項目 | 内容 |
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通番号 | 72 |
番号 | 14 |
年度 | 平成20年度 |
指定テーマ | 【指定7】 精神障害者の円滑な地域移行のための地域体制整備に関する調査研究事業 |
事業名 | 精神障害者の退院促進及び地域移行のための地域体制整備に関する調査研究事業 |
事業目的 | 本市の障害福祉計画(第1期)において、平成23年度末までに地域生活への移行支援の目標数を14人と掲げているが、平成19年度の本市の状況から、地域の資源が少ないということから彼らの退院後の受け皿が限定していること、地域の精神障害者への理解を得ることが困難なこと、支援者側の受け入れ体制が整っていないことなど、地域での受け入れ条件が十分に検討されず、整備されていないことという課題が明るみになった。そこで、精神障害者を住み慣れた地域で生活しやすい環境を整えて地域移行を推進していくためには、新たな地域体制整備を確立するというハード面の視点からの支援と、人的支援、地域住民への理解、家族支援などソフト面からも整備していく必要があり、その十分な分析・新たな体制の構築が必要であると考える。 以上のことから、受け入れ条件が整えば退院可能な精神入院患者の退院促進を推進するとともに、地域ケアの推進を図ることを本事業の目的とする。 |
事業概要 | ①精神障害者保健福祉手帳所持者に対する生活実態のアンケート、②民生委員へのアンケート、③各種研修会(病院内での入院患者と看護スタッフに対する研修会、WRAP講演会、こころの病についての理解とやどかりの里の取り組みについての講演会、人格障害者についての研修会)、④先進地視察(神戸市、京都府山城北保健所、出雲市のふあっと、さいたま市のやどかりの里、三鷹市の巣立ち会)、⑤本事業の検証、地域移行支援の体制のあり方等についての話し合いのため、ワーキングの開催、⑥精神保健福祉の情報をまとめたしおりの作成を行った。 |
事業実施結果及び効果 | 手帳所持者に対する生活実態のアンケートや民生委員へのアンケートを通して、普及啓発活動を中心に本事業を進めていった。各種研修会では、一般市民、家族や当事者に対するもの、支援者に対するものなどを行い、参加者を多く得ることができ、広く精神障害者への理解を得ることができた。また病院内研修会では、この病院で地域から出向いて研修会を開くことが初めてだったため、病院側も地域側にとってもいい刺激となり、多大な効果を得ることができた。 事業の客観的評価を行うためのワーキングでも市内の関係機関が集まって一つの話題について話し合う良い機会になったので、本事業の効果は大いにあったと考える。 |
事業所/団体名称 | 伊丹市役所 健康福祉部健康生活室障害福祉課 |
事業所/団体〒 | 664-8503 |
事業所/団体住所 | 兵庫県伊丹市千僧1丁目1番地 |
事業所/団体TEL | 072-784-8032 |
事業所/団体FAX | 072-784-8036 |
事業所/団体EMail | |
事業所/団体URL | http://www.city.itami.lg.jp/home/KENKOFUKUSHI/SYOGAIF.html |