事業におけるコーディネーターの専門性を明らかにし、その事業実施のノウハウを蓄積する。 |
事業実施結果及び効果 | 釧路市内に「集い」「居住」「仕事」の3つ機能を持つ「コミュニティハウス冬月荘」をモデル的に実施。対象者を限定しない利点を生かし、地域の関係者との連携により多様なニーズを持つ人への支援を展開。地域住民のべ約2000名(9月~3月)の利用があった。 実践においては多様な相互扶助が図られ、従来の福祉サービスでは実現しにくかった循環型支援の手がかりを多く得ることができた。また、検討会議を通して、生活課題の多様性とそれに即応する社会資源の必要性、専門性が検証され、報告書によって一定程度の体系化、今後へ提案をすることができた。 |
事業所/団体名称 | 特定非営利法人 地域生活支援ネットワークサロン |
事業所/団体〒 | 085-0835 |
事業所/団体住所 | 北海道釧路市浦見4-2-3 |
事業所/団体TEL | 0154-44-5527 |
事業所/団体FAX | 0154-44-5528 |
事業所/団体EMail | info◎n-salon.org (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL | http://n-salon.org/ |