[米国]ナビゲーターのための新しい資料集

リハ協ブログ2014年3月15日より転載

 

アメリカン・アソシエーション・オン・ヘルス・アンド・ディスアビリティ(American Association on Health and Disability:AAHD)が実施している全国障害ナビゲーターリソース協力プロジェクトNational Disability Navigator Resource Collaborative:NDNRC)において、新しい資料集「リハビリテーションとハビリテーションのサービスと機器(Rehabilitation and Habilitation Services and Devices)」を公表しました。

NDNRCは、障害者がオバマケアにおける健康保険を選択する際に相談に乗ってくれるナビゲーターと呼ばれる人々を支援するためのプロジェクトで、ナビゲーターに役立つ資料集を発行しています。今回の資料集は4冊目です。リハビリテーションとハビリテーションに関して障害者がナビゲーターに尋ねそうな質問に答える形をとっています。

例えば、「リハビリテーションとハビリテーションのサービスと機器について知っておかなければならないことはなんですか」、「リハビリテーションサービスにはどのようなものがありますか」、「ハビリテーションサービスにはどのようなものがありますか」、「マーケット・プレイスで販売されている健康保険はリハビリテーション、ハビリテーション、機器をカバーしていますか」などの質問に対してどのように答えたらよいかということが記述されています。

以前も紹介しましたが、「患者保護並びに医療費負担適正化法(Patient Protection and Affordable Care Act:PPCAC)」に基づくオバマの医療改革(オバマケアと呼ばれている)により、2014年1月1日以降、なんらかの医療保険への加入が義務付けられており、加入しなければ罰金を取られます。2014年度の医療保険への加入は3月31日までとなっています。

どのような保険に入れば良いかについて情報提供してくれる公的な機関がヘルス・インシュランス・マーケットプレイス(Health Insurance Marketplace)で、個人的な相談に乗ってくれるのがナビゲーターです。

資料集は、下のURLでみることができます。(寺島)

http://www.nationaldisabilitynavigator.org/ndnrc-materials/fact-sheets/fact-sheet-4/

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