障害者自立支援調査研究データベース 事業実施報告内容 平成20年度 通番号81
項目 |
内容 |
通番号 |
81 |
番号 |
8 |
年度 |
平成20年度 |
指定テーマ |
【指定8】 精神科医療の機能強化に関する調査研究事業 |
事業名 |
地方都市型精神科救急医療システムと社会福祉サービスの連携のあり方に関する研究・・・共同運用型相談支援事業所活用の試み・・・ |
事業目的 |
①盛岡圏域における基幹病院にのみ依存した地方都市型精神科救急医療システムの利用実態や精神障害者等における認知度を明らかにすることで、盛岡圏域の精神科病院や社会福祉サービス事業所の役割を明確にすること
②精神科救急医療システムの頻回受診者を対象に、種々の社会資源の有効活用促進を目的とした心理教育プログラムの開発とその有効性を評価すること
③それらの成果を自立支援協議会と共有しながら、地域全体で基幹病院を支える新しいモデルを構築すること
を目指した。 |
事業概要 |
(1) 精神科救急医療に関するアンケート調査
盛岡圏域の精神科病院の受診者等791 人を対象に、精神科救急医療システムの利用実態及び精神科救急医療システムに係る調査・解析
(2) 心理教育プログラム
・SST・心理教育プログラム実施のための人材育成研修
・心理教育プログラムを作成と精神科救急頻回受診者への実施
・上記心理教育プログラムの実施と評価
(3) 精神科医療関係者等連絡会議
本研究事業の指導・助言等を目的として、医療機関、相談支援事業所、行政の各代表者による連絡会議を設置、将来的には、圏域の自立支援協議会の一部会として関係機関との連携の要として活用を想定
(4)精神科救急医療システムの啓発
・精神科救急医療システムの啓発を目的とした研修会の開催
・リーフレット作成・配布 |
事業実施結果及び効果 |
(1)地方都市型精神科救急医療システムへの受診者の利用実態や救急情報センターの認知度を明確にした。
(2) 病気や服薬に関する理解度の向上、精神科病院・相談支援事業者など社会資源の有効活用の促進による頻回者への適切な支援等を内容とする汎用性のある心理教育プログラムテキストの開発
(3)研修の開催や救急情報センターのパンフレットの作成・配布により、市民も含めた地方都市型精神科救急医療システムの理解度の向上を図った。
今後は、開発した心理教育プログラムを活用して、関係者と連携しながら、精神障害者本人・家族・ボランティア等を対象に学習会を行うなどにより、精神障害者が地域の社会資源を有効に活用しながら地域で安心して暮らしてくことが継続するよう運用していく。 |
事業所/団体名称 |
特定非営利活動法人 いわてソーシャルサポートセンター |
事業所/団体〒 |
020-0015 |
事業所/団体住所 |
岩手県盛岡市本町通1丁目9-14 JT本町通ビル |
事業所/団体TEL |
019-651-6282 |
事業所/団体FAX |
019-651-6282 |
事業所/団体EMail |
m-funayama.sscm◎bz03.plala.or.jp (◎を@に置き替えてください) |
事業所/団体URL |
http://business4.plala.or.jp/sscm/ |
報告書 |
地方都市型精神科救急医療システムと社会福祉サービスの連携のあり方に関する研究-共同運用型相談支援事業所活用の試み-実施報告書
|