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第3回国連防災世界会議
ワーキング・セッション
レジリエンス文化の構築における教育と知識

発表要旨

兵庫県知事 井戸敏三

阪神淡路大震災は20年を迎えて、これまでの教訓や経験をどのように積み重ねてきたか、また今後の災害にどう備えていくのかを発信してきた。その中で重要なことは、阪神大震災の記憶や体験を忘れないで伝えていくこと、今までの教訓や経験を生かして、30年以内に70%の確率で起こると言われているマグニチュードCクラスの地震、そして津波に備えることが必要だと述べた。そのためには、学校における防災教育の重要性を述べ、実践的な防災として「忘れない、伝える、生かす、備える」を目標にしながら、いかに体で逃げることの対応ができるような、そのような事前の策を作り上げていく必要があると強調した。